第244話なんか凄い事になってるねハクア
呆れられ放置された私は皆と同じように席に着き、運び込まれていた食事を食べ始めた。
因みに、昨日とは違いフーリィーとカークスは部屋の入り口に立ち私達の警護している。私達の話は流石に下級騎士には刺激が強すぎて教えられないらしい。
まあ、曲がりなりにも女神と飯食った挙げ句この世界の成り立ちとか聞いたしね?
そんな訳で席に着いて食事をしているのは、私の仲間と澪、心、アイギス、アレクトラ達だ。結構な人数で食事してるがテアは一人で全ての給仕をこなしていた。相変わらず無駄に高性能なメイドである。
つか、これも神の力か? だとしたらこんな事に使うなよ。
「主の為に全ての力を尽くすのがメイドの務めです」
お、おう、いきなり耳打ちされた!? と、言うか思考を読まないでくれませんかねぇ!?
朝食を食べ終えると話題はやっぱりアリシアとアクアの事となり、その流れでステータスのチェックをする事になった。
ステータスのチェックをすると言うと、アイギスに呼ばれフーリィーとカークスも興味深そうにこちらに近付いて来る。
やっぱ他人のステータスを見るのは珍しい様だ。
「しかし、この間も言ったが便利な能力だな。それは私達のステータスも見れるのか?」
「ええ、許可さえ戴ければ」
「なら、ハクア達の後でいいから頼めるか?」
「了解しました澪。それでは何時も通りマスターからでよろしいですか?」
「OK」
「では、こちらが今のマスターのステータスです」
名前:ハクア
進化:3
レベル:1/25→21/25
性別:女
種族:白雷鬼
強化値:300
HP:1490→6400
MP:820→1340
気力:700→1200
物攻:500→820
物防:490→730
魔攻:380→760
魔防:430→700
敏捷:800→1300
知恵:460→700
器用:500→800
運 :95 →95
武器:無し
副武器:無し
防具:無し
アクセ:HP100MP100物攻30物防30
魔攻30魔防30全属性耐性10%
HP吸収、MP吸収
ゼーゲンの腕輪+3
魔法:
暴風魔法LV1→LV.3、空間魔法LV.5
影魔法LV.5、邪眼LV.4
土魔法LV.6→土石魔法LV.3、治療魔法LV.4→LV.7
火炎魔法LV.1→LV.3、雷魔法LV.1
水魔法LV.2(新)、光魔法LV.1(新)
闇魔法LV.2(新)
魔法名:
ウインドブラスト、ウインドカッター
ボックス、アースクリエイト
シャドウハイド、ファイアアロー
ファイアブラスト
固有魔法:
鎌鼬、風爪、風守流転、風縮
旋刃鼬、魔領、螺旋焔、蒼爆(新)
アインツ(新)、ツヴァイ(新)、ドライ(新)
武技:
回天、バックスタブ、強襲、地走り
烈空、閃刃、柳、三段突き
ラッシュブロー、 剛打掌
連掌撃 、薙ぎ払い
一閃、疾風突き
比翼、散華、黒凶
破壊の一撃、蒼天破斬、剛脚(新)
固有技:
鬼崩剣
【鈍重の邪眼、呪いの邪眼、麻痺の邪眼、減魔の邪眼】→怠惰の邪眼(新)
落水、霧雨、氷雨
雷速、充電、雷鳴、鳴神
瞬雷(新)
ユニゾン:
ボルケーノ、インフェルノ
レゾナンス:
なし
称号:
転生者、同族殺し、同族喰らい
怠惰なる者(新)、殲滅者(新)、群雄指揮(新)
スキル:戦闘系スキル
【疫雷爪LV.7】【疫牙LV.4】【疫崩拳(極)】
【魔拳LV.7→LV.8】【雷装鬼LV.5→LV.7】
【魔法剣LV.3】【結界LV.6→LV.8】
【魔力装甲LV.1→LV.3(新)】
技能系スキル
【鑑定士(極)】【思考加速LV.1→LV.5】
【直感LV.6】→【生体感知(新)、索敵(新)】→【脳内座標(新)】
【罠師LV.4】【跳躍LV.5】【会心LV.6→LV.9】
【見切りLV.9】→【攻撃予測LV.1(新)】
【忍び足LV.3】【威圧(新)】
【蜘蛛糸生成LV.1(新)】→【鉄蜘蛛糸生成LV.2(新)】
【操糸LV.3(新)】
耐性系スキル
【異常無効(極)】【痛覚無効(極)】
【風耐性LV.3、火耐性(新)、水耐性(新)、土耐性(新)、光耐性(新)、闇耐性(新)】→【全属性耐性、小(新)】
【恐怖耐性LV.2】【頑強】【雷属性吸収】
