16.私の人生

その先を書けるのは私だけ だから自信を持っていい 自分を信じていい


止まらないで書き続けるだけ インクが切れても 紙がなくなっても 私なら書ける

だって書いているのは私の人生 白紙から始めた「私をして――」の私の人生


色鮮やかに書いても モノクロを意識しても どんな風に書いても私を表す

100色の私はきっと宇宙に行ける 2色の私はきっと粒子になれる


私は書いて前進するだけ 振り返ったりしない 思い出に浸ったりしない


止めないで書き続けるだけ 涙が滲んでも 言葉にならなくても 私は書く

だって書いていくのが私の人生 詩を書くために「詩」を書き続けるのが私の人生


ペンで書いても タイプしても どんな物で書いても私の「詩」になる

その一文字一文字が人生を物語る その一字一字が生涯を形作る

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