第245話ほうほう。つまりは私のせいか?
「では、続いてアリシアです」
「少し待ってください。ヘルさん」
そう言うとテアはヘルさんに近付いていく。
「貴女の知識は初期の状態より欠損している様ですね? 恐らく本来意図していないアイテムの影響でしょう」
ほうほう。つまりは私のせいか?
その部分を修復します。そう言ってテアはヘルさんの頭に手を当てるとなにやら小声で呟く。すると魔法陣のような物が一瞬現れヘルさんの中へスルッと入って行く。
「ありがとうございますテア。それでは続きを」
名前:アリシア・アールヴ
レベル:1/30→30/30→1/35
位階:3→4
性別:女
種族:エルフ→ハイエルフ
クラス:精霊術師LV.5→LV.15
HP:1100→1750→2100
MP:1600→2800→3500
気力:550→1420→1800
物攻:450→860→1000
物防:510→895→1070
魔攻:850→1470→2000
魔防:755→1290→1800
敏捷:390→690→900
知恵:1170→2140→2500
器用:580→1025→1200
運 :60→60
武器:MP吸収
妖精樹の弓
副武器:切断up
朱雀
防具:物防80魔防20敏捷10
森人の狩服+4、ダマスカスの胸当て
ブラックウルフの手袋
アクセ:魔攻20
功魔のピアス
魔法:
暴風魔法LV.5→嵐魔法LV.1(新)
土魔法LV.8→土石魔法LV.2(新)
火炎魔法LV.5→猛炎魔法LV.1(新)
水魔法LV.6→LV.7、雷魔法LV.1→LV.2
氷魔法LV.1(新)、爆炎魔法LV.1(新)
除去魔法、呪魔法LV.6
範囲魔法、召喚魔法
魔法名:
ウインドブラスト、ウインドカッター
フレイムブラスト、フレイムランス
ウォーターウォール、アースクリエイト
クオリア、大樹の癒し
アイスバーン
武技:
狙い撃ち、速射、曲射、天泣
連なり打ち、村雨
ユニゾン:
ボルケーノ、インフェルノ
レゾナンス:
なし
称号:王家の血筋、
契約精霊:カーバンクル、セクメト
スキル:戦闘系スキル
【魔闘技LV.5→LV.7】【闘気LV.2(新)】
【魔弓LV.7】【結界LV.5→LV.8】
【精霊融合(新)】
技能系スキル
【薬剤調合LV.1→LV.4】
【思考加速LV.5】【料理(極)】
【直感LV.2→LV.7】【鑑定士LV5】
【防具作製(布)LV.1】【飛行LV.1(新)】
【見切りLV.1(新)】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.6】→【剛力2LV.1(新)】
【堅牢LV.6】→【堅牢2LV.1(新)】
【魔術LV.9】→【魔術2LV.3(新)】
【魔坑LV.8】→【魔坑2LV.2(新)】
スキル補助系
【魔法の天才LV.MAX】
【魔法の技巧LV.MAX】
【弓のコツLV.5】
攻撃ダメージUP系
【魔力覚醒】【属性強化、小(新)】
【火属性ダメージup、小(新)】
耐性系スキル
【風耐性LV.2(新)】【火耐性LV.5(新)】
【火属性吸収(新)、無】
補助、その他スキル
【精霊契約】【速攻魔法】
【精霊強化(新)】【MP消費緩和LV8】
【MP効率upLV.7】【魔力操作】
【ユニゾン魔法】【無詠唱】
【半魔眼】【精霊察知】
【MP自動回復LV3】→【MP高速回復LV.1(新)】
ジョブスキル
【薬剤師(新)】【魔術師(新)】【森呪使い(新)】
【裁縫師(新)】【料理人(新)】【仕立屋(新)】
【
スキルポイント3010
「……これが格差社会か」
うふふふふっ。所詮人並みになっても私はミニゴブリンなのさ。うふふふふっ。
「ひっ! ハ、ハクアが壊れたかな!?」
「ハ、ハクアしっかりして! 傷は浅──くは無いけど、元気出そ?」
「慰めるならせめて最後まで頑張ってみてくれませんかねぇ!?」
「いや、でも~、流れ的には私はこれに続く感じだし? ほら、私も結構色んな事やっちゃったから?」
おふ、そう言えばこの子も吸血鬼化してたんだった。
最近のエレオノは吸血鬼化の影響からか、胸部装甲に厚みが増して来ているのに私は気が付いていた。
吸血鬼と言えばツンツンロリかツンデレ美少女、ボンッ、キュッ、ボンッの美女だからね! エレオノの今後(胸の成長)に期待だね!!