【打撃耐性(新)、斬撃耐性(新)、貫通耐性(新)】→【物理耐性、小(新)】
ステータスUP系スキル
【剛力LV.8】→【剛力2LV.3(新)】
【堅牢LV.7】→【堅牢2LV.1(新)】
【魔術LV.1→LV.8】
【韋駄天LV.6】→【韋駄天2LV.6(新)】
スキル補助系
【魔法の片鱗LV.7】【魔法のコツLV.7】
【武器の扱いLV.3】【風魔法のコツLV.4】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃(極)】【急所攻撃(極)】
【ゴブリンキラー(極)】【格闘LV.7→LV.Max】
【豪腕】【雷属性ダメージup、小(新)】
【スキルダメージup、小(新)】
属性スキル
【破壊LV.6→LV.Max】【マヒ附与(極)】
【麻痺毒(極)】【疫攻撃LV.5】
補助、その他スキル
【喰吸.魂LV.1→LV.3】
【言語】【奴隷術】
【主従契約、魔物契約】→【契約魔術(新)】
【魔獣調教LV.2】【魔物改造(新)】
【配下能力構成(新)】
【危機察知LV.3→LV.5】
【ユニゾン魔法】【レゾナンス】
【念話】【魔眼】
【HP自動回復LV.3→LV.6】
【自己再生(新)】
【MP自動回復LV.6】
【気力自動回復LV.1→LV.3】
【嗅覚LV.7】【暗視LV.6】
【鉄骨格(新)】【軟体(新)】【並列思考】
【レアイベント遭遇率up極大】
スキルポイント2000
「なんか凄い事になってるねハクア」
「……お前、どんだけだよ?」
「いやはや全くですな!」
しかし、魔族を二体も倒したのにレベルMaxにならなかったか。
「お前の事だ! たく。しかし、スキルだけは本当に立派だな」
「失礼な! やっとCランク相当のステータスまで来た私に何たる暴言言いよるか!」
私の言葉に何故か皆がなんとも言えない顔になる。
何故だ? 解せん?
「まあ、なんだ? 苦労したな」
止めて! そんな憐れんだ瞳で見ないでちょうだい! ここはこう、私の努力的な部分を褒める所だよ!?
私のそんな内心の言葉には気が付かず生暖かな空気が流れる。
「では、何時も通り新しいスキルの説明にいきます」
おふ、空気をぶった切ってくれた! ヘルさん格好いい!
「まずは魔法は基本の属性は全て覚えましたね。【魔力装甲】は使っていたからお分かりでしょうが、魔力を物質化した装甲を作る能力です。難点は体の一部にしか使えない所ですね」
「なんで体の一部にしか使えないんですか?」
「白亜さんは相手の能力を得る事が出来ますが、種族的に覚える物では無いスキルは、一部能力に制限が掛かるんですよアリシアさん」
なるほど良かった。元がミニゴブリンだからとか言われないで。
「まあ、元がミニゴブリンですから相応の制限は既に掛かってますが」
やろう。わざわざ補足でぶっ込んで気やがった。
「続いての【脳内座標】は【直感】が変化した【生体感知】と、新たに覚えた【索敵】が統合されています。能力としては、使用すると脳内に簡易地図が表示され、一度会って登録した魔力で個人を判断したり、生き物の有無を確認出来ます」
「ゲームのマップ表示みたいな物ね。人や敵を判断出来る」
「ええ、アイギスの言う通りです。これも私の【可視化】スキルで共有出来ます」
おお、汎用性高いな。流石ヘルさん。
「次の【攻撃予測】は、相手の挙動から攻撃の軌道を線のように可視化出来ます。【蜘蛛糸生成】は【鉄蜘蛛糸生成】に統合されていますね。マスターは指先から糸を出せるようです。【操糸】はその糸を操るスキルですね」
ほうほう。
そんな説明を聞いた私はおもむろに指を突き出し、糸が出る様に念じてみる。すると指先から蜘蛛の糸が出て来た。
続いてその糸を鉄の様になれ。と、念じると鉄に成る訳では無く、一本が鉄の様に強靭になる感じのスキルらしい。
所でなんで糸は普通に出せるのだろうか? 制限はかかるって今言われませんでした? 私を人外の方向に導くスキルはスルーの方向なのだろうか? まあ、使いやすそうだから良いのだが。
「ハクアが益々人間離れしていくね?」
「まあ、一応カテゴリー的にはモンスターだしね!」
世界の流れ的な物を感じなくも無いけどな!
