第??話 閑話休題ホテプー一覧を添えてー
「どうも観測者の皆さんこんにちわ!
世界から個人までこよなく暇つぶしするニャルさんだよ!」
「…えっ?『急になんだ』って?
言っとくけどいつもみたいにみんなの心境の描写とか周囲の情報とかそんなものは描かれないわよ?」
「なんせここは世界の外。物語の外側の
だから物語もないし淡々とこの中で言葉を私たちが話すだけ」
「でもってまぁ俺たちが話す内容そんなにないしさっさと本題を掲示するとしよう」
「…ハイ!じゃーーーん!!!」
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― 神人物一覧表 —
― 那由多家 —
►
物語の主人公。
幼いころに両親を殺され正気を喪失するも何かの力により心を取り戻し、
現在はSAN値0で平然と行動するというある意味稀有な人間。
後に無貌の神に魅入られ、かつ気に入られ友人になり外宇宙に住むことに。
それに伴い外宇宙の神や幼馴染などを無自覚に惚れさせ結婚を申し込まれる。
ちなみに告白の返事はよほどあれな相手でなければOK。
最近は流れるように増えていく妻たちに釣り合わない自分に胃を痛めている。
►
神名:アザトース
那由多の妻になった神の1柱。
元は宇宙に存在していただけの神だったが那由多によって知識と、
心を与えられ一緒にいたいがために那由多に結婚を申し込み妻になる。
趣味はゲームで暇で那由多の手が埋まっているときは大体テレビゲームをしている。
最近は裏で積極的に那由多の妻を増やそうとしているがそれはまだ誰も知らない。
►
神名:クトゥルフ
那由多の妻になった神の1柱。
ルルイエにて睡眠を好み眠りについているだけの神だったが友神から同じように眠りを好む神が安眠に適した場所を見つけたという情報を聞きその場に潜り込む。
そして偶然見つけたコタツに吸い込まれて身動きができなくなり、
家主である那由多に発見されるが見逃してもらい徐々に彼のことを好きになり、
結婚を申し込む。
通常は眠ったまま行動しており省エネのために子供の姿になっている。
起きている場合は和服を着た大人の姿に変わる。
最近は自分の他にも那由多の世話をできる者が増えたため、
何か喜ばせる手段がないか模索中。
►
神名:ヨグソトース
那由多の妻になった神の1柱。
姉であるアザトースが那由多に誘拐されたと思い襲撃するも誤解と知り、
その那由多を監視するために那由多家に住み着き自身の憧れた温もりを与えてくれた那由多を好きになり結婚した。
アサト同様子供の姿で普段生活しているが姉と違い昔から心はあるため精神年齢的には姉よりも年上だが、姉に合わせて子供っぽい行動をするのが本人も気に入っているのでだんだん精神年齢が逆行していると思われる。
最近は那由多が過剰に女を口説く(無自覚)ことが無いように目を光らせようとしているが大体が事後のためため息を吐いている。
►
神名:バースト
那由多の妻になった猫神の1柱。
元々は人間嫌いだったが眷属ともども那由多に助けられ彼を好きになる。
世界にまともに干渉しない他の神と違いそこそこの常識があるため那由多からは
『我が家の常識神』と言われている。
最近は那由多に見せるための猫姿での可愛い仕草を研究中。
►
結婚する前は『
那由多の幼馴染で子供のころから恋心を抱いていた。
那由多がある事件で庇い行方不明になっていたが再会できたので想いを伝え結婚することができた。
那由多家唯一のナユタ以外の人間だが宝くじを引けば1等、
飛んでくる弾丸が弾道から180°回転するなど極めて論外な幸運を持っているため、
世界の裏では『幸運の女神』と呼ばれていた。
最近の悩みはちょっぴり幸せ太りしたこと。
影で運動中である。
►ニャルラトホテプ
外宇宙4大迷惑神の1柱。
那由多を外宇宙の神に作り替えた張本人。
始めは遊びだったが以外にも親しくなり、今では陰ながら彼を助けている。
妻と妻(自称)に追いかけまわされているが案外気に入っていたりする。
最近の悩みは他次元の自身が楽しそうな自分へと襲撃を企てていること。
►リベルギウス
ニャルラトホテプによって作り出された自我を持つ魔導書『法の書リベルギウス』
那由多と契約を結んでおり基本は那由多にくっついている。
初めての契約者である那由多に非常に懐いており好感度は実は妻たちと同じくらいだったりする。
悩みは特にない。
►ツァトグア
外宇宙4大迷惑神の1柱。
自身のすべてよりも睡眠を優先する性格で安眠を求めていたが自身を信仰する信者たちを邪魔に思い彼らが来られず安眠ができる場所として那由多家を選択。
居候として9割起きていないが那由多家に同居している。
最近の悩みは安眠のし過ぎで起きた時に体を動かすのが億劫になってきていること。
►シュブニグラス
外宇宙4大迷惑神の1柱。
他者を堕落させることに至福の喜びを覚える変態的な性癖を持つ神。
究極的に他者を堕落させることに長けている那由多に信仰心を覚え自分から眷属になると提案。
