あとがき 2

見るに堪えない痛々しい、けどそれ故に切実な高校卒業立ての二人の間の感情。


書いてる途中、「こんなにも自覚のない人いるのかな、現実に。誰かがこんなにも好きなのに気づいてないなんて」と疑ったら、


「いや、いるねぇ、地味に、断然に」


と自分の高校経験を振り返ったら結論がすぐ出ました。


とくに、人はずっと当たり前だと思った存在が実は当たり前じゃないと気づいてしまうときこそ、初めて気持ちを整理するのがよく見かけることですね。


自分というものはよく知っておくべきもんですね。


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好きと言われた日 法夫 @hoofuri

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