「トランペット吹き」という一人称がなんだか愛らしいです。トランペット奏者の日常を除く機会は私たち一般人にはほとんどないので、とても興味深い内容です。仕草や風景の描写も精緻で、とても読みやすいと思います。"完結済"と表示されているので、1話完結のエッセイとお見受けいたしましたが、できることならもっと「トランペット吹き」的日常を覗いてみたくなる気持ちになりました。