「その他各種耐性が一つに統合されていますね。【全属性耐性、小】【物理耐性、小】共に効果は10%です。こちらは【雷属性ダメージup、小】も【スキルダメージup、小】も同じですね。【威圧】は昨日実際使ったので説明は要らないでしょう」
「ご主人様のスキルがどんどん凄い事になっていってますね」
「確かに、私このままスピード特化で耐性上がり続けたら、某メタルなスライムに変わるのか? 種族がゴブリンからスライムへ……。どっちにしろ最弱の代名詞やん!?」
「確かに、経験値は無駄に高そうだな」
「ええ、モンスターとして現れたら色々な意味で戦いたくは無いですね」
現役騎士のフーリィーにまで言われてしまった。
いやいや。私だって敵としてフーリィーレベルの相手と会ったら秒で逃げますよ。
「更に【主従契約】【魔物契約】は【契約魔術】に統合されました。【契約魔術】に変わった事で、様々な契約が可能です。これを使い私達とも契約すれば戦力はupするでしょう。【魔物改造】は配下の魔物を作り変える事が出来ます。こちらは実際に使う時詳しく説明します。【配下能力構成】はマスターの配下に成った者のステータスの成長方針を決める事が出来ます。例えとしては、アクアのレベルアップ時のステータスを全て魔法に回したりも出来るようになりますね」
「う~ん。実際に使わないとわかりにくいな? 要は幅広い契約で縛ったり強化したり出来るのと、配下のステータスとかを弄って特化型を作れるような感じ?」
「大体その認識であっています」
ふむ。面白そうだな。
「因みに、レゾナンスが無くなっているのは【契約魔術】に変わった事で、一時的に全員の配下化が解けて要るためです。より強い契約も出来るので後で行うのが良いでしょう」
やる事沢山あるな。
「最後に【軟体】は、関節を含め体を軟体生物のように出来ます【鉄骨格】は、骨格が鉄の高度を獲ます」
私、怪我多いし地味に二つとも嬉しいな。
「しかし君は【自己再生】も覚えたんだな」
私のステータスを見つつ心がそんな言葉を呟く。
「何か問題?」
「いや、【自己再生】は、覚える種族でないとその取得条件が中々……な」
「どんな取得条件なんですか心さん?」
「治療魔法で治せない様な傷を短期間に何度も逐って回復する事だ」
「ああ、だからモンスターは持ってるのが多いのか。モンスターはレベルアップで再生するもんね」
ああ、皆の視線が痛い。
「しかし、進化深度が2だと、まだまだジョブを覚えられそうに無いな」
「えっ? 私もジョブ覚えるの?」
「ああ、モンスターも一定の進化を続けると魔人のカテゴリに入りジョブを覚えられるんだ。覚えれば成長補正等が得られる。これは人種も同じで位階が4に成ればクラスをスキルとして付けられる。但し、人種達と違うのはモンスターは行動によってスキル値を貯めて覚える。人種の様に神殿で手軽には覚えられないんだ」
「へぇ~、成る程。だからBランクより上の冒険者とかになると、一気にステータスが上がる訳か」
面倒だけど補正が在るなら積極的に覚えたい所だな。
「ええ、ある程度肉体が育ってからでないと、レベルアップで体に負担が掛かるようになってしまいますからね。その為の処置です」
ほうほう。と聞いて居るとヘルさんから少し不機嫌オーラが漂う。
「もしかしてヘルさん。解説役取られて悔しい?」
「……そんな事はありません」
うん。どうやら悔しいらしい。
〈違います〉
おふ、すいません!
