⑤⑥完読】慧眼の少女(けいがんのしょうじょ) 4852201425154963954

📖慧眼の少女(けいがんのしょうじょ)

作者 銀鏡 怜尚さま

https://kakuyomu.jp/works/4852201425154963954


完読🔖



一番を取らなければいけない少女。お人好しのラガーマン。色々と問題を抱えた陰のある少年とその守護者。ずっと一番の少女。公正な少年。才色兼備と慧眼達による論理ゲームが始まっていた。

──風岡。お前完全に巻き込まれてんよ。





ものすごい毒親が現れた!

お父さんは実は別の人よ、という事実以上にお母さんの人格破綻具合にまずインパクト。やだ、お父さんじゃなくてお母さんをチェンジしてください。

そんな悲劇背景が確定した子が主人公らしいよ!今から反抗期が楽しみです。


お母さん?私精一杯頑張ったよ。それでも満点取れなかったのはね、お母さんの遺伝子が足を引っ張ってるからなんだよ?私に謝ってよね、お母さん(笑顔)。だってそうでしょお?お母さんのその理論に当てはめたらおのずとそういうことになっちゃうじゃない。なんでわかんないのばかなのしぬの。


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 第一章 入学(ニュウガク)  1 風岡


違ったぁ!主人公は男だった!タイトルとイントロで少女が主人公だと決めつけるのは些か早計であったね!(なにこのテンション)

概要読んでも名前だけでは認識できなかったけど、風岡と影浦が男子で千里が女子。よし。もっかい概要読んでくる←


うむ。概要読んでも話の主軸が見えない。本編を読むしかない。


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 第一章 入学(ニュウガク)  4 風岡


あ、実在するアーティストの話入れちゃうんだ。すごいなあ。私はきっと架空のバンドの話で逃げるね。聖飢魔IIは白い奇蹟が好きです←要らない情報。


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 第一章 入学(ニュウガク)  5 風岡


 千里は魅力的な女子だが、話していると心の中を透視されているような感覚に陥ることがある。


これがぶっちゃけ実感できない。千里の登場場面の会話のやり取りからそれを感じることがなくて、いくらそうだと説明されてもピンと来ない。今のところ。


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 第一章 入学(ニュウガク)  6 風岡


ゆうやとはいたっち……。やだこれなんてぶろまんす?だんしって、だんしっていつもこう……。わたしをキュン死にさせてどうするの?


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 第一章 入学(ニュウガク)  9 風岡


 しかも違うの二人の人間に


 第一章 入学(ニュウガク)  14 影浦


 天才お嬢様に超えるためよ


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 *


 大学卒業五年目の話である。


 福岡市にあるK大学医学部を卒業し、福岡県内の市民病院で当時まだ努力規定だった二年間の臨床研修を修了した義郎は、故郷である那覇市内の牧まき志し記き念ねん病びょう院いんに赴任した。整形外科医として籍を置いて早三年が経とうとしていた。膝・股関節変形疾患、スポーツ外傷、関節リウマチのみならず、脊髄・脊椎疾患、手の再接合などを学び、受け持ちの患者も増えていった。











ΣΣ誰ぇー!?ついつらつらと読み進めてしまうけど、突然どうした義郎(誰)!


第一章をずっと入学ってタイトルできたけど別にそのタイトルいらないよね、っていう内容だし、かといって内容がわかるタイトルだととんだネタバレになってしまいかねないが、第一章は友情・青春そして事件!みたいなアレで予想だにしない展開へと誘ってくれましたよね。第一章だけで一度ちゃんと完結している。小さな小分けパックみたいな造りですな、良き。


あ、ついキリの良さから感想がまとめに入りましたが義郎ね。読む読む。思わず離脱して感想書いてしまったわ。いや、それこそが本来の目的か。


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17/40





なるほど。お父さんとお母さんの話ってことですかい(誰の)。いいですね、含みを持たせて明かさず次へ。千里の両親かはたまた影浦の両親かと思わせてからのまさかの風岡、とか。どんな方向から来てもいいようにこちらも警戒しておきましょう。


