フェイ
様々な特徴をもつ12種の妖精から選択できるので、イメージに合わせた種族をチョイスしたい。メイキングスキル群はオリジナリティのあるものから中々の効率を誇るものまで多種多様だが、フェイという一つの種族に色々押しこめている関係上、他の特化種族に勝るのは難しい。そのため、種族としての珍しさ、特徴を前面にアピールして、設定面での色を付けたいものだ。実は、メイキングスキルを他種族でコピーする使い方が最も性能的には強いのかもしれない。
《フェイ：ヴァルキリー》
係数も良いし、武器攻撃を魔法ダメージ化しても載るし、周囲や武器が輝くというフレーバーも良いしで、文句の付けどころがない。
《フェイ：グレムリン》
ガーデナーならば是非欲しい。ヒューリンとのハーフなら、これと《マイスター》で錬金術判定＋2Dであり、特化を進められる。
《フェイ：スプライト》
《飛行能力》は普通に便利として、武器攻撃の光属性化は継続時間の短さから少し使い勝手が悪い。自動成功を活かして敵にかけて、自分の光属性と合わせて魔防二倍という手も。
《フェイ：スプリガン》
ネフィリムと被る気がするが、1枠のダメージ効率のみ考えるとこちらの方がよい。ただし白兵攻撃のみだが。
《フェイ：ディナシー》
騎乗条件で万能ダメージブースト1Dと、ナイトに非常に向いている。《ラッシュ》のみ考えるとヴァーナなどの方が移動力ブーストに長けているので、万能ダメージブーストであることを活かし《ファミリアアタック》など盛り込むと効率が上がる。
《フェイ：ナイトメア》
パッシブで放心付与なので、ただ取得するだけでも無駄にはならないし、バステ盛り盛りの戦術をとるソーサラーやイリュージョニストは特に取得しておきたいスキルだろう。
《フェイ：ニクシー》
水属性に限ればヴァルキリーを上回る係数。サハギンと異なり游泳制限もないので扱いやすいし、《水陸両用》もおまけで付いてくる。
《フェイ：ノッカー》
シーフに必要なダンジョン捜索関連の判定値が上がる。戦闘面で役に立つスキルではないが、こういう方向性もたまにはいいだろう。
《フェイ：フェアリー》
《飛行能力》に加え、リアクション達成値を下げる効果を持つ。後出しできるのでまあまあ有用だが、別途クリティカル対策が欲しいか。
《フェイ：ピクシー》
《クイックヒール》の調整版みたいな効果で、行動に割り込めるから便利なのであるが、対象自分のみが残念。《飛行能力》のついでと考えると、相当優秀なのかもしれない。
《フェイ：リャナンシー》
バード、特に敵を対象に取るスキルを持っているなら是非。グレムリンと同じ要領で、ヒューリンハーフは、呪歌判定＋2Dが可能で、対決にも《アンプロンプチュ》にも有用。
《フェイ：レプラコーン》
戦闘に役立つ道具を取得するというよりは、ミドルで必要になったアイテムをピンポイントで取得する使い方になると思う。
《タイニィウェポン》
武器重量緩和のためのスキルなのだろうが、まずは一般スキルでどうにかするべき。武器の修正マイナスが酷い場合はその対策で取得する意味はあるか。
《テイルズシンボル》
妖精天馬と妖精馬はレベルの差はあれ比較すると悲しいことになってしまうが、それはさておき天馬は優秀。妖精の工具はアルケミストならまあまあ。妖精の燐光もそれなり。守護者の紋章はエンゲージ封鎖でますますネフィリム化を推し進めるものだが、フリーアクションなので行動値の点でやや使いにくい。虚脱の人形はセットアップが埋まりシナリオ制限もあるが、効果は非常に優秀。妖精の櫛はメイキングと違って游泳制限が付いているものの、あらゆる判定のブースト効果はやっぱり強い。妖精のランタンはダンジョン攻略に卓越した効果を示す。姿隠しの衣は敵がいても隠密になれる利点があるが、シーン1回で足りるのかどうか。四つ葉のクローバーは幸運判定が死ぬほど出てくるキャンペーンなら。妖精の調律具はまあまあだが、《アレグロ》で事足りる気がする。妖精のブラシはもっと優秀な移動力支援スキルがあると思う。
《ハイドアウェイ》
セットアップ隠密は敵の攻撃をかわしてから攻撃に入れるという点で光るものがあるのだが、味方の支援も受けられないので悩ましい。
《ブーストトリック》
効果をダイスで求めるスキルというもの、殆どが持続しない効果で複数回使っていく類のものなので、この制限ではどうしようもない。《ウェポンフォージ》の6レベル目というならまあ。
《フォースガード》
効果は優秀だが、フェイにそこまで防御能力が必要なのかどうか。
《リトライアクト》
対象は拒否できるの一文があるので、あくまで味方用であり、しかも至近でとなると10レベル以上制限スキルの性能ではない。他人には使えないが、この枠でフェイト2点が得られるのだから。
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