第24話後輩M

後輩の、えむは、とくしゅ。めを、みつめて、なにか、うったえかけるが、ごとく、愛をしめし、また、ちょくごには、『おまえの、しごと、してやってん、だろーがぁ、ありがたく、おもえよな』などの、暴言と、愛とを、くりかえす。暴力と、愛とを、りょうほうを、どうじに、受けること、なのかもしれない。ひとを、信じられなく、していくには。あるひと、から、ひとを、しんじるキモチを、てっとり、はやく、奪うには。ただの暴力なら、かんたんに、あしらわれる、と、知っている。信じることと、うらぎられる、を、くりかえすことで、暴力は、すべてに、なっていく。より、おくのほうへ、とどく。ひとの、おくの、ほうへ。より、逃げられない。『信じる』『信じさせる』は、入り口だ。うらぎり、で、はじめて、傷つける、ことが、できる。その、ふたつの、セットで、いわば、髪染めの、ブリーチみたいだ。ふたつが、化学反応を、おこして、髪のいろを、変える。ひとつだけなら、変わらない。髪も。相手の、目の色も。わたしが、恐怖にかんじるのは、その、愛ある目で、がんがんに、見つめてくるトキ。じぶんを、信用して。悪い人間じゃ、ないのよ、わたし。わたし、悪く、ないわよ。わかってるでしょ?わたしとあなた、ともだち、よね??? わたしのこと、見捨てないでね?ほら、わたし、やさしい、でしょ?、やさしく、してやってるわ。わたし、いい子。が、終わったら、そのあと、受けとめた、わたしの、さしだした、わたしの、手に、焼いた熱あるものを、平気で、おとせる。どう、おもってる、と、おもって、いるの、だろう。わたしが、暴力を、愛だと、かんちがい、するとでも??   わたしが、ゆるす、と?わたしの、悪事、この目で、許される、わよね、ね?許すわよね?ね?あなたは、なに、されても、ゆるせる、ゆるす、ことを、強要。おまえは、なにをされても、許すしか、ない、人間だ。なのか。ゆるさなきゃ、いけなく、してる・・・・。こころで、わらってるんだろう。そういう、わたしの、弱いぶぶん。

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