　スモーキー第二弾！行きましょう！

　クレイモア

　スコッチウイスキーそれも低価格帯を眺めているとバグパイプとハイランダーというモチーフはよく目にするものですが、その中でもメジャーであろうこのクレイモア。ハイランダーが使用したといわれる両手剣クレイモアがパッケージに描かれており、もしかしたら諸兄のなかの中学二年生が屹立せしむるかもしれません。

　さて、味わいについていきましょう。

　強烈です。

　エグ味や雑味というわけではないと思うのですがなかなかに強いお味です。香りは立ち昇るというほどは感じませんが、口に含むとアルコールの刺激と苦味を突きます。続いて口内に燻したような香りが現れます。かなり刺激的です。それでいて甘い。ここまでくると世楽も少し苦手に感じてしまいます。

　ストレートではちょっとの酸味に甘さがあるもの立ち上る煙さを感じ、加水すると甘さは引っ込みスモーキーが先に来る印象です。ロックにするとひたすらに苦煙い。ハイボールでは酸味→苦味→甘味→オイリーと次々と強めの印象が訪れます。

　しかしいずれも煙さが強く、それがあたかも先行してしまっているという印象に塗り替えられてしまうほどです。今回の味わいに関する評価はどこまでアテになるのか正直怪しいと世楽は思っております。　

　けれどこれは「強烈な味であること＞不味い」という感じなのでベルでスモーキーなウイスキーが好みだと思う方は試してみる価値はあるのではないでしょうか？

　また今回クレイモアのハイボールを頂いたことで世楽は苦味と甘味が同時にくるタイプの酒が好みでないということが見えてきた気がします。上記と似た印象を過去にジャックダニエルのハイボールを飲んだ時にも記していましたし、そのように感じます。

　万人受けはしないでしょうが個性を感じさせるスコッチ、クレイモア。

　価格は千円程で世楽の近所ではコープでも取り扱われています。

　クセのある酒ドンと来いな方は挑戦されてみてはいかがでしょうか？

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