第143話「うん。めっちゃ楽しい」
「では、落ち着いた所で三人のステータスの確認をしましょう。まずはクーです」
またスルーされた!?
名前:ジグルス・エルクーラ(クー)
進化:2
レベル:5/20→20/20→1/25
性別:女
種族:リッチ
HP:∞
MP:280→580→610
気力:250→475→500
物攻:108→300→320
物防:80→240→260
魔攻:140→380→410
魔防:96→250→280
敏捷:80→230→250
知恵:440→590→600
器用:225→450→470
運 :15→15→30
武器:黒陽の杖
副武器:無し
防具:物防50魔防30
漆黒のドレス
アクセ:闇属性up
闇の指輪
魔法:
闇魔法LV.6→闇黒魔法LV.2
魔法名:
ダークネスボール、ダークネスアロー
ダークネスブラスト
レゾナンス:
奈落LV.4
武技:
固有技:
黒装(新)、黒棺(新)
称号:
眷属、堕ちた魔王、
スキル:戦闘系スキル
【結界LV.2→LV.4】【魔闘技LV.3→LV.4】
【魔法拳LV.2→LV.3】【マヒ爪LV.1(新)】
技能系スキル
【集中LV.4(新)】【見切りLV.3(新)】
ステータスup系スキル
【剛力LV.2→LV.5】【堅牢LV.1→LV.3】
【魔術LV.2→LV.5】【魔坑LV.1→LV.4】
耐性系スキル
【闇耐性LV.5】→【闇属性無効(新)】
【呪い無効】【痛覚耐性LV.4(新)】
【冷気無効(新)】【雷無効(新)】
【物理耐性LV.3(新)】
スキル補助系
【闇魔法の真髄(新)】
攻撃ダメージUP系スキル
【格闘LV.2(新)】
補助、その他スキル
【不死】【高速再生】
【弱点光】【レゾナンスLV.4】
【威圧(新)】
【呪文高速化(新)】
スキルポイント1800
「ステータスはそんなでも無いけどスキル増えたね。とはいえ進化ってこんなに上がるの? 私とアクア毎回少し下がってたんだけど?」
「マスター達はレア度は高くても弱い種族だったので……」
クソゥ!
「おお、やっと黒装と黒棺覚えたのじゃ」
「何その二つ?」
「昔我が使っていた我のオリジナルじゃ。どっちも闇属性の魔力を使った物で、黒装は魔力を服の様に纏い防御力を上げる物、黒棺はまあ攻撃系の物じゃな」
「へ~。さすが元魔王なかなか強そうなオリジナルだね」
「うむ。昔我が一番使っていた物じゃからな。自信有りじゃ」
「クーの癖に……」
「主様は我に対して酷いと思うのじゃ!?」
「さてそれでは残りの初見スキルの説明を」
「スルー!?」
クー、その気持ちよく分かるぜ。
「【物理耐性】はレベル1毎に1%の物理ダメージカットの効果です。【闇魔法の真髄】は複合型スキルで、闇魔法攻撃力up、魔力消費down、魔力効率upの効果が有ります。次に【呪文高速化】は呪文発動に掛かる時間が短くなります」
「どれも便利だな」
「我も戦力upなのじゃ」
特に【呪文高速化】は今後必要になるだろうな。
【無詠唱】使って分かったけど、詠唱を使わない魔法は多少だけど威力が落ちる。これは恐らくこの世界の魔法の在り方のせいだろう。
この世界の魔法は基本的には火魔法なら火を出すだけ、水魔法なら水を出すだけだけど、女神はそれを魔法という形で補助するためにスキルを作った。
前にも言った通りスキル何て無くても、実力と属性の相性さえあればどんな魔法でも使える。しかし、自分の扱える魔力で無ければ暴走、足らなければ発動すらしない。
簡単に言えば魔力とは水の様な物だ。
そして魔法とは店で出す飲み物だと思えばいい。コップに注いで溢れるのが暴走、少なければそもそも出す事が出来ない。そして扱う魔法の威力や規模、効果はコップの形と大きさだとすれば分かりやすいだろうか?
