ビルドにあたってのクラス考察

ウォーリア

 武器攻撃を考えるなら、短剣や射撃武器などの専門家クラスがある武器を除き、真っ先に候補に挙がるであろうメインクラスである。攻撃が基本行動であり、ダメージ量が重要となるクラスだが、防御役として柔らかい後衛キャラに張り付いたり、立ち続けることで前線を構築したりする役割も考えられる。攻撃系のスキルはごまんとあるが、奇を衒ったビルドを構築しようにも、自前の高性能攻撃スキル群を完全に無視してしまうと他のメインクラスのダメージ量にも劣るという酷い有様になる場合が多々あるため、ウォーリアを選ぶならある程度自前スキルを活かして攻撃にガン振りするか、もう一つの得意分野のカバー役にガン振りするか、またはその折衷案としてパーティ構成から攻撃役と壁役のバランスを考えての運用をするか、になるだろう。



▼ウォーロード 

 武器の種別や装備部位などで多少スタイルの差異はあるのだが、完全なるダメージ特化型であり、基本的に攻撃以外を担うクラスではないので、良くも悪くもメジャーアクションが《クロススラッシュ》《ストラグルクラッシュ》に固定されがちである。というかこれらのスキルが優秀すぎるため、他のクラスのメジャーをメインに据えにくく、その他のスキルに関してもウォーリア~ウォーロードのスキル群がとても優良であるがゆえに、ここに加えてお手頃なパッシブなどを盛り込むだけでビルドが成立してしまうのだ。

 したがって、変わったビルドを組むのには不向きなクラスである。ダメージを追及するのは大前提として、そこに至るまでの過程でどれだけ特色を出せるかといったところだろう。



▼ナイト

 《異才:ウォーロード》を考慮するとアレなのだが、基本的にはクラス内にメジャースキルがないので、サポートクラスのメジャー攻撃をメインに据えたいときには非常に好都合。クラス特性的に、防御役としての仕事を最低限していれば他はある程度自由が許されるし、防御役に必要なスキルは枠がかからない高性能なものが多いので、ビルド幅はウォーロードの比ではなく広いといえる。なんなら、メジャーは支援や回復をしたっていい。

 また、攻撃種別を問わない万能命中・ダメージブースト手段が豊富なところも大変ありがたく、特殊ビルドを考える際には必ずどこかで候補に挙がる《ファミリアアタック》等の特殊攻撃の使用にも適正が高い。攻撃回数が増えるだけでなく、万能ブーストを共用できる《ホースバトラー》は特殊ビルドには欠かせない。

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