第50話 神の国

世界地図のちょうど中央


サリタが開国した国が繁栄していた。


機械と薬品の力で異常な速度で繁栄が起こっていた。

宮殿が立ち、そこでは鍛錬により最強の兵士たちが育っていた。

人口の宝具が作られ、重火器が生産されていた。


創造主たる、ハーデースに対抗するためだ。

サリタはいち早く書物により、戦いは避けられないと考えた。

自身の力は未術だが、道具を開発することにより力をつけた。


そして、東の国から持ち帰った知識、書物によりさらに力をましていった。

そこにリューリンが舞い降りた。

「しばらく、見ない間に随分と成長したな。サリタ。」

「あぁ、リューリン。元気そうだね。」

二人はお互いを知っていた。サリタの作った酒が唯一の竜殺しの秘薬だからだ。

「うまい酒はあるか?」

「とっておきのがあるよ。もちろん。命の保証はしないよ。」

「クックック。面白い。」

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