　さてさて……そろそろ世楽が好みのスモーキーさが目立つウイスキー達を紹介していきましょう。そんな訳で今回紹介するのはコチラ！

　ベル　オリジナル

　三つ揃えのジャケットおじさんが目印のベル。英国では一番飲まれているウイスキーだそうです。つまりこのおじさんは英国紳士ということですね。そしてこのベルおじさん。ネットや酒店ではスコッチ入門としてお勧めされていることの多い銘柄です。世の中には無数にスコッチ入門のお勧めの品がありますねぇ（笑）

　しかし実際、世楽としても大変お勧めのお酒です。スコッチ入門としてもよし。安酒入門としてもよし、です！

　では、肝心な味わいですが……

　ハイボールでは最初にスモーキーさが現れ酸味が追いかけてくる感じです。非常に大雑把な紹介ですが過去に紹介したデュワーズの流れの反対のイメージです。ただ個人的にはデュワーズハイの方がハイボールとしては好みです。

　そして！　この子の良さはなんといってもストレートだと世楽は思います。

　スモーキーでまろやか。余韻もしっかりある。これが千円ウイスキーかよって味わいですね。アルコール刺激は僅かにピリッと来ますが普段飲みにはうってつけです。

　加水すると甘さが前に出てきます。ロックでは刺激が抑えられスモーキーさとオイリーさが強調されネットリしてるくらいな舌触りです。人によってはクドく感じるかもしれません。だがコレが良い！

　三千円台のウイスキーレベルの複雑さは求められませんが、コレは逆にいえばとてもとっつき易く気軽に楽しめるともいえるでしょう。マリアージュを深く考えずにいただけるのが個人的には嬉しい。

　三円台のモノだと、あまり甘くないカカオ成分の多いダークチョコが相応しい感じですが、べルならミルクチョコとだってマッチします。

　妄想パートは……ベルおじさんのビジュアルが強い……！　うぐぐ……！

　情けないぞ、世楽！　趣味とはいえ物書き！　おっさんの中に美少女を見出すくらいしてみせろっ！

　ポク　ポク　ポク　チーン

　……この子はアレですね。親戚の女の子ですね。

　これぞ我が家の味、みたいなものがほとんど同じなんです。ある意味では兄妹そのもの。

　だけど久しぶりに会うとお互い成長しているし、我が家の味っていうのも完璧に同じではない。

　総じて似通っているけど、僅かな違いがふとした時に気になる相手。

　けどその匙加減の違いが不愉快かと問われればそんなことはなくやはり懐かしい。

　どこか違うのに懐かしい。鏡写しのようにも見えるあの子は自分にとってどういう存在なのか？

　近かったり遠かったり……その距離感は人それぞれ。親戚とは不思議な存在です。

　妄想が過ぎるぞ‼

　酒屋と一部スーパーには置かれており入手は比較的容易です。価格もおよそ千円位で安定しています。

　ベル　オリジナル

　お安いながらストレートでも楽しめるお勧めの一品です。

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