本編~第七部開始ニュアンス評価バージョン2~
フィンラガン カスクストレングス【スコッチ】
今回はバーでハイボールが美味しかったこちらを紹介です!
フィンラガン カスクストレングス
ボトラーのザ・ヴィンテージ・モルト・ウィスキー・カンパニーからアイラのシングルモルトウイスキーです。蒸留所は非公開です。
ボトルデザインは通常のものカラーバリエーションのような外見をしておりますが、こちらはアルコール度数58%です。
通常版は個人的にもう一声という印象でしたが、このカスクストレングスは大満足の味わいです!
〇ストレート
モルトと煙さスパイス感がありますが、アルコール刺激も強いです。
味わいはモルト、赤唐辛子と煙さ甘味が濃厚ですが、レモン系の爽やかさも感じられます。
ただ流石に度数が高い印象です。
〇加水
香りは海風とモルトの背後に静かな煙さを感じます。
味わいは始めにモルト、短く赤唐辛子が現れ、ここから甘味が続きます。レモンの柑橘感とそれを追い越すような黒煙のスモーキーさが濃厚です。
干してからの煙の余韻とビターさは上品です。煙さは肉厚で這うような感じで薬品感はありません。
濃厚でいて飲みやすくなります。
〇ロック
香りにはピート系の煙さがありますが、爽やかで甘い印象が強いです。
味わいは始めにまろやかでシロップのような甘味が現れますが、ピークは短いです。続くモルトレモンスパイス煙さは、レモンの青さが増したように感じます。
干すと煙さ、ビターさスパイス、モルトをじんわりと感じます。
〇ハイボール
香りはピート系の煙さと潮気とレモンのような柑橘系を感じます。
口にすると舌がすぼまるような酸味、舌の根から立ち昇る黒鉛を想わせる煙が濃厚ですが、穀物系の甘さもしっかりとあります。
二口目以降でレモンの爽やかなニュアンスも感じられます。
香り味わい共にインパクトがあり奥深く、飲み飽きない非常に美味しいハイボールです。
この子はあれですね、魔女っぽい雰囲気のある読書家の娘さんですね。
顔立ちはシャープで長身、体格はしっかりしています。
眼鏡とどこか気だるい雰囲気のためか恵体でありながら、印象としてはインドア派な風情を感じさせます。
コーヒーやシガーも嗜むため、不意に距離が縮まると香水とも異なる香りが鼻をくすぐります。
家でも本を読み、出先でも読書する。そんな彼女とのお出掛けはなにかにつけて本がセットになります。
「帰って一服するか。それとも、もう一冊?」
なんて尋ねてくるのはコチラへの気遣いでしょうか? それとも単なる気まぐれ?
妄想が過ぎるぞっ‼
香り味わい共に煙さと潮気、レモン系の爽やかさが感じられます。味わいは煙さが特に濃厚で甘さもしっかりとしています。
薬品感も強くないので、アイラとしては比較的飲みやすい味わいかと思います。
フィンラガン カスクストレングス
価格は5000~5500円ほどで酒屋ならまあまあ置いてある印象です。
個人的には美味しい飲めましたが、味わいの方向と価格込みで考えるとなかなかおすすめはしにくい印象です。通常のフィンラガンやカリラがお好きな方ととにかくハイボール好きな方にオススメです。
ニュアンスとお勧め点数はこんな感じです!
温度感:中~温
湿度 :乾~中
香り :中~濃
味わい:濃
重み :中~重
複雑 :中~複
余韻 :中~長
世楽好み ☆☆☆☆☆☆
万人受け ☆☆☆
コスパ ☆☆
合計 11点
ちなみに本文で触れたオリジナルとカリラの紹介回はコチラです!
フィンラガン オリジナル
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556/episodes/1177354054895147186
カリラ 12年
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556/episodes/16816927860224453146
擬人化イメージ
https://kakuyomu.jp/users/selark896/news/16818093079560274433
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