第23話

えむ先輩は、自分が、必要いじょうに、いっしょうけんめぃ、な、いっぽうで、ひとの、脱いっしょうけんめぃ、には、むしずが、走る。いっしょうけんめぃ、は、自分ひとりじゃ、不満らしい。相手にも、おなじ、を、もとめる。おなじ、しか、求めない。自分より、いっしょうけんめぃ、は、求めない。それに、いっしょうけんめぃ、は、それしか、見えてない、を、さす。運転なら、視界は、せまい。しかも、ハンドルをもつ、手は、ガッチガチ。飛び出したこどもを、よけられるのは、よそ見をしている、景色をみている、リラックスしている、わたしの運転の、ほうだ。えむ先輩の、出した虹色の、いっしょうけんめぃ、という、魔術は、新人さんや、後輩の、目のおくに、おなじ、いろを、感染させて、いく・・・。インフルエンザ、みたいに。わたしは、しあわせ色を、みんなに、インフルエンザみたいに、感染させ、新型ウィルスで、対向したいが、ムリだ。わたしの目のおくも、わらって、いない。 かなしみや、怒りや、イライラ。そういうものが、じぶんのなかにも、蔓延してるとき、インフルエンザにたいする、抵抗力は、うすい。抗生物質は、信じる、キモチ・・・・。信じるキモチ、だけでも、キセキは、困難なのに、信じるキモチさえ・・・・・、悪魔に、うばわれた。信じるキモチを。

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