【飲み比べ結果】アードベッグレギュラー銘柄飲んでみた

 今回は三回にわたって飲み比べてきたアードベッグシリーズの総括です。過去に飲んでいるTENやコリーヴレッカンも絡めて感想などを綴っていきます。



■世楽的ランキング

 まずはレギュラーボトル五つを好きな順でランキングにしてみました!


1.コリーヴレッカン

2.ウーガダール

3.TEN

4.アン・オー

5.ウィービースティ

 

 上位二つは高価なだけあって、味わい深く特徴的だけど飲みやすかったです。そのうえでTENでアードベッグにハマった世楽はコリーヴレッカンを一位に押しましたが、ウーガダールも間違いなく逸品だと思いました。

 半面、TENが基準みたいな感じになっている身としてはウィービースティはちょっと物足りないかなといった印象に落ち着いてしまいました。


■ブランドの顔はやっぱりTEN?

 個人的にTENが基準で正当進化したのがコリーヴレッカン、シェリー要素を足しつつ優しくしたのがアン・オーでシェリー要素を足しつつ好きな奴だけついて来いなウーガダール、全体的にカジュアルかつシェリー要素もあるビースティといった位置づけのように感じました。

 やはりアードベッグとはどんな味と聞かれたらTENをイメージすると思いますので、ブランドの顔で各銘柄の中心はTENかなと思いました。


■ウィービースティは不要なのか?

 前述の内容だとウィービースティはいらない子みたいな扱いになりそうですが世楽はそうは思いません。

 というのが値段の問題で大雑把に分けるとこんな感じになっています。


1.ウーガダール 11千円

2.コリーヴレッカン 10千円

3.アン・オー 6千円

4.TEN 5千円

5.ウィービースティ 4.5千円


 TENを購入して気に入ったら他の銘柄も飲みたいとなるでしょうが、価格もあって選択が難しいのです。またシェリー要素の加わったコーヴレッカンとアン・オーは好きになれない人はキツい系統のように思います。

 ここでネックになるのがアン・オーです。世楽は美味しくいただきましたし良い銘柄だと思いますが、TENより高い、まろやかな反面インパクトに欠ける、特殊な味わいであることからTENからアン・オーと飲み進んでガッカリしたという人は多少はいるのではないかと思います。しかも値段がTENに近いため、他銘柄の飲み進めの第一歩として選ばれやすいとも思います。すると結果的に『TENだけ飲んでればいい』という結論に落ち着くユーザーが増えるのではないでしょうか。

 これをアン・オーとウィービースティを入れ替えることでアードベッグ飲み進めチャートが分かりやすくなるように思います。


1.ウィービースティ 初心者向けでシェリー要素もある

2.TEN ブランドの顔でインパクトがある

3?コリーヴレッカン TENが好きなら正当進化

3?ウーガダール TENもいいがシェリー要素も気になる


 どうでしょうか? ビースティーから飲み進めると好みのミスマッチが少なくなるような気がしませんか。

 個人的にアン・オー終売は残念ですが、ブランドとしてはこういったフォーメーションの方がすべての銘柄が売れていくのではないかなと思いました。



 色々言ってきましたが結論、アードベッグは美味しい!

 念願の飲み比べが出来て世楽は大満足です!



 ちなみに過去紹介のリンクはこちらです。 


 アードベッグ TEN

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556/episodes/1177354054888495195


 アードベッグ コリーヴレッカン

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556/episodes/16816927863165369536


 アードベッグ アン・オー

https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054887337556/episodes/16817139555782031626


 アードベッグ ウィー・ビースティ 5年

https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054887337556/episodes/16817139555782752909


 アードベッグ ウーガダール

https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054887337556/episodes/16817139555785131947

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