女神はそのコップを用意する事で、なるべく簡単にスキルとして魔法を使える様にしている。
つまり覚えていない魔法を使うというのは、コップを作る所から自分でしなければいけないと言う事だ。
ここで更に呪文の説明をすると、呪文とはそのコップを作る作業、つまりイメージの補正をする事なのだ。
イメージの補強、強化、規模や属性の指定それが呪文。
作りやすい形、更には魔力という水を注ぎやすい物を作れば自然に速度が上がる。これがこの世界の魔法だと私は結論付けた。
だからこそ、実力の在る者はオリジナルの魔法が多いのだ。
私もその内、大型呪文とかの為にイメージしやすい呪文考えよう。
しかし呪文か~。改めて自分で考えるとか中二臭くて恥ずかしいかも。だがしかし、同時に少しドキドキしている自分も嫌いじゃないぜ。
「マスター?」
私が魔法について考えていると声が掛けられる。
やべ。集中しすぎた。でも今度皆にも話しておこう。
「何でもないよ。次はアクアかな?」
「わかりました。では次はアクアです」
「ゴブ」
名前:アクア
進化:3
レベル:14/20→1/30
性別:女
種族:シルフ
HP:370→430→600
MP:680→950→1000
気力:200→320→350
物攻:100→130→140
物防:227→269→300
魔攻:250→335→605
魔防:305→400→650
敏捷:236→308→360
知恵:370→430→470
器用:375→435→460
運 :80→80→90
武器:魔導の杖
防具:物防70魔防30
聖なる法衣、凱骨
アクセ:物防20魔防10
守りのペンダント
魔法:
暴風魔法LV.5→暴風魔法LV.7
回復魔法LV.4
光魔法LV.9→聖光魔法LV.1(新)
土魔法LV.2(新)、水魔法LV.2(新)
強化魔法LV.5
魔法名:
ホーリーレイ、ゲイルブラスト
ゲイルスラッシュ、ヒール
アクティブヒール、ストログ
ディフェンダ、アジリ、アクティブヒール
ユニゾン:
ボルケーノ、インフェルノ
レゾナンス:
オールフルヒールLV.6
固有技:
風の加護(新)、土の加護(新)
水の加護(新)、光の加護(新)
称号:眷属、
スキル:戦闘系スキル
【爪攻撃LV.3】【噛みつきLV.2】
【魔闘技LV.3】【結界LV.2→LV.5】
技能系スキル
【直感LV.3→LV.5】【罠師LV.4】
【飛行LV.4→LV.7】【鑑定士LV.1→LV.4】
ステータスUP系スキル:
【剛力LV.3】【堅牢LV.5】
【魔術LV.6】→【魔術2LV.1(新)】
【魔抗LV.8】→【魔坑2LV.2(新)】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃LV.4】【ゴブリンキラーLV.5】【魔力覚醒】
耐性系スキル
【魔法耐性LV.2→LV.4】
スキル補助系
【癒しの天才(極)】【癒しの技巧(極)】
【杖のコツLV.6】【棍棒のコツLV.3】
【風魔法の天才LV.1】→【風魔法の真髄LV.1(新)】
【風魔法の技巧LV.1】→【風魔法の真髄LV.2】
補助、その他スキル
【言語】【言語理解】
【ユニゾン魔法】【MP消費緩和LV.6】
【MP自動回復LV.1→LV.3】
【レゾナンスLV.6】
スキルポイント580
「うむ。一段上の進化ともなるとやはり結構上がるのじゃ」
感じとしては、幼年期から成長期になった感じかな?
