第1章 風に導かれて

1.消えた刑事

 


「あぁ疲れたぁ。もうクッタクタやで」


 時刻は夕刻。夕暮れの日の光を浴びて朱色に染まる道路を、祐樹と北本が乗る車が、高宮警察署へ向かって走る。その車内の助手席で、祐樹は疲れた表情で右肩を抑えたまま、首を曲げてコリをほぐす。


「でもよかったっスよ。強盗犯もすぐに捕まえられて。下手すればもっと時間かかるかと思ってたんですけど」


 その横の運転席、北本もまた疲労が見られるが、それよりも事件が無事に解決したという事の方が大きいらしく、安堵と喜びに満ち溢れていた。


 コンビニ強盗をしでかした人物は、車で逃走し、途中で車を乗り捨てる等をして警察を攪乱(かくらん)しようとしていたが、やはりそれでも無理があるわけで、結局は目撃証言やGPSを駆使した警察によって、犯人は三日程であえなく御用となった。


 逃げ方も素人ながら、計画も杜撰だったようで、突発的な犯行だったという線が濃厚だった。現在、犯人は祐樹の乗る車とは別の車両に乗せられ、署まで連行中だ。


「まぁ確かに、すぐ捕まえられたんは僥倖(ぎょうこう)やったな。おかげで拳銃も使わんで済んだし」


 言って、拳銃携帯命令を出されたことで所持することになった拳銃が収められている右腰のホルスターを叩く祐樹。


「いやぁ俺としちゃあ拳銃を撃ってみたかったかなぁなんて思ったりもしたんスけどねぇ」


「アホゥ。拳銃なんてもんはな、使わんに越したことない代物やっちゅうねん。人の命を容易に奪うような武器やぞ? おいそれと撃ちたいなんて言わんでくれや」


 苦笑気味に言う北本に、祐樹が咎める。


 今回、確かに相手は拳銃を持ってはいた。ところが、拳銃の撃鉄を起こすのを忘れていて、弾が出ないことにパニックになったところを、祐樹たちに取り押さえられた。つまりは、拳銃を撃ったことすらないド素人が強盗をしでかしたということだった。無謀もいいところである。祐樹たちに押さえつけられた時、得物である銃に対してポンコツだの不良品だの悪態をついているのを見ると、男に対して同情はしなくとも、哀れにすら思った。


 もっとも、拳銃の使い方すら知らなかったお陰かが、死傷者どころかけが人も出なかった上、拳銃の入手ルートを探れば、武器を密輸している組織に辿り着ける可能性だって出てきた。結果オーライである。


「冗談っスよ。相変わらずそういうとこ固いんですから先輩は」


「やかましいわい」


 笑う北本に、祐樹はそっぽ向いた。割と気にしているらしい。


「ワシらは警察官や。人の命奪うんが仕事やないからな。拳銃なんてのはあくまで被害拡大を防ぐための物でしかないんや。ワシはそう考えとる」


 危険な武器を所持している人間がいた場合、野放しにしていては一般人にまで被害が及ぶ。そうさせないために、警察官は拳銃を撃たなくてはいけない時がある。そんな事態は引き起こしたくはないと、祐樹は思う。


 だからこそ、祐樹は極力拳銃ではなく、拳か、あるいは愛用している警棒を使う。拳銃も使うには使うが、その機会は過去に二回だけだ。正直、金輪際銃を撃つような事は起こって欲しくはないとは思う。


(まぁ、でもその時が来たら……なぁ)


 しかしそれでも、誰かが銃を撃たなくてはいけない時が来たら、それは今隣で運転している北本ではなく、自分でなくてはいけないだろう。例え凶悪犯と言われる人間であったとしても、相手は同じ人間。銃を撃つということは、相手の命を奪いかねない行為だ。そしてそれは、後の人生において重荷となり、やがて潰れてしまうかもしれない。


 そんな重荷は、自分のような年を食った人間が背負っていけばいい。諸外国とは違って銃が規制されている、この平和な日本社会。北本のような“これから”がある若者には、やはり極力荷物は軽い方がいいというものだ。


(……驕り、やろうか?)


