応援コメント

1芋 幸せの形は妹で」への応援コメント

  •  読ませて頂きました! と言っても、どこかの企画から――だったりする訳では無いです。偶然発見(発掘?)致しまして、近況ノートに『アドバイスを!』とのことでしたので、私的な評価を書き残そうと思います(語彙力があるとは言ってない)。

     まず、ですが。初めに目に付くのが『()』、かぎかっこの使い方ですね。基本、小説内で擬音を現すことは少なく、ましてや会話文の後に『()』が来るのは素人と呼ばれるんじゃないかレベルです。
     一部引用致しますが、

    ――――――――――
    「ただいま、ってなんでまた居るんだよ」

    「いやいや、逆になんでまたいないと思ったのですか?」

    「胸を張って言うことじゃないだろ!」(ズクシッ)

    「あぅ…♡」

    ――――――――――

     という会話文の、『(ズクシッ)』という部分。タイトルに関連させているのか、動きを表したいのかは分からないですけど、見た瞬間に硬派の読書家にとってはあまり歓迎されません。
     その擬音を抜きにして読めば完成度の高い会話文であり、尚且つ『♡』の面白さも際立つと思います。

     消すのが惜しい、という場合には、

    ――――――――――
    「胸を張って言うことじゃないだろ!」

    ――ズクシッ。

    「あぅ…♡」

     目の前にいる女子の額に――

    ――――――――――

     と繋げると良くなるんじゃないかなと思います。

     また、

    ――――――――――

    「んで、勝手に部屋を漁ったりしていないだろうな?」

    「も、もちろんですとも」(目を逸らす)

    「目が泳いでるぞ?」
    ――――――――――

     の部分も同様に、説明などいりません。次の文がしっかりと説明できているので、逆に拙さというか幼稚感が溢れ出てしまいます。
     ということで、『()』、というよりかは擬音や動作の表し方、という部分に気を付けると良いと思います。

     続いて、次に気になる点と言えば不思議な文章構成です。
     初めは「」と文章の間に一行間があり、そのすぐ後の会話文と文章に行はありませんでした。余白と文字の関係性を考え、小説を意識するなら全て行は空けず、読み易さ、読者への配慮などを考えるなら全てに行を空ける、など。
     そういった、全体で統一された文章構成にすることで、さらに読み易くなると思います。


     総評ですが、物語として1話目は素晴らしく思わずニヤニヤが止まりません。この後すぐにでも次の話を読み進めたい程です(*´ω`)
     会話も面白く、流れも完璧に書けていて分かり易く、それでいてユーモアもありクスリと笑えてしまいます(*´з`)

     このまま、今度は文体、内容では無く、文字の使い方や表し方を意識してみれば、大成も夢ではないと思います。
     応援しているので、頑張ってください!

    作者からの返信

    わざわざありがとうございます!

    そうですね……確かに(ズクシッ)というのは読まれる方からすれば邪魔なものだったかもしれません……。
    とあるライトノベルで使われていた方法を引用してみたのですが、失敗だったみたいですね。
    ですが、やっぱり『ズクシッ』に込めている想いもあるので、提案して頂いた方法に書き換えてみようと思います!


    やっぱり行が苦手ですね……。
    どこで変えたらいいのかが分からなくて。
    あの3行を強調したつもりだったのですが、違和感を感じられたのなら、変えた方がいいのかもしれません……。

    わざわざ長文で指摘をしていただき、ありがとうございました!
    是非参考にさせていただきます!
    ペコリ((・ω・)_ _))