因みに怠惰の魔眼に付いての説明はこんな感じだった。
エクストラスキル【怠惰】
効果:称号【怠惰なる者】獲得、弱体成功率up、効果時間up、弱体効果up
エクストラスキル七罪の一つ、怠惰の力を持って対象者の力を奪う弱体の力。
怠惰の魔眼
効果:あらゆる弱体化の邪眼を一度に付与出来る。例、鈍重、呪い、麻痺、減魔、虚脱、石化、幻痛
注:自分よりも強い者には掛かりにくい。
これを見た澪が十分チートスキルだ。と、言ったが騙されてはいけない。魔族はほとんど私より強いから大抵掛からない上に、ボス系はデバフが掛からないのが多いのだよ! ちょいちょいガバガバな設定のパクリ方してる癖にそこら辺だけゲームに忠実なんだよ。
それを言ったらまた微妙な空気になった。
何故だ。解せぬ?
「続いては私です」
名前:ヘル
性別:女性型
種族:機人種(生体型)
強化:3500
HP:∞
MP:12500→15000
物攻:300
物防:550
魔攻:350
魔防:550
敏捷:400
知恵:500
器用:300
運 :50→50
武装:
フリーウィング
固有技:
魔創
称号:
使い魔、魔族殺し、
スキル:戦闘系スキル
【魔闘技LV.4→LV.6】【魔力砲LV.2→LV.4】
【魔力弾LV3→LV.5】【結界LV.5→LV.9】
【属性弾LV.1(新)】
技能系スキル
【鑑定士極】【見切りLV.1→LV.5】
【集中LV.1(新)】【索敵(新)】
【魔創LV.3→LV.5】【飛行LV.3→LV.7】
【立体軌道(新)】
耐性系スキル
【毒無効】【魔道鋼殻LV.3→LV.6】
【精神攻撃無効】【物理耐性、小(新)】
【頑強(新)】
スキル補助系
【武器の扱いLV.3→LV.5】
攻撃ダメージUP系
【魔力ダメージupLV.3→LV.4】
【射撃LV.3】【格闘LV.1】
補助、その他スキル
【全種族言語理解】【スキル大全】
【俯瞰極】【聞き耳極】
【念話】【可視化】
【共有空間】【透視LV.5】
【並列思考】【MP自動回復LV.5→LV.7】
【自動修復】【自己強化】
【武装呼出し】【武装解除】
「ぶっちゃけ強化値が羨ましい」
「ヘルさんどんどん硬くなっていってるかな」
「そうですね。【魔道鉱殻】がハクア様の言っていた通りだと【物理耐性、小】と【頑強】でかなりダメージは下がりますね」
ミルリルの言う通りだね。だって全部最大で合わせたら毎回物理ダメージ50%カットだよ! 壊れスキルじゃね?! まあ、ヘルさんはHP無いから壊れにくいってのが一番だけど。
「【属性弾】はそのまま【魔力弾】に属性を乗せる事が出来るスキルですね。【立体軌道】は空を飛ぶ時の補助スキルです。強化値は後で相談の上振り分けます」
「ヘルさんはアクアを護りつつ遠くから狙撃。最強じゃね?」
しかも傷負っても直ぐに回復とかどうしろと?