「おお、アクアも【~魔法の真髄】覚えてる」
「後は固有技で~の加護だね。これは何?」
「この~の加護系は、その属性の攻撃でダメージを与えると、ダメージの30%分HPが回復します。後はその属性のダメージも10%の軽減し【~の耐性】のスキルとも効果が重複します」
「じゃあ、最大20%軽減?」
「そうなりますね」
スゲー良いな。
「ムッフーゴブ」
そこで何故かアクアがキュールにドヤッて、そのままキュールとじゃれていた。
うん。お互いに噛みついてるけどじゃれてるじゃれてる。
「さて、では最後にマスターですね」
「どうなっているんでしょうね?」
クーやアクアのステータス見てる間に【喰吸】のスキルのストックも割り振ったし準備万端。
名前:ハクア
進化:3
レベル:11/20→1/25
性別:女
種族:白雷鬼
強化値:20
HP:1020→1290→1490
MP:473→710→820
気力:525→555→700
物攻:241→357→500
物防:240→348→490
魔攻:165→255→380
魔防:192→300→430
敏捷:263→420→800
知恵:340→430→460
器用:280→370→500
運 :90→95→95
武器:無し
副武器:無し
防具:無し
アクセ:HP100MP100物攻30物防30
魔攻30魔防30全属性耐性10%
ゼーゲンの腕輪+3
魔法:
風魔法LV.8→暴風魔法LV1(新)、空間魔法LV.4→LV.5
影魔法LV.4→LV.5、邪眼LV.1→LV.4
土魔法LV.2→LV.6、治療魔法LV.1→LV.4(新)
火魔法(新)→火炎魔法LV.1(新)
雷魔法LV.1(新)
魔法名:
ウインドブラスト、ウインドカッター
ボックス、アースクリエイト
シャドウハイド、ファイアアロー
ファイアブラスト
固有魔法:
鎌鼬、風爪、風守流転、風縮
旋刃鼬、魔領、螺旋焔
武技:
回天、バックスタブ、強襲、地走り
烈空、閃刃、、柳、三段突き
ラッシュブロー(新)、剛打掌(新)
連掌撃(新)、薙ぎ払い(新)
一閃(新)、疾風突き(新)
比翼(新)、散華(新)、黒凶(新)
破壊の一撃(新)、蒼天破斬(新)
固有技:
鬼崩剣、鈍重の邪眼、呪いの邪眼
麻痺の邪眼(新)、減魔の邪眼(新)
落水(新)、霧雨(新)、氷雨(新)
雷速(新)、充電(新)、雷鳴(新)、鳴神(新)
ユニゾン:
ボルケーノ、インフェルノ
レゾナンス:
ゲイルテンペスト、オールフルヒール
アイシクルクロス、奈落
蒼龍炎舞、フルバースト
称号:
転生者、同族殺し、同族喰らい
スキル:戦闘系スキル
【疫爪LV.6】→【疫雷爪LV.7(新)】
【疫牙LV.4】【疫崩拳(極)】
【魔拳LV.5→LV.7】
【魔闘技LV.5→LV.8】→【雷装鬼LV.2(新)】
【闘気LV.3】→【鬼気LV.3→LV.7】→【雷装鬼LV.5(新)】
【魔法剣LV.2→LV.3】【結界LV.1→LV.6】
技能系スキル
【鑑定士(極)】
【集中LV.7】→【思考加速LV.1(新)】
【直感LV.5→LV.6】【罠師LV.4】
【跳躍LV.5】【会心LV.5→LV.6】
【見切りLV.8→LV.9】【忍び足LV.3】
耐性系スキル
【異常無効(極)】【痛覚無効(極)】
【風耐性LV.3】【恐怖耐性LV.2】
【頑強】【雷属性吸収(新)】
ステータスUP系スキル
【剛力LV.8】【堅牢LV.7】
【魔術LV.1】【韋駄天LV.3→LV.6】
スキル補助系
【魔法の片鱗LV.7】【魔法のコツLV.7】
【刀の扱い(新)】→【武器の扱いLV.2→LV.3】
【風魔法のコツLV.4】
攻撃ダメージUP系
【背後攻撃(極)】【急所攻撃(極)】
【ゴブリンキラー(極)】【格闘LV.4→LV.7】
【豪腕】
属性スキル
【破壊LV.6】【マヒ附与(極)】
【麻痺毒(極)】【疫攻撃LV.3→LV.5】
補助、その他スキル
【喰吸LV.7→LV.MAX】←進化可能
【言語】【奴隷術】
【主従契約】【魔物契約】
【魔獣調教LV.2】【危機察知LV.3】
【ユニゾン魔法】【レゾナンス】
【念話】【魔眼】
【HP自動回復LV.1→LV.3】
【MP自動回復LV.1→LV.6】
【気力自動回復LV.1(新)】
【嗅覚LV.7】【暗視LV.6】
【並列思考(新)】
【レアイベント遭遇率up極大】
スキルポイント700
「「「スキル多っ!」」」
いやぁ、自分でも引きますわ~。そろそろ私も覚えきれない。それにしても……。
「敏捷だけおかしい位上がってね?」
「確かにそうですね? 他のステータスも確かに上がっていますが際立ってますね」
「おそろらくは種族による適正補正でしょう。アクアも魔攻が上がっていますしね。それではスキルの説明にいきたいと思います」
「う、うん。お願い」
ヤバイ。自分の事だけど覚えきれるかな?