私がそんな事を思いながらエレオノの一点を見詰めていると、その視線に気が付いたのか微妙に胸を隠すエレオノ。
うん。可愛い。
しかし、私はここで強烈な違和感を感じ辺りを見回した。
「どうした白? いきなり挙動不審にソワソワしだして?」
「いや、何時もならここでツッコミか冷たい視線が来る筈なのに来ないから──」
そう言いかけた私が見たのは【可視化】で表示された自分のステータスを見て固まっているアリシアだった。
「アリシア、どうしたの?」
「……えてる。消えてるんです! 私の奴隷状態が! ご主人様との」
奴隷状態が消えた事で何故かいきなり泣きそうな顔になるアリシアを抱き締める。
「あのさ? 奴隷状態が消えた所で私はアリシアを手放す気ないよ? 最初から一緒に居て、ずっと私の側にも居てくれるって言ったしね。離してくれって言っても離さないよ?」
「ご主人様……」
「確かにアリシアは奴隷状態では無くなりましたが、マスターが覚えた【契約魔術】を使えば良いだけです。今なら初めの頃の打算の繋がりでは無く、より強固な絆による契約が可能な筈です」
「だってさ? これからも助けてくれる?」
「はい!」
良かった。落ち着いたみたい。でもなんで向こうからジゴロとかタラシとか、ああやって落とすのか。とか聞こえるんだ? 解せん。
「では契約は後で行うとして話を続けます」
「すいませんでした。お願いします」
「はい。まずは【闘気】を覚えていますね。次に【精霊融合】ですが、これは一定以上の存在の精霊と融合してその力を振るう事が出来るスキルですね」
「ああ、あの最後のアレか? 確かに凄い技だったな」
「ええ、是非とも我が騎士団にも欲しい人材です」
澪の言葉を皮切りにフープ勢の称賛の声が次々上がる。
あげませんよ?
「でも一定以上って事は全部の精霊と出来る訳じゃ無いんですね?」
「ええ、瑠璃の言う通りです。精霊にも等級のような物が有り、それに準ずるようですね」
まあ、キュール以上セクメト以下って感じか? 間がかけ離れてそうだから微妙に分かりにくいな。
「【火属性吸収】は融合時のみ発動するようです」
「あの? ヘルさん。【飛行】のスキルがあるようですけど私飛べませんよ?」
「いえ、ハイエルフには普段見えないだけで羽が在るので飛べます」
「えっ? そうなんですか?」
アリシアが自分の背中に手をまわすが良くわからないようだった。するとアクアがアリシアに「羽に出ろって思うと良いゴブ」と、アドバイスをする。
それに従いアリシアが念じると、本当に向こう側が透けて見える程薄い蝶の羽の様な物がアリシアの背中に現れた。
そしてそのまま飛んでみようとするが──。
「えっ? きぁぁあっ!」
なんか微妙に急上昇しつつ切り揉み飛行して墜落した。
あっ、夏のセミみたい。
「あ、あぅぅぅ」
「大丈夫?」
「ありがとうございますご主人様」
どうやら結構難しいらしい。
私は切り揉みしながら墜落する時に見えた物を、なんとなく頭の中で再生しながら、エレオノとアクアならコツ分かる? と、既に飛行経験があり飛んでいた二人に聞くが、二人揃って良い顔でサムズアップして勘と勢い! と、ありがたい言葉を頂き。アリシアはガックリと項垂れながら頑張りますと、一言言っていた。
二人の脳筋化が激しくなってない?
