第46話 南
リューリン「ん、きたか。」
カイキ「はぁはぁ・・・。限界だ。合体せにゃ対等にもなれん。全く難儀な体だよ。」
ユリーヌ「思ったより早く根を上げたな。クックック。」
ユリーヌはリューリンとカイキが修行している場所に転移した。
リューリン「楽しみだな。随分長い期間が空いたから力が増幅してるだろう。」
ユリーヌ「私はあまりに長すぎて記憶が朧げだったからね。全く思い出すのに苦労したよ。」
カイキ「さ、始めるか。」
リューリン&カイキ「ダラカ、イタッガ・・・。ケラヒ。リムネキガナ。」
二人の体が輝いた。片方は真っ赤な赤。もう一つは青白い炎のような色だ。
リューリン「おお、神々しい。」
二人の色は混ざり、紫色に発色しながら一人の人影が煙の向こうから現れた。
カイヌ「ふぅ・・・。久しぶりだなリューリン。どうやら今回は私のようだ。」
そこにはすらっと細身の体で華奢な人型の動物がいた。耳はとんがっている。
リューリン「大当たりだな。カイヌか。ビリビリ感じるぞ。鳥肌なんぞ久方振りだ。」
カイヌ「さて、始めるか。」
リューリン「ああ。」
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