現代風かつ誰もが憧れた謎のガジェットを通じて、研ぎ澄まされる感覚とそれぞれに与えられし特殊能力。
少年心をくすぐる重要専門用語に、人間味溢れてて頼りがいのあるクラスメイトや先輩達。
想いを寄せるヒロインのため、非力な男子高校生が立ち上がる!!
来年度の特撮ヒーローか!?
否! ライトノベルである!!
最新話がちょうどきりのいい所まで来ていたので、良いタイミングで拝読させて頂くことが出来ました。
手に入れた力は決して使い勝手の良いものではなく、眩しいあの子との関係もそう簡単にはうまくいかない。
それでも、だからこそ時間をかけて、自らの力と自分自身を少しずつ成長させていく。
これこれ、こういう主人公を求めていたんだよ! と思わせてくれる作品です。
毎週日曜、テレビに食いついて画面を見つめていたあの記憶。(今もなおですが)
リビングに響きわたる、スタイリッシュでお洒落な変身待機音。
微かに鳥肌が立ち、身体の芯が熱を帯びていくようなあの感覚。
まさか、カクヨムの小説でも味わえるとは。
これこそランキング上位に鎮座すべき作品でしょう!?
定期的に満足感を与えてくれ、なおかつ次へのワクワク感も持たせてくれる。
テンプレや長文タイトルが大多数を占める中、この作品を描いてくださって本当にありがとうございます。
犬飼みたいな友人が欲しい高校生活でした。
イレイズと呼ばれる異形と戦う高校生能力者(ビショップ)の話。
戦闘描写も丁寧かつ、臨場感があり、じっくりのめり込んで読んでます。
個人的には、ビショップとして戦う時はカッコよくて強いのに、極度の人見知りコミュ障のネガティブ先輩・長谷川が好きです。
気配を消して、他人に姿を見せず会話するあたり、いいキャラだと思っています。
芥先生など、登場人物の細かい設定や人間関係がしっかり練られていて、ムッチャおもしろいですね。
主人公と憧れの幼馴染、円ちゃんとの恋が実るのか、とても気になる展開です。
幼馴染、先輩、先生などのなかで、主人公のビショップとしての成長にも期待です。