「続いてはエレオノです」
名前:エレオノ・アノマリス
レベル:1/30→6/35
進化:3→4
性別:女
種族:
HP:1800→3200
MP:1000→1950
気力:800→1800
物攻:890→1900
物防:693→1305
魔攻:525→1145
魔防:355→655
敏捷:580→1205
知恵:500→890
器用:600→1200
運 :80→80
武器:HP吸収、魔法ブラッドソーン
クリムゾンローズ+1
副武器:朱骨
防具:物防90魔防10
玉鋼の胸当て、ミスリルの籠手
アクセ:魔防20
魔防のピアス
魔法:
火魔法LV5、闇魔法LV.6→闇黒魔法LV.1(新)
武技:
四段突き、パワースイング、連撃
ブラッティーソード、真空斬り、穿孔迅
柳、閃光、連斬、電光石火、飛連斬
固有技
血創操(新)
レゾナンス:
無し
称号:英雄の資質、
魔族殺し、
スキル:戦闘系スキル
【魔闘技LV.9、闘気LV.6】→【闇纏LV.2(新)】
【鉄壁】【HP吸収LV.5→LV.7】
【ブラッドアーツ】【魔法剣LV.4→LV.6】
【吸血(新)】
技能系スキル
【直感LV5→LV.7】【受け流しLV.7】
【見切りLV.6→LV.8】【楯術】【霧化】
【鑑定士LV.6】【飛行LV.3(新)】
【血鎧(新)】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.7】→【剛力2LV.2(新)】
【堅牢LV.6→LV.9】【魔術LV.6→LV.9】
【魔坑LV.4】【韋駄天LV.4→LV.8】
耐性系スキル
【闇耐性LV.5】→【闇無効(新)】
【痛覚軽減LV.3→LV.5】【物理耐性、小(新)】
スキル補助系
【剣の天才LV.8→LV.Max】
【剣の技巧LV.9→LV.Max】
攻撃ダメージUP系
【剣技攻撃力up】【闇属性ダメージup、小(新)】
補助、その他スキル
【MP消費効率upLV.5】【背水】
【多勢無勢】【学習】【日光無効】
【言霧】【吸血模倣】
【高速再生(新)】【魔眼(新)】
【血流操作(新)】
【血力(新)】【血力変換(新)】
【寵愛血盟(新)】
【HP自動回復LV.3→LV.7】
ジョブスキル
【戦士(新)】【騎士(新)】【吸血騎士(新)】
スキルポイント3020
「アレ? エレオノはレベルMax時のステータスは無いんだね?」
と、いうか本当に強くなってるし。まあ、嬉しいけどさ。
「私のチェックの前に変わりましたから、ついでに吸血鬼に成った為に、マスター達と同じモンスター枠になります。吸血鬼は魔人の一種ですね」
「う~ん。改めてこうやって表示されると、私本当に人間からモンスターの方にいったんだなぁ」
「すいません。エレオノ。私のせいで……」
「気にしないでよアリシア。どうせその内こうなってたよ。それが早くなっただけだって」
うんうん。エレオノは本当に良い子だな。
「それでは説明に入ります。まず固有技の血創操ですが、これは【血流操作】と組で使うスキルで、自分以外の流れ出ている血液を使い。血の武器を作り出し攻撃する事が出来ます」
おお、強そうだ。
「なんか難しそう」
「そこは頑張ろうよ?」
「うん。そうだね」
「次の【闇纏】はマスターの【雷装鬼】と同じような物ですね。【魔闘技】や【双闘】は無属性ですが、これは闇属性を体に纏います。倍率は3倍です」
「おお、練習しなきゃ」
ふむ。エレオノのステータスで3倍なら私、手も足も出ないのでは?
「【血鎧】はマスターの【魔力装甲】と似ていて、魔力では無く血液で鎧を作れます。【吸血】等は他の物は説明は要りませんね」
おお、あの格好いい奴か羨ましい。私のもイメージ固めれば、鱗っぽいのじゃ無く鎧っぽく出来るかな?