「うむ。かなり厄介なのじゃ」
「さて、次はアクアです」
「ゴブ!」
名前:アクア
進化:3→4
レベル:1/30→30/30→1/40
性別:女
種族:シルフ→フェアリーエンジェル
HP:600→950→1600
MP:1000→1900→2500
気力:350→900→1500
物攻:140→315→470
物防:300→535→690
魔攻:605→970→1400
魔防:650→1060→1500
敏捷:360→715→915
知恵:470→780→980
器用:460→770→970
運 :90→90
武器:魔導の杖
防具:物防70魔防30
聖なる法衣、凱骨
アクセ:物防20魔防10
守りのペンダント
魔法:
暴風魔法LV.7→LV.9
回復魔法LV.4→治癒魔法LV.2(新)
聖光魔法LV.1→LV.5、土魔法LV.2→LV.3
水魔法LV.2→LV.3、強化魔法LV.5
魔法名:
ホーリーレイ、ゲイルブラスト
ゲイルスラッシュ、ゲイルストーム
ヒール、アクティブヒール、ストログ
ディフェンダ、アジリ
ユニゾン:
ボルケーノ、インフェルノ
レゾナンス:
なし
固有技:
風の加護、土の加護
水の加護、光の加護
慈悲(新)
称号:同族殺し、
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.3】【噛みつきLV.2】
【魔闘技LV.3→LV.6】
【結界LV.5】→【聖結界LV.1(新)】
【浄化LV.1(新)】
技能系スキル
【直感LV.5→LV.8】【罠師LV.4】
【飛行LV.7→LV.Max】【鑑定士LV.4】
【飛行速度LV.1(新)】【立体軌道(新)】
【属性付与、光(新)】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.3→LV.6】
【堅牢LV.5】→【堅牢2LV.2(新)】
【魔術2LV.1→LV.3】【魔坑2LV.2→LV.5】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.4】【ゴブリンキラーLV.5】
【魔力覚醒】【光属性ダメージup、小(新)】
耐性系スキル
【魔法耐性LV.4→LV.8】
スキル補助系
【癒しの天才極】【癒しの技巧極】
【杖のコツLV.6】【棍棒のコツLV.3】
【風魔法の真髄LV.1】
【風魔法の真髄LV.2】
補助、その他スキル
【言語】【言語理解】
【ユニゾン魔法】【MP消費緩和LV.6→LV.8】
【MP自動回復LV.3→LV.6】
ジョブスキル
【司祭】【治癒師】【魔術師】【
スキルポイント1500
「一気に抜かれた!?」
私はダメージを受け膝から崩れ落ちる。そんな私にアクアが近付きおもむろに親指を上げサムズアップ。
「おねちゃんドンマイ……ゴブ」
うわん!
「……続けます」
ヘル様は私の処理を諦めバッサリと先に進むので、私もそそくさと席に座り直す。
「妙に寸劇がこなれてるわね?」
寸劇じゃないやい!
「まず治癒魔法は治療、回復魔法を覚えた者の中で一握りの才能がある者が覚える魔法です。効果は治癒魔法は両方の魔法を一度に掛ける事が出来ます」
通常治療魔法と回復魔法は同時には掛けられない。
なんでも同時に掛けるとお互いの効果が邪魔し合うそうだ。だからこそ治癒魔法が使える者は重宝されるらしい。
オマケにアクアは【慈悲】スキルのお陰で、欠損部位とかも治せるから世の中にバレたら偉い事になりそうだね?
「次の【聖結界】は、結界に聖属性の効果が付与され魔法攻撃、特に闇属性の攻撃に強くなります。【浄化】は、呪いを解除したりアンデット系モンスターに致命打を与えられます」
「ふむ。便利だね? クー試しに【浄化】浴びてみない? 見てみたいし」
「嫌じゃからな! 絶対そんなフリなんて乗らないのじゃ! だからアクア! こっちにジリジリすり寄るな!」
チッ! ノリの悪い。
「【属性付与】と【魔法剣】とかって違うのヘルさん?」
「【属性付与】は【魔法剣】と違い他人の持ち物等にも効果を与える事が出来ます。後のスキルの説明は大丈夫ですね。ジョブスキルはそれぞれ回復効果up、魔法ダメージup、風属性魔法のダメージupと魔法ステータスの補正です」
「そう言や。レベルキャップいきなり上がったね?」
しかし、ステータスもだけど羨ましい。私も早くジョブスキル覚えたい。
う~ん。しかし、皆のスキルが増えてきて大変になってきたな?
まだまだ続く!
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