第3話 目指せ!週末投稿!


 私はカクヨムにおいて、一つの目標を立てている。

 それは、毎週末に一本小説を投稿するということだ。


 この目標を立てたのは、どこかで、「web小説は毎日投稿した方が、読者が付く」という話を聞いたからだ。

 当時、恐ろしいくらいに閲覧者数が伸びなかった私は、これを試してみようと思った。


 しかし、私は時間があるくせに遅筆で、「毎日は無理!」と、始める前から諦めていた。毎日書いているのだが、筆のスピードがかたつむり並みなのだ。

 その代わりに、毎週末に投稿することなら、出来るかもしれないと、新しい目標を立てた。


 だが、正直それもあまり守られていない。

 私のページを見てもらえば分かることだが、大体、翌週の月曜日や火曜日に投稿してしまっている。


 先日も、拙作の短編集『日常キリトリ線』に上げる一本の小説を、必死に書いて、何とか先週中に投稿できた。

 それまで、話が全く進んでいなかったので、ひいひい言いながら四二二四文字を一気に書き上げた。頭が酸欠を起こしたかのように、疲れていた。


 ちなみに、その小説の全文は五二六五文字である。

 短編とは。


 それはさておき、私はこの目標を、毎週のように必死に守ってきた。

 ただ、この目標をあまり公にしていないため、自尊心と、別に期待されていないから守れなくてもいいじゃないという言い訳とで、板挟みにされ続けていた。


 だが、こうしてエッセイの題材にしてしまったのだから、私はこれを必ず守らねばならぬ。

 もう言い訳は通用しない。


 その一方で、「小説を投稿できないのなら、エッセイを書けばいいじゃない」というマリー・アントワネット的な気持ちにもなっている。

 エッセイの題材は、腐らせるくらいにたくさんあるのだ。




 これを読んだ方には、私がもしも週末にエッセイを投稿したら、「そういうことか」と納得していただければ、幸いです。

 そんなへっぽこエッセイですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。

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