ポエム


僕が君に優しい嘘をついたとき

誰も君に優しい真実を話さない

なにもかも覆い隠された出来事

 

砂糖菓子で作った僕の言葉は

君に届いたかい


弾丸みたいに突き刺さる真実

虚飾と粉飾で作り上げた君の過去

そうさ僕も同じさ


人は一人でも二人でも生きていけない

金のために誰かの靴を舐める


愛はむなしいね

全部そうかもね


靴の味は安物のステーキみたいだ

初任給で行ったステーキハウスでそう思った


わからないことは飲み込もう

知っていることだけ見つめて


熱いコーヒーで目を覚まして

冷たい気持ちでベッドで眠る


大自然も大都会も同じ

緑と灰の砂漠が広がる


支離滅裂な言葉の羅列

どうやってこれを終わらせる?


だれかの人生と同じさ

支離滅裂なストーリー

不適切な真実

テーマの無い世界


人生は世界最悪のポエムだ


これで終わりなんだ

現実とはそういう物だ

不出来な詩は終わらない

そういうことさ・・・・・・



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