ビブリアンズ!

作者 秀田ごんぞう

9

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★★★ Excellent!!!

僕も大学時代、ビブリオバトルは発表者、観客、運営として何度か参加したことはあるんですが、ビブリオバトルって主体が観客にあると思うんです。
いくらその本が好きで、何周も読み込んでいたとしても、相手が欲しい情報を伝えることができなければ、一切振り向いてはくれない。

ただ、発表者としては自分が愛した本の良さをシェアして、いいと言ってもらいたい。興味を持ってもらいたい。あわよくば同志を作りたいわけです。

そこの温度感を上手く埋めるために、伝える技術を磨くわけです。
そして、言葉を選ぶための前提として、観客のことを知る、もしくは、推察しておかなければなりません。

この作品は、高校生活でキャラの立った登場人物が、ビブリオバトルに関わるそれぞれの好み、立場から感じたことや、ビブリオバトルの手ごわさ、魅力を語ってくれる作品です。

伝えるって難しいけど、楽しい。それがわかる良作だと思います。

(ちなみに、発表者として参加したときは、『ツカむ! 話術』著:パトリックハーラン で参加しました。)

作者、めちゃくちゃビブリオバトル好きなんだろうな。

★★★ Excellent!!!

皆さんはビブリオバトルを御存知でしたか?
私は知りませんでした。
複数人がおすすめの本を持ち寄って5分間プレゼンテーションしてどの本を読みたいか投票して勝者を決める知的ゲームバトルです。
高野君は意外な経歴の持ち主で、部活入部が強制の学校でずっと帰宅部を貫いていたのですがある日ビブリオ部部長を名乗る怪しい先輩に連れられほぼ無理やり入部させられることになります。
オタキング、クラスの委員長、文芸部部長、副部長、高野君、5人揃ったところでいよいよビブリオバトル開始です。
皆さんも是非読んでいきましょう!