「まずは分かりやすい物から【気力自動回復】は他の自動回復と同じ様に回復します。【雷属性吸収】は、その属性の攻撃を吸収してHP、MP、気力に還元します。
そしてアクアと同じ様に幾つかのスキルが統合されている様ですね。分かるとは思いますが初見の方もいるので一応、スキル名自体に矢印が付いている物は、同系統スキルの上位に統合されたか、レベルが上がって上位になった物です。
次に【疫爪】が【疫雷爪】に統合されていますね。このスキルは今までの【疫爪】に雷属性が付加された物です。また同じ様に雷の属性を一時的に外す事も出来ます」
「あっ、それは普通に有り難い」
「続けます。更に【闘気】は【鬼気】に【魔闘技】と【鬼気】は【雷装鬼】に統合されました。
今までマスターは、大事な場面でこの二つを同時に制御する事で【魔闘技】1.5倍×【鬼気】2倍の計3倍のステータスupをしていましたが、【雷装鬼】は、気力と魔力を同時に消費する事で、3.5倍までステータスを上げることが出来ます。
更に体に雷を纏い触れるだけで、秒間2の接触ダメージを防御力無視で与える事が出来るようになります」
「キタコレ! 遂に私も強くなってきたよ!」
ビバ私の時代!
「本当に強力なスキルですね」
「やったねハーちゃん」
「さて最後に【雷速】【充電】【雷鳴】【鳴神】ですが、これは少し特殊な物になります」
「特殊ですか?」
「はい。強力なスキルでは在りますが、扱いには注意が必要ですのでよく説明を聞いて下さい。まず【雷速】は【雷装鬼】を使用している状態で無ければ使用出来ません。効果は平面において雷の速度で移動する事が出来ます。移動距離は5メートル以内、移動間の接触、攻撃は不可能な完全移動スキルです
「ふむ、なるほど」
「平面のみ?」
「あ~、つまりジャンプしたり自分の今の位置よりも上には行けないって事だよ。1階から1階には行けるけど、1階から2階には行けない。因みに下方向にも?」
「はい、平面にのみです。しかも移動場所はスキルを使う段階で指定したポイントにしか移動出来ません。しかし移動間のダメージ等はありません」
確かにヘルさんの言う通り癖のあるスキルだ。これは風縮と併用して使い所を考えないとだね。移
動距離の制限、移動場所の制限、そして、移動間のダメージ回避。うん、面白い。
「そして【充電】は使用する事で【雷装鬼】の倍率が1.5倍に落ちます。しかし【充電】中は、接触ダメージが4に増やす事が可能です。そして【充電】する事で【雷鳴】【鳴神】が使用可能になります。【雷鳴】は1.5倍の雷属性ダメージ。【鳴神】は2倍の防御無視の雷属性ダメージになります。因みに【雷鳴】【鳴神】共に放てる様になると、感覚的に理解出来るそうです」
「なかなかにピーキーだね。でも使いこなせればいい感じに強力だ。因みに【雷鳴】【鳴神】は雷に耐性があるとどうなる?」
「勿論軽減されます。接触ダメージの方も耐性があると、秒間ダメージが下がりますね」
「そっか。ありがと」
「ハーちゃん楽しそうですね」
「うん。めっちゃ楽しい」
「では、これで全員分のステータスチェックが終わりましたね。後は、各自の装備を整えなければいけませんね」
「それはボクが頑張るかな!」
「うん。よろしくねコロ」
「了解かな!」
「コロ様、御用があれば私達に何なりと」
「はい。力になります」
「荷物持ちくらいなら任せて」
「うん。よろしくかな」
こうして私達は、魔族討伐の残りの日まで、それぞれで訓練や調整をする事にした。
「それじゃあご主人様? 約束のお話し、し・ま・しょ・う・ね?」
「……はい」
私の戦いはまだ終わっていなかった。
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