第67話 二〇二三年の読書まとめ&二〇二四年の読書目標


 かなり遅くなったけれど、私の中では毎年恒例となった、去年一年に読んだ本のまとめの回だ。

 二〇二三年の読書のテーマは「人人」。とにかく、タイトルに人に関する単語が入っている本を探して、読んでいった。以下はその羅列である。


一冊目   カズオイシグロ『を離さないで』

二冊目   伊坂幸太郎『

三冊目   辻村深月『島はと』

四冊目   向田邦子『一家』

五冊目   ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐ

六冊目   恒川光太郎『真夜中の

七冊目   森絵都『この

八冊目   セバスチアン・ジャプリゾ『シンデレラの罠』

九冊目   ウィリアム・シェイクスピア『

十冊目   西加奈子『漁港の

十一冊目  川上弘美『の死体をよろしくたのむ』

十二冊目  恩田陸『・サン ・ムーン』

十三冊目  吉田修一『

十四冊目  吉田修一『続

十五冊目  アガサ・クリスティー『そしてもいなくなった』

十六冊目  村田喜代子『エリザベスの

十七冊目  吉田修一『永遠と 上』

十八冊目  吉田修一『永遠と 下』

十九冊目  加藤千恵『この場所での名前を読んだ』

二十冊目  ルイス・キャロル『不思議の国の

二十一冊目 宮部みゆき『の犯罪』

二十二冊目 三浦しをん『通信』

二十三冊目 中村文則『土の中の

二十四冊目 ジェローム・K・ジェローム『ボートの もちろん犬も』

二十五冊目 角田光代『ロック

二十六冊目 朝倉かすみ『はまだか』

二十七冊目 又吉直樹『

二十八冊目 尾八原ジュージ『こわい話が大すき』


 以上、二十八冊。

 二〇二三年は、久しぶりに三十冊読破を目指していたのだが、達成できなかった。無念である。

 あと、他に色々読みたかった本が大量にあった。例えば、大江さんの『個人的な体験』は絶対に読もうと思っていたのだが、中々手が回らなかった。いつか再チャレンジを! とは思っている。


 さて、今年・二〇二四年のの読書目標だが、「樹花鳥獣」である。去年が「人人」だったので、今度は動物・植物をテーマにしている、あるいはタイトルに入っている小説を読んでいこうと決めた。

 「哺乳類」→「哺乳類以外の動物」→「植物」のルーティーンを決めて読んでいる。最初の三冊は、『黄金旅程』(馬)→『道化師の蝶』→『無花果とムーン』という形になった。


 あと、なぜだか今年は初めて読む作家さんをたくさん読んでいる。上記で示した三冊も、全部初読み作家さんだった。以前に「発掘」をテーマに読んでいたけれど、その時世もたくさんの初読みの作家さんがいるので、我ながら不思議だなぁと思っている。

 去年は、大傑作に出会えた一年だったので、今年はそこまでではなくとも、自分の琴線に響くような本に、たくさん出会えたらいいなと思う。


 では、皆さんも良い読書ライフを。




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