SCP-850-JP Safe
かぷめん焼きそばのSCP。
■■食品の「焼きそば■■■■」にめちゃくちゃ似てるけど別物。
関連なんてしてない。うん。そう信じよう。
ちなみに蓋に書いてある商品名は「焼きそばノビール!」商品名としてどうやねんそれ。
なお財団職員の試食の結果めちゃくちゃ旨い模様。それもどうなんだよ。
こちらのSCP、お湯を注いで、食べずにほっておくと過剰に吸収した水分量だけ身長が伸びる代物。
よかったなお前ら身長伸びるぞ。ただし3~10分が適切。10分以上やるとアホみたいに伸びる。まぁ15分くらいなら背丈の低い人にとってはセーフ。…多分。増えた身長は後述の実験記録にて。
ちなみに伸びるのは主に胴。残念でした短足になります。それでも注ぐ人居そうだけど。
増えた身長分体重が増えるわけでもないので細く絞るように伸びるのも注意。…多少太ってればほんとに使えるかもしれない。
なおこれによって生存に問題が出るとかはないが、(多分、いやほぼ確実に)治らないので注意。
ちなみにこのSCP-850-JP、5000個ほど流通しているにもかかわらず財団は■■■個しか収容していない。4000個は残ってる。やったね!!!!まぁ流通は止まってるんですが。
3分待って食べるだけなら身長に変化は皆無なので相当数食べられてるかもしれない。
この3分以上待たないといけないってことがこのSCPの発見を遅らせる原因にもなっている。まぁ普通は過ぎても数十秒だしな。
ここからはインタビュー。身長が伸びちゃった系人間を財団は■人保護しており、その中の一人にインタビューしたときのログをかいつまんで紹介。
ちなみにインタビューされる側は身長100mほどの大男である。まぁ胴だけで90m以上もあるバケモンで、とぐろを巻くように部屋に居住している。
身長伸びちゃった系人間さんは仮名として■■■と表記する。
本来はSCP-850-JP-1なんだけど長いしいちいち張り付けるの面倒だったから許して。
■■研究員「よろしくおねがいします」
■■■「へい」
■■研究員「インタビューを行いたいんですがいいですか?」
■■■「ええで。すきにせぇ」
■■研究員「ありがとうございます。ではあなたがそうなったのはどういった経緯だったんでしょうか?」
■■■「日付も言わにゃならんのよな確か。8月27日や。クソ暑やったからダラダラしとったんや。んでまぁカップ焼きそばでも食おうおもてな。一通りの工程を終えた後、お湯を流すときにや、蓋、外れよったんですわ」
■■研究員「ん?でも排水溝に流したのなら詰まるのではないですか?」
■■■「あぁ、あん時は排水溝詰まっとったんや。んで便所で流そうおもてな。まぁそんでも蓋はずれよったさかいに、全部こぼれて、そのまま流し立ったんや。イラついたしな。んでふて寝したらこれやがな」
■■研究員「ほう、そのあとは?」
■■■「必死で警察呼んだわ。まぁからだ重かったわけちゃうんが救いやったわ。そっからはあんたらも知ってるやろ」
■■研究員「ええ、ありがとうございました
このあと■■■さんは132mまで伸びました。無事バケモンですありがとうございました。
実験記録もあるよ!特盛だね!(ここも元記事と表記を変えています。許してください)
D‐A
01分放置の後食す
身長に変化なし。「硬い」
03分放置の後食す
こちらも変化なし。「めちゃくちゃうめぇ!!!!」
05分放置の後食す
身長が1㎝伸びた模様。「伸びてもまぁ気にならん」
10分放置の後食す
身長が5㎝も伸びました。っょぃ。「異様に薄味」
15分放置
10分経過後、身長が毎分3,4,5,6,7(単位は㎝)伸びていった。
単純計算で合計25㎝。相当デカくなってる(確信)。
Dクラスの動揺により食すことは不可だった模様。
この焼きそばは焼却処分になったもののD‐Aに影響はなかった。
D‐B
クスリで眠らせて30分放置
10分経過後、今度は毎分7㎝程伸びた。おい140㎝も伸びるぞ止めろ止めろ。
と思ったが水の量が尽きたので結局3mほどで停止。まぁそれでもバケモン。
D‐C
SCP-850-JPをお湯に浸して薬で眠らせ30分放置
■■■ℓもの水分を吸収。15分で身長は20mを超えた。やばいもうバケモン。
25分で130mほどになりそのままストップ。
この実験により限界が130mほどであることが分かった。
実験に使われたDクラスはA,Bは別のSCP実験にて、Cはこの実験終了後終了済。ひでぇ。
なお日本生類創研と関連のある「日創製粉興業」が流通させてた模様。
ええ加減にせえよ。
この作品は”nekomiya_guu”様作「SCP-850-JP 焼きそばノビール!」に基づきます。
http://ja.scp-wiki.net/scp-850-jp
このコンテンツは、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承3.0ライセンス(http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja)の元で利用可能です。
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