番外編①ウォッカがあれば何でも出来る!

【おすすめ】スミノフ ウォッカ ブルー【番外編】

 皆さんごきげんよう。今回からしばらくはトートツな番外編です!

 ウイスキー以外のお酒を紹介することで見えてくるウイスキーの魅力を紹介していこうという魂胆の元、しばらくいつも以上に適当な紹介をしていくのでお付き合いいただけましたら幸いです。


 さあ、今回はロシア人の活力の源、ウォッカです。重度の酒飲みしか飲まないイメージをお持ちの方も居るかもしれませんが、クセが少なくカクテルベースとして優秀です。そして少量であればストレートも案外イケたりします。では行きましょう! ウラーーー!!


 スミノフ ウォッカ ブルー


 ウォッカ紹介と言いつつ世楽の中でウォッカと言えばコレです。スミノフの青いヤツ、50度のウォッカでございます。(赤い方とズブロッカくらいは飲んだことはあります)


 この子についてですが、端的に……アルコールです!(笑)

 開封すると鼻を刺激する香り。口に含むと舌をピリピリさせる刺激、これすなわちアルコール!

 ただし、ちゃんと飲めるアルコールですのでご安心を。


 初心者におすすめをしていこうという本エッセイでご紹介するのはこのスミノフブルーを使ったカクテルです。作り方は至って簡単! 適当なグラスにスミノフブルーを30~40mmほど投入、100%のフルーツジュース(柑橘系がおすすめ)を注いでグラスを満たす。暑い日には氷も入れる。はい、完成!


 本当にこれだけで良いのです。世楽も甘いお酒が飲みたいときは適当に作っています。私のお気に入りはブラッドオレンジがベストパートナーですね。不思議なものでフルーツジュースにアルコールが加わっただけなのにそれぞれを単体で飲んだ時よりも美味しく感じるのです。


 個人的に柑橘系の缶チューハイを飲んでる人に是非試して欲しいカクテルです。

 さっぱりと飲みやすくて美味しくコスパも良い。悪酔いもしません。そのため私は缶チューハイは滅多に飲みません。それくらいこの単純なカクテルを気に入っているのです。


 スミノフブルー自体について補足しておきましょう。変なエグ味や雑味が少なくちゃんと飲めるアルコールな訳ですが、コレってどういうこっちゃ? って感じですよね? 少し世楽の想い出話を交えて紹介していきましょう。反対の存在……エグ味と雑味のあるアルコールについて。


 ラオラオ(個人製作!)


 それは大学の長い休みが明けてからのことでした。ゼミの先輩が大きなポリタンクを抱えて現れました。灯油でも入れてそうなタンクには透明な液体が入っていました。


 中身は酒。ラオラオ。ラオスの酒。


 先輩は長期休みにラオスに行ったそうです。ラオスの朝方、なんかそういう場所(たしかそんな説明だった)に行くとおばちゃんたちがラオラオの詰まったポリタンクの上に鎮座して朝霧の中、商売をしているらしいです。中身? もちろん、彼女らの手作りサァ!(キナ臭い話です)

 せっかく珍しいモノを発見したということで先輩はラオラオを購入、大学に持ち帰ってきたわけです。ポリタンク2つも!! どうやって関税を通過してきたのでしょうか……?

 大丈夫なのか、コレ? というなか先輩はスプーンにすくったラオラオに火を着けました。


 ラオラオ、火を放つ。


 アルコール度数が高いからヘーキだと、先輩は熱弁します。

 揺らめく火とは不思議なモノです。郷愁と妙な安心感を覚えさせるものでした。

 そして、大学生というものは総じてアホです。我々はコップにラオラオを注がれ、一斉に傾けました。そういえば当の先輩はそのとき飲んでいなかったように記憶しています。


 うぇ……っ!!


 土と木の根の香りが現れ、口中がイガイガしました。

 決して毒とまではいきませんが、明らかにヤバい代物でした。2杯目を欲する者はいませんでした。


 数か月後。部屋の片隅で埃を被ったラオラオタンクを発見した世楽は先輩に「棄てますよ」とだけ告げて大量の水と共にポリタンク一杯のラオラオを流しに廃棄しました。

 

 いまだちゃんとした大人にはなれない世楽ですがしみじみ想います。

 あの頃僕らはアホでした、と。


 スミノフブルーについての想い出もちょっと語らせてください。

 悪いタイミングが重なって仕事がエラく忙しい時がありました。1ヶ月だけですが、いわゆる過労死ラインというのを超えた経験が世楽にはあります。あれですね、あまりに忙しいと業務時間が睡眠時間とかち合い始めるんですね~! すると食事をゆっくり取ろうという気が失せてきます。しかし栄養は要るわけで食わないワケにはいきません。

 そこでなにを想ったか当時の世楽は家に帰るなり、デミタスカップにスミノフブルーと液糖を半々に注ぎ一気飲みしてそれを食前酒としていました。そしてそれからコンビニ弁当とカッ喰らい、風呂に入って寝て、起きると早々に働きに出ていたのです。ありがとう、スミノフブルー。あの時は君だけが僕の味方だった。


 ゆったりと酒を楽しめる時間、ゆっくり湯船に浸かれる時間は幸せなのです。


 話は色んな方向に飛びました。〆ましょう!

 ちゃんと飲めるアルコール、カクテルベースにスミノフブルー、おすすめです。

 あとは女性の皆さん! アロマバス用にエッセンシャルオイルの乳化剤として使うのもアリですよ~!

 寒いですからねぇ、ローズマリーのオイルとウォッカであったかお風呂も良いですよ!(謎の女子力アピール)

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