SCP要約

SCP-1657-JP Keter→Euclid

　「天の慰めサービス」と呼称されている会社の電話番号。これまで3つ見つかっているけど、全部発信先は見つからず。

　電話したら「天の慰めサービス」のオペレーターにつながる。「天の慰め」を希望する場所、そして10分単位で時間指定をさせられる。場所は緯度経度でも、〇〇マンションの〇〇号室でも可能。時間は先2ヵ月まで指定可能。

　最後に確認をされ、了承したところで契約終了。指定した日時の1分前に大体15tの氷塊（以下SCP-1657-JP-A）が高さ350~400㎞の場所に出現。最高2300㎞まで加速しながら指定場所に落下してくる。もうヤバい。死ぬ。地球が死ぬ。

　なお最終確認時に了承しなかった場合は落ちてこないが、電話代30円は絶対かかる。なぜそこはリアルにした。

　SCP-1657-JPは200■年の1月5日に起こった高知県の原因不明爆発事故で発見されたもの。調査で落下物の影が確認されたことと、被害者の■■氏の通話記録からDクラスを用いた実験で異常性が発覚、SCP-1657-JPの収容に至っている。■■氏おまえなんてことを。

　なおDクラスを用いた実験で緯度経度の伝達をミスっていたためサイト-81■■は壊滅。Dクラスおまえおい。

　現在確認できる限り、8件はSCP-1657-JPが原因っぽい。死者は三桁。死にすぎかよ。ある意味死ななさすぎかもしれないが。

以下、補遺１

　200■年10月10日、サイト-81■■跡地に「天の慰めサービス、高度パワーアップ！」とめちゃくちゃ読みずらい手紙が届いた。また8日後の10月18日には財団の監視衛星「こがらし」が地球の重力圏外に涙滴型のSCP-1657-JP-Aの発生を確認。なお400分ほど後に地球と火星の間にある宇宙ゴミにぶつかり消えた模様。

以下、補遺２

　201■年9月12日、またもやサイト-81■■跡地に「天の慰めサービス、高度高パワーアップ！」とまたまた読みづらい手紙が届いた。これ以降は太陽-水星間あるいは火星-木星間で発生するようになりました。この時点で地球に対して被害はほぼなくなったので12月15日付けでEuclidに格下げされました。

以下、補遺３

201■年9月12日、財団の探査機「あまつかぜ」は火星付近に出現したSCP-1657-JP-Aを確保。成分は人間の涙とほぼ一緒。表面には日本語による刻印が施されている。

ドライアイ・疲れ目・かすみ目用

ちゃんと目薬してんじゃねーよ！！！！！！！！！！！！！！！！

この作品は”ShicolorkiNaN”様作「SCP-1657-JP - 2↑↑↑↑2階から目薬」に基づきます。

http://ja.scp-wiki.net/scp-1657-jp

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