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 第二章 入塾(ニュウジュク)  1 陽花


小分けパックはパックごとに中身が違ってた件。陽花。今度は誰。関係ないけど風岡の名前もハルカって読めるよね。


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 第二章 入塾(ニュウジュク)  10 優梨


 炯眼けいがんを射た。


慧眼と炯眼をググってきました。


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 第二章 入塾(ニュウジュク)  13 千里


 優梨は作戦を変更した。


多分

優梨→千里


 第三章 入水(ジュスイ)  2 千里


 千里は少なくともそう思っていた。

→少なくとも千里はそう思っていた。


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 第三章 入水(ジュスイ)  3 風岡


そんな性急に立ち去るヒーローがいまだかつていただろうか。名乗るほどのものじゃないさ、とか言って去っていくわけではない。カラクリは語られ済みだけど千里からすれば神出鬼没に見えるでしょうよ(そんな余裕や理性があれば)。


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 第三章 入水(ジュスイ)  4 陽花


 隣の優梨がそう叫んだには遅かった。




 「先生、桃原さんはかなり憔しょう悴すいしています。今は彼女を病院に搬送することを最優先にした方が良いと思います。また後ほど説明します」と、日比野が代弁した。


日比野が最高に輝いた瞬間かと思われる。彼は最初から最後まで堅実で実直で思慮深く、公平で冷静で真面目だ。良いとこしかないな。ビジュアル評価のみ残念(陽花による刷り込み)。


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 第三章 入水(ジュスイ)  7 優梨


 「能力を持った者は、その能力を行使する責務があると思うんだ」


使いどころを間違うとこれこそがひとつの呪いになるとも云える諸刃の剣のようですが。それはそれとして。結局誰が慧眼少女だったのか、あるいは慧眼少女vs慧眼少女ということなのか、一番の慧眼は日比野だと思います!あとゆーや。


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40/40


読了。つうわけでざっと振り返っ──は、影浦の肉体腫れ上がり事件の謎はこっちで解明されてねぇええ。気になる人はもう一作読んでね(はぁと)ってことか、策士め!


風岡。別に彼が主人公ってことでもなかったね。してやられた。一風自由な群像劇。そっちとこっちがリンクする様にはあまりに綺麗なマッチングでこの不自然さを奇蹟と呼ぶのか(錯乱)。読んで不快感とかないのでお見事としか言えないのですが。


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つまりこれはサスペンスでありミステリーなのです(ぇ)。読者が探偵となって事件を追い推理を楽しむ。これが誰だ、誰とどう関係する、視点が変わったが今度はどこだ。そうした謎をかき集めて読む娯楽なので、わかりやすく説明しちゃったらダメなやつ。


少女じゃなくとも、我こそは慧眼という人に読んでもらいたいものです。


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私的にはなんて概要まとめるかな~。難しいよね概要とかコピーとかタイトルとかネーミングとか。私苦手なんだよねー。←無能が過ぎる


章タイトルは入○で統一しているのは何かこだわりか遊び心なのだろうかと思うけれども、あんまり功を奏しているような印象はないです。けれども先にも述べたように内容をあまり明かさずにタイトルをつけていく場合にはまあ色々な苦労もあるかもです。




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オマケ。これは作品の感想とは直結しないのですが、ラグビーってガッチリマッチョなイメージのせいか大学のラグビー部はすんなり理解できるんだけど中学ってまだ体出来上がってないうちからやっちゃう?と思い、少しググりました。ラグビー部のある中学ってけっこういっぱいあってビックリ。東京神奈川埼玉茨城栃木らへん?ラガーマンのゴリマッチョ一日にしてならず。あれ?愛知は?


色々調べるの楽しい。

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