第91話 ビックリしたな? (89)

「うぅ~ん、別にいいよ! 兄さん! うちは別に気にしていないから?」

 するとさ、相変わらずの気さくな女神は、こんな感じで、おじさんの俺に話し掛けてくれたから「ありがうね! 女神様!」と、お礼を告げたんだ。


「……ん?あああ、別にお礼まで……そこまで気にしなくていいよ! 兄さん! それよりももっと、気楽に行こうよ! ねぇ、兄さん?」


 とにかく女神様は俺に、余り気を使うなと言ってくれるんだよ。言葉口調は本当に大雑把な女神彼女だけれど。本当に優しいね!


 と、俺は思うんだ!!


 それに俺自身も本当に女神様彼女の笑顔を見ると──気が安らぐというか!?


 俺の悲しい心が落ち着き癒される感じがするよ。


 これぞまさに女神の微笑みというやつでね!!


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