SCP要約

SCP-844-JP Euclid

■歳の白人女の子SCP。

東京在住。

財団所属フィールドエージェントA.■■の実娘。

A.■■はSCPの調査中に、つづいて妻も謎の失踪を遂げたのでとりあえず財団に保護されたところ、異常が発覚、収容に。

鍵、および鍵っぽいもの、鍵関連の物を触ると鍵に1～10の数字が浮かび上がる。針金までなら鍵。広義にもほどがある。

鍵の形は全く変わらないにも関わらず、このナンバーが付いた鍵はどの扉も開けることが可能になる。ド○クエにあったなこんなの。

しかしナンバーごとに決まった場所にしか繋がらない。本来あるはずの部屋ではないどこかへ繋がる。

この特性上「鍵」を思わせる物は一切さわらせてもらえないが、それ以外はいたって普通の生活を送っている。SCP扱いすると泣くので注意。

このナンバー付き鍵を使って開けた部屋は、別の扉や窓から入ること自体は可能であり、部屋の中からナンバー付き鍵を使った扉を開けても異常なことは起きない。

結論:多分この世界に存在しない空間に鍵を使った側から繋がる。

1～10のナンバーという言葉通り10種類の行き先がある。

後述するが多種多様でエキセントリックな空間だらけ。

ただし全てにおいて共通点が5つ存在する。

1.窓無し

2.扉は入った扉一つのみ

3.内部からの破壊は不可能

4.内部のものは外部に持ち出し不可能

5.中に人の気配なし、また中に生き物が居ない時に扉を閉めると空間ごと消失する。

い　つ　も　の

って感じ。

ここからは出現した部屋の内容一覧。一部ナンバーが抜けているが一覧後の補遺にて補足される。

No.1　

公園。滑り台に梯子が無かったり、ブランコの足場が狭かったりと欠陥だらけ。

No.2

遊園地。アトラクションは比較的多め。なお何らかの理由で全て乗れないor入れない。

No.3

ショッピングモール。値段の0が全体的に2～4つ増えてる。

No.5

クローゼットだらけの空間。全部成人用。どこで作られたか分からないドレスもある。

No.6

生クリームやチョコレート、調理器具の散乱した部屋。レシピはあるが読めない。

No.7

玩具が散らばった部屋。なおパズルが1ピース足りない、ブロックの形が全てバラバラ等不可思議なことになっている。

No.8

大量のお菓子が散乱している部屋。19■■年に製造中止になったお菓子の空き箱とかもある。

粉々のポテチや一つしか入っていないチョコレート等も発見された。

No.9

ここだけ部屋ではなく"音楽室"。

楽器は全て壊れている。

補遺1

2010年代のある日、実験中にSCP-844-JPは4と書かれた鍵を出現させた。

SCP-844-JPはその鍵を即飲み込んだものの、嘔吐剤を飲まされAクラス記憶処理を受けて吐き出した。

No.4

Cクラス記憶処理機材を持った骨がぽつんと存在する廃墟。

A.■■の骨だと後々発覚。

廃墟内に銃痕。めちゃくちゃ凄惨だった模様。

床には血の跡、文字の跡。

「You are not cool.You are hot.」

彼が残したメッセージ。

補遺2

またまた2010年代。ボールペンのバネがカギになった。

今度は驚きのNo.10。SCP-844-JPは今度は飲み込まず、空間を発生させたのち扉の前で座り込んでいた。ん～……きなくささここにきわまれり。

No.10

内部不明の部屋。

壁ない見えない光ない。

中で白い羽を見つけたら最後、謎の失踪を遂げる。

GPSは表示できる一番上空を表示してエラー、機材は破損、いつものやつ。

Dクラス3人がこれまで入って全員帰還ができていない。

調査はこの時点で終了。

この作品は”AiliceHershey”様作「SCP-844-JP　鍵っ子」に基づきます。

http://ja.scp-wiki.net/scp-844-jp

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