 そう考える祐樹を、誰かは否定するかもしれない。だが、それは絶対譲らない。例え驕りだろうと何であろうと。


(そうや、そんなもん背負うんはワシだけでええねん。ワシだけで)


 祐樹の脳裏に過る、あの日。あの日から、自分は――――。




「先輩? 先輩、どうかしました?」


 思考に沈む脳が、北本の声によって覚醒する。


「え? お、おおすまんすまん」


「突然黙り込むからどうしたのかと思いましたよ。どうかしたんですか?」


「い、いや、ちょっと疲れてるみたいや。何も問題あらへん」


 いつの間にか考えに没頭していたようで、気遣う北本に何事もないということを伝えて再び前を見る。この時間帯は仕事が終わって帰路へ着く人が多いせいか、同じ方向へ走る車と対向車が多い。といっても、混雑する程の混み具合ではないため、止まることなく軽快に進んでいる。街中ではあるが、オフィス街の中にある道路であるがゆえに、決して狭くはない道。後少しで警察署に着こうとした時、二人の乗る車は止まらざるを得なくなった。


「あっちゃー、ここに来て渋滞っスか」


 ぼやく北本の視線の先。フロントガラスの向こう側では、白い自家用車がその場で止まっていた。信号が赤になっているせいなのか、それとも事故でもあったのか。原因はわからないが、かろうじて見える白い車の向こう側を見る限り、それなりに長い列となっているようだ。しばらく時間がかかるのは明白だろう。ルームミラーを見ると、同僚たちの乗る車が後ろにぴったりと着いているのが確認できた。


「しゃーないわな。この時間帯で渋滞なんて珍しくもないやろ。後ちょっとやねんから我慢せえ」


「ちぇー。こういう待つのって俺苦手なんスよねぇ」


「ブーたれんなや、刑事ってのは待つのも仕事やっちゅうてな!」


 ガハハ、と笑う祐樹に、憂鬱気にハンドルにもたれる北本。仕方なく、車が進むまでのんびり待つことにした。


 瞬間、轟音、爆音、そして振動。車の外で悲鳴が上がった。


「っ!?」


「な、何だぁ?」


 突然の出来事に驚く祐樹、焦る北本。車の外では、歩道を歩いていた人々が悲鳴を上げ、祐樹たちが進んできた道を戻るように走り出す。


 そして、祐樹は見た。フロントガラスから見える、黒い煙、そして赤い炎。


「爆発!?」


「ええ!?」


 シートベルトを外し、車外へ飛び出す祐樹。その後を遅れる形で、北本も後に続く。渋滞を待っていた車の中から、窓を開けて身を乗り出して様子を伺う人々と、車両から飛び出して逃げる人々。前者は祐樹たちの乗っていた車に近い後方の車で、後者は渋滞の列から前の方の車からだった。


 その人々を掻き分けるように、祐樹と北本は進む。そして、爆発があった場所へ近づいた時、二人は唖然となる。


「こ、これは……」


 祐樹は呟き、目の前の光景に目を疑う。


 燃えていたのは、自家用車よりも大きい輸送用のトラックだ。車両の向きがこちらを向いているのを見て、対向車線から飛び出してきたと思われる。


 が、それよりも重要なのは、トラックの積み荷。辺りに散らばる金属の筒のような物を見て、燃えている原因がはっきりとわかった。


「ガスボンベ、やと……!?」


 よりにもよって、可燃性ガスが詰め込まれた金属製のガスボンベが爆発したらしく、トラックの周辺は火の海だった。


 しかも最悪なことに、トラックが突っ込んだのは渋滞が解除されるのを待っていた車だったらしく、トラックの正面と突っ込まれた車の正面、二台とも運転席がぐちゃぐちゃだ。運転席にまで火が回っている。どう見ても運転手は死亡しているだろう。


 辺りに散らばっている金属片に運悪く当たり、ケガをしている歩行者もいる。爆発に比較的近かった車も傷だらけで、一部の車には動けないのか、まだ人が乗っているのが見て取れる。


「せせせせ、先輩!? ど、どうしましょう!?」


 目の前に広がる地獄絵図。この惨状に慣れていない北本は、狼狽え、祐樹に問う。


 燃えているのはガスボンベ。だが、この火が車のガソリンに引火してしまえば……どうなるかは、誰もが想像できる。


 そう考えた祐樹は、慌てふためくことなく、それでいて切羽詰まった声で叫んだ。


「北本! 消防署に電話! 消防車と救急車の手配を急ぐんや!」


「は、はい!!」


 携帯を取り出す北本の後ろから、同じ課の同僚たちが駆け寄ってくる。誰もが驚き、経験浅い者は狼狽えていた。


 その中から課長が、祐樹含めた全員に呼びかける。


「車に残っている人たちを避難させろ! 歩行者もここら一体には近づけないようにするんだ! 消防車と救急車が来るまで頼りになるのは俺達だ! 気張るぞ!!」


「「了解!!」」


 祐樹と北本含めた刑事たちの気合の入った声。本職とは違うものの、一般市民を守るという性質は変わらない彼らは、すぐさま行動に移した。


「しっかり! 立てますか!?」


「う、うう……何とか」


 祐樹は頭から流血し、意識が朦朧としている男性を助け起こしてその場から離れる。他のメンバーも、動けずぐったりしている人たちに声をかけ、或いはやむを得ず引きずってその場から離れる。車に乗ったまま動けない様子の人たちには、覆面パトカーから持ち出してきたハンマーを使って窓ガラスを割り、ドアロックを外して無理矢理扉を開けて運び出す。


