タイトル☆ ニッキ飴☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
毎日、駅前広場でお姉さんがコウジくんを呼んでいたので、堪らず僕も一緒になって呼んであげたよ。
お姉さん、ありがとうとニッキ飴をくれたよ。
ありがとう君、でもごめん、コウジはもう帰ってこないの、けれど諦めきれなくて……
お姉さんを僕は殴ったよ。
諦めんなよ!諦めるって僕は嫌いだよ!
僕はお姉さんに肩を貸したよ。
さあお姉さん、お呼びなさい。コウジくんはきっと帰ってくるよ!
お姉さんは僕の言葉にいたく感動して声も出ないようなのでもう一回殴ってみたら、大きな声で泣きながらコウジくんを呼び続けたよ。
コウジきてー!たすけてきてー!
諦めないって素晴らしいと僕もいたく感動したのでどうせ死んでるコウジくんの名を叫び通したよ!
終電がなくなる前に僕は帰りたかったから、去り際、お姉さんを殴って帰ってきたよ。
だって、ニッキ飴が不味かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます