第39話 西の国

アルキ「ただいまー。王冠のじじい。帰ったぞー。」

マーク13世「おお、おかえり。アルキ。どうじゃった?」

アルキ「たくさん脳が食べられたぞ。で、執筆しようと思う。」

マーク13世「おお、ええの。そうか、お主は食べたものの知識や経験を蓄えられるのか。」

アルキ「うん。パンも上手いが、脳みそはやっぱり最高だったぞ。」

マーク13世「脳みそ味のパンでも作れればええんじゃがな。ともかく、戦争は終わりじゃ。ウルミという女性も来たぞ。」

トーニ「お、まじか?」


アルキ「それはいいな!」

マーク13世「うむ。東の技術があれば再現できるじゃろ。交易が盛んになればの。北の抑止力が減ったことじゃし、使者を東にたくさん送るかの。そうじゃ、サリタには一度報告に戻らせるか。」


アルキ「それまで私は本を書くぞ。」

ヘルク「私はクールガ殿の元へ向かいます。」


---

クールガ「おお、ヘルク。帰ったか。」

ヘルク「はい。」

クールガ「ちょうど国民の引っ越しが終わったぞい。」

ヘルク「賑わっていますね。やはり人間はこうでないと。」

クールガ「そうじゃな。さて、私達はねぐらに帰るかの。しばらく寿命が伸びたわい。」

ヘルク「そうですね。やはり西の石が美味しいです。北の石はパサパサしてましたし。あ、でも特殊な鉱石がありましたね。」

クールガ「おお、では馬糞タイムじゃな。」

ヘルク「なんだか、汚い響きですね。」

クールガ「はっはっは!そうじゃな。」


アルキ「私もじじいについてくぞ。ひっそりとしたとこで書きたい。」

クールガ「おお、そりゃええな。わしも武器図鑑を作るかのぉ。いや、争いは終わったんじゃ。建造物や新しいエネルギーの開発をするかの。」

ヘルク「では、参りましょう。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る