「後説明が必要なのは……【血力】【血力変換】【寵愛血盟】の三つですね。まず【血力】は相手から【吸血】した血液をHP、MP、気力に変換回復出来ます【血力変換】は、回復せずに一時的に自身の強化が出来るようになります」
「つまり回復か自己強化のどっちでも選べるのか」
「はい、その通りです。【寵愛血盟】は、自身の好意を寄せる相手への【血力】【血力変換】の効果が増します。今はマスターですね?」
「ブフッ! ふ、ふえっ!」
ヘルさんの最後の一言にエレオノが吹き出しあからさまに狼狽する。
やべ、可愛い。
そんな風に見ている私の目の前でエレオノは、凄く笑顔なアリシア様と瑠璃様に肩を掴まれ部屋の隅に連れて行かれました。まる。
私は何も見なかった。南無。
「……続けてコロです」
「え、え~と。よろしくかな?」
どうやらコロもエレオノを見捨てる。元い何も見なかったようだ。さもありなん。
名前:コロナ.ハグナス
位階:2→3→4
レベル:25/30→35/35→1/40
性別:女
種族:ハーフドワーフ(エルフ型)
クラス:戦士LV.1→LV.Max→ウォリアーLV.1
HP:1650→1750→3580
MP:500→550→1070
気力:1635→1735→2780
物攻:830→940→2000
物防:1050→1180→2400
魔攻:287→305→730
魔防:351→405→900
敏捷:440→520→1000
知恵:413→480→950
器用:75→150→1500
運 :70→70
武器:断魔の大剣
武器スキル:魔法切断
副武器:なし
防具:物防120
職人のオーバーオール+4
銀鉱石のガントレット、銀鉱石の胸当て
アクセ:
石化防止のピアス
魔法
風魔法LV.3
土石魔法LV.3→岩石魔法LV.1(新)
魔法名:
ウインドカッター、アースクリエイト
アースクエイク、ストーンブレッド
武技:
ラッシュ、破壊の一撃、トマホーク
蒼天破斬、地走り
烈空、閃刃、回転刃(新)
称号:
|強敵打破(ジャイアントキリング)、幻想へ届きし者
魔族殺し
スキル:戦闘系スキル
【魔闘技LV6、闘気LV7】→【双闘LV.3(新)】
【鉄壁】【咆哮(新)】
技能系スキル
【集中加速LV.2→LV.3】
【直感LV7】【罠師LV7】
【会心LV.8→LV.Max】
【見切りLV.5(新)】
【鍛冶(極)】【鑑定士LV5→LV.Max】
【彫金LV.3→LV.7】【防具作成LV.8(新)】
耐性系スキル
【土耐性LV7→LV.9】
【風耐性LV.4】【頑強】
ステータスUP系スキル
【剛力2LV.2→LV.4】
【堅牢2LV3→LV.5】
スキル補助系
【斧のコツLV.5】
【大剣のコツLV.4】→【大剣の技巧LV.1(新)】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃(極)】【豪腕(新)】
【格闘LV.4】
属性スキル
【破壊(極)】
補助、その他スキル
【鍛冶師の天才(極)】【危機察知LV.6】
【高速錬成(新)】【魔剣錬成】
【幻想錬成(無)】【根性】
ジョブスキル
【鍛治師(新)】【裁縫師(新)】【彫金師(新)】
【錬成師(新)】【細工師(新)】【仕立屋(新)】
【魔剣鍛治師(新)】【料理人(新)】【機械技師(新)】
【整備士(新)】【戦士(新)】【騎士(新)】
スキルポイント2060
実は休憩の合間とかにクラスの更新や輪廻してたんだよね。経験値とか勿体無いし。因みにグロス倒して合流した時と、マハドルを倒した後の二回輪廻しました。
なので表記は前回→一回目のMax→現在の順。
「ハクア達の後だとなんか普通な感じかな?」
何処が!? 器用の上がりが半端ないよ!?
〈ジョブスキルも器用もマスターの頼み事に答えた結果ですね〉
……すいません。苦労お掛けしてます。
「いや、これが普通だろ?」
「澪さんの言う通りですよコロナさん。特に白亜さんのスキルの数がおかしいだけです」
「いきなり巻き込まないでくれません!?」
「ボクのステータスに説明は大丈夫かな。全部分かりやすいし」
「コロが良いのでしたら」
コロの場合は普通にステータスがチートではないのかな? 後、ジョブスキルもかなり多いよね? まあ、私が色々頼んだせいなんだろうけど。
私は疑問に思うも口にすれば攻撃されそうだから言わなかった。
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