 消防隊員と救急隊員が来るまで、祐樹たちは彼らの代わりを務め、一般人の救出に尽力した。


「もう少しや! 急ぐで!!」


 早くしないと、ガソリンタンクに引火する。こうしている間にも、燃え盛る車両からは紅蓮の炎と黒煙が吐き出され、辺りを異臭と熱気が包む。


 祐樹は、燃え盛るトラックに近い所に停まっていた車の助手席の窓を割り、ロックを外して扉を開け、運転席に座っていた女性のシートベルトを外して引きずりだす。爆発の衝撃で意識が朦朧としているらしく、うめき声を上げつつもなんとか立ち、祐樹に肩を借りる形でその場から離れていく。


「もう大丈夫ですよ、しっかりしてください!」


 祐樹は女性に声をかけて励ましつつ、急いで離れる。ふと、女性が何かを言いたげに、口を動かした。


「う……な、中……」


「え? 何ですか?」


 よく聞こえず、耳を立てて声を拾おうとする。少し意識が戻って来たのか、女性の声は先ほどよりはっきり聞こえてきた。


「な、中に……子供、が……」


「何やとぉ!?」


 だが、聞いた言葉は愕然とするに十分値する情報だった。中に、ということは、間違いなく先ほどの車の中だ。振り返れば、轟々と音を上げて燃えるトラックの近くにある車。先ほど祐樹が救助した女性の車。


 そこに、子供が取り残されている。


(迂闊やった! もっと中を確認しておけば……!)


 考えている時間はない。祐樹は、駆け寄ってきた北本が声をかける前に、肩を貸していた女性を預けた。


「北本、すまん! 頼んだ!!」


「え、ちょ、先輩!?」


 北本の声には応えず、反転してその場から駆け出す。急がなければ、時間がない。トラックと車の距離は、目と鼻の先。爆発すれば、その衝撃で辺り一帯は吹き飛ばされてしまうだろう。


 祐樹は元来た道を戻り、車へ駆け寄る。ここまで熱気が伝わってきて、思わず顔をしかめるも、それには意に返さずに、開けた扉から車の中に入る。


 フロントガラスが割れ、その向こうには灼熱の炎。祐樹は助手席から車内を見渡した。


「おった……!」


 そして、すぐに見つけた。後部座席に設置された、チャイルドシート。その上で、何が起こっているのかわからないキョトンとした様子で、くりっとした目を祐樹に向けている白いベビー服に身を包んだ赤ん坊。祐樹は助手席から後部座席へ乗り移り、チャイルドシートの解除にかかる。


「よーしよしよし、大丈夫やぞぉ。おっちゃんが来たからにゃぁもう安心や」


 笑いかけ、祐樹はチャイルドシートから赤ん坊を離し、抱き上げる。赤ん坊は泣くことはなく、ただただ無邪気に笑う。


 こんな状況でなければ微笑ましく思えるような笑顔。だが、赤ん坊の笑顔を堪能しているような暇は今はない。祐樹は助手席に移らず、後部座席から扉を開けようとした。


「っ!? ひ、開かん!?」


 ドアロックの解除のし忘れか? そう思い、確認する。だが、ロックは解除してある。そう考えると、原因は一つ。衝撃で車体が歪み、ドアが開かなくなったか。


 仕方なく、助手席へ戻ろうとする。が、ここでさらなる不幸が、祐樹を襲った。


 爆発。しかしそれはガソリンによる爆発ではなく、残っていたガスボンベのうちの一つに引火した物だった。


「うぉぉっ!?」


 衝撃で後部座席に叩きつけられる祐樹。その際、赤ん坊に被害が及ばないように、それでいて強すぎない程度の力で抱きしめる。座席の弾力性もあって怪我こそなかったが、もう一刻の猶予も残されていなかった。急ぎ、助手席へと戻ろうとする祐樹。


 だが、動かなかった。否、動けない。そこから。離れようとするも、何かにコートの裾を引っ張られるように。


「なっ……」


 原因を見て、祐樹は己の迂闊さを呪った。コートの裾が、後部座席の隙間に挟まり、シートベルト着脱装置に引っかかっていた。


 焦る祐樹。迫る爆発。ゆっくりとコートを引き離す暇も、脱いでいる暇もない。小さく舌打ちすると、祐樹は足を振り上げ、そして、


「フンッ!!」


 後部座席のドアを、蹴った。蹴りの衝撃が車内を伝わるも、ドアは開かない。それでも何度も、祐樹は蹴る。鈍い音が響き、ドアが軋む。外で広がり続ける炎に飲み込まれる前に、何としてもドアを開けようと、あらん限りの力を足に込め、蹴る、蹴る、蹴る!!


 何度目かの蹴りがドアに炸裂した時、割れる音と共に扉が僅かに開く。あと一回蹴れば開く。そう思い、祐樹はとびきりの蹴りをドアにお見舞いした。


「うおらああああああああああ!!」


 気合一閃。ドアは開く、というより、蝶番が破壊されてドアが吹き飛んでいった。


「先輩!!」


 女性を避難させた北本が、祐樹がいる車へ駆け寄る。すぐさま、祐樹は赤ん坊を抱きあげ、北本へ差し出す。


「早(はよ)ぉ! この子を!!」


 祐樹の意図が伝わり、北本は返事をせずに受け取る。赤ん坊はこの状況を楽しんでいるのか、まだキャッキャと笑っていた。


「先輩も早く!」


 北本が急かし、赤ん坊を片手で抱きかかえ、手を差し出す。炎の勢いはますます強くなり、いつ爆発してもおかしくない。急いでここから逃げ出さなければいけない。


 だが、


「行け!!」


 祐樹はそれを拒んだ。


「はぁ!? 何言ってんスか!? 先輩早く!!」


 素っ頓狂な声を上げ、北本は手を差し出すのを止めない。だが、祐樹はその手を払いのけた。


「はよ行け!! ワシもすぐ行く!!」


「いやいや、今行きましょうよ!? それともまだ誰か残って……」


「ちゃうわ! ええからはよ行け!!」


 残ろうとする北本を、祐樹は怒鳴る。その間にも、コートを引っ張る手は休めない。


「で、でも」


「行けぇ!!」


「っ……!?」


 鬼気迫る顔で叫ぶ祐樹。それに気圧され、北本は言葉を無くす。炎と、祐樹を交互に見て、判断を迷う。だが、祐樹の真剣さに、北本は判断する。


 祐樹は、動けない。そう勘付いた北本は、堪え、下唇をかみしめた。


「……先輩、すぐ戻ってきますから! 気を確かに持っててくださいよ!?」


 背中を向け、北本は赤ん坊を抱えたまま走り出す。祐樹はそれを見送り、小さくため息をついた。


「……あいつも、大分立派んなってきたなぁ」


 後輩が成長してきているのを間近で見て、充足感を感じた祐樹だったが、今はそんな感慨に耽っている場合ではない。今日は春も近いというのに冷え込む程の気温のはずが、熱くて汗が止まらない。炎の熱による影響だろう。いつまでもここにいてたら、爆発する前に蒸し焼きになってしまいそうだ。


「まぁ、まだまだこれからやけどなっと!」


 引っかかっている箇所を確認し、グイっとコートを引く。先ほどまで拘束していたはずのコートは呆気なく外れ、自由となる。落ち着いて引けば何てことのない事だが、焦っている状況だと、何でも力任せになってしまう。


 何にせよ、これで拘束する物はなくなった。すぐにこの場を離れなければと、祐樹は外へ出ようとして、




 視界が、白く染まり、




 何かが、割れる音が聞こえた気がした。






 連絡を受けてようやく到着した救急車に赤ん坊を預け、北本はすぐに祐樹の所へ戻ろうとした。


「北本! 大久間はどこに行った!?」


 大久間の姿が見えないことを疑問に思った課長が、北本に声をかける。


「先輩は、事故現場のすぐ近くっス! 動けないみたいで、すぐに行かないと!」


 北本が走り出そうとした、その瞬間、


 耳が劈けるほどの爆音と、体が吹き飛ばされそうになる程の衝撃が、オフィス街に響き渡った。


「うわぁ!?」


「きゃぁ!?」


 北本だけでなく、周囲で作業をしていた人々も叫ぶ。見れば、発火場所のトラックがあった場所は、先ほどの比ではない程の炎と黒煙によって包まれていた。


 その炎は、先ほどまで北本がいた場所も……現在、祐樹がいるであろう場所も、飲み込んでいた。


「う、嘘だろ……?」


 大勢の消防隊員が放水して火を消し止めようと騒ぐ中、北本は呆然と呟く。同様に、課長も、他の刑事たちも、燃え盛る炎を見て、呆然とその場に立ち竦んだ。


 燃える、燃える、燃える。全てを、鉄すらも溶かす勢いの炎が、万物を灰へと変えんと燃やしていく。


 その炎の中には、人命を優先し、自ら危険に飛び込んでいった、自らの目標である男が、まだ残っていた。


 彼が、脱出した様子は……無かった。


「大久間せんぱぁぁぁぁい!!」


「大久間ぁぁぁぁぁ!!」


 北本と課長の叫びが、届かぬ叫びが、巻き上がる黒煙と共に、夕日で赤く染まる空へと溶けていった。



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