賄賂によって無事、那由多の眷属になった。
仕事と信仰を両立するために現在は那由多家の天井裏に住んでいる。
最近は自身の経営する会社の経営方針について考案中。
►ヒュプノス
夢の神。
表の世界には滅多に姿を現さない夢幻の神。
夢の中ならば勝つことはできない最強の力を持つ。
だが彼女は夢以外では臆病であり顔を合わせるだけで意識を失うほど弱いという欠点を持つ。
初めてできた友達の那由多の家に何とか辿り着くも帰ることはできなくなり、
那由多家に一緒に住むことになった。
►ナユタ家ペットズ
・眷属猫達
バーストの眷属の猫達。
喋れこそしないがそこそこ賢い猫達。
那由多と親しくしておりチュールを貰えるように今日も頑張る。
・シャンタク
ニャルラトホテプの眷属であるシャンタク鳥。
主が主なため雑な扱いを受けていたので那由多が保護。
今では主よりも那由多の命令を聞く。
・ダロス君
ティンダロスの猟犬のダロス君。
時間の揺らぎを感じ角から現れるも家の中にいる恐ろしい神格多数を目視。
庭で震えていたところ那由多に保護される。
今では姿を変えているため舌が針のただの犬と化している。
・ショゴス
庭にいつの間にか住み着いていた軟体。
基本庭を徘徊しているがときどき他のペット達と混ざって遊んでいる。
― 有馬探偵事務所 ―
►
那由多の友人で探偵事務所を私立した青年。
厄介ごとでも引き受けるため思いのほか外宇宙に関わってしまい、
自身の探偵事務所に『外宇宙探偵』などの扱いに困る称号を獲得。
仕事に偏りが出てしまったが経営のためにも受けるしかなく頭を日々悩ませている。
►
有馬探偵事務所のメンバーの一人。
おバカな言動、主に気分で選定、どっちかというと女好きなチャラいギャル風女。
一見すると間抜けの化身に見えるが実は大学在中時はすべてのテストで満点を取る天才だったりする。
尚、最近は仲の良かった
►
有馬探偵事務所のメンバーの一人
快活で声が大きく体格もよい運動部系の青年。
身体はとても丈夫だが大変頭が悪く2歩歩くと考えていったことを忘れることも。
基本的には頭の悪い猪突猛進戦車男。
― 沖縄県警・特殊捜査課 ―
►
沖縄県警特殊捜査課の実力派の一人。
人情厚く義理堅い昔よりの人間。
日夜溢れる人外の事件の調査で睡眠不足だが、
一番の悩みは現代っ子かつ問題児の部下だったりする。
►
沖縄県警特殊捜査課の新人の一人。
ステータスはそこそこ高いが素行は悪い。
問題児として扱われていたが上司の常盤に拾われ凸凹コンビとして、
今日もだるそうに常盤の隣に並んでいる。
―― その他の神とか ――
►
那由多の母親。
死んだそのときから那由多を見守っていたが頼もしい伴侶たちと昔から息子に思いを寄せていた小百合の花嫁姿を見て満足そうに成仏した。
►
那由多の父親。
死んだ時から那由多を守っており、
彼が正気を失わなかった一因はほかならぬ父親その人にある。
立派になった息子にエールを送りながら無事成仏した。
►イホウンデー
無貌の神の妻。
基本的には礼儀正しい神だが夫を見るととても嗜虐的になり苛め抜くドS神。
逆に言えば夫以外には無害な美女神である。
►クトゥグア
無貌の神の妻…を自称している。
対立しているはずの神に首ったけになりもはやそれ以外目がない女神。
自身の星であるフォーマルハウトを召喚し星を炎で包むことができる。
…が、現在はそのフォーマルハウトを何者かに破壊され少々力が落ちている。
►チャウグナーフォーン
外宇宙4大迷惑神の1柱。
頭の中を血を吸うことに支配されている神。
基本血が足りないときは象の貌になり突進と襲撃を繰り返す。
那由多のことは『無料ドリンクバー』と陰ながら呼んでいる。
►イグ
蛇人たちや蛇たちを統べる神。
温厚で誰かと敵対することを望まず共存を望み今は人間社会に紛れて生活している。
蛇族は人間社会に紛れる時間が長かったため、
イグを含めて皆世俗に染まっており空いた時間はゲームをしていることが多い。
主に狩りゲー。
►イゴーロナク
究極的に幼女をこよなく愛し自分のモノにしようとする変態ロリコン神。
基本自分のためなら他人がどうなってもよく身勝手の最低な神。
…だったがとある神たちに呪いを流し込まれ性格が反転。
ロリコンから老人至上主義となり、
逆に子供は嫌いになり今は老人介護施設を設立している。。
►
代々『迷い家』の主である白面金毛九尾の1匹。
代々の当主の悲願であった「妖怪の争い終結」
という果てのない夢を実現するために幼くも当主を継ぎ尽力していたところ、
突然現れた1柱の神の助力によりそれを達成。
その神はその後姿を消したが、彼女は彼との約束を果たすために争いを禁じられた妖怪を統べるまでに成長。万鬼夜行を統べるに至る。
►クアチルウタウス
外宇宙中に熱狂的なファンを持つアイドル歌手。
ひょんなことから那由多に惚れるも真っ直ぐにそれを伝える術はないため歌を経由することで告白を算段するが未だその思いは伝わらない。
その弊害によりラブソング以外が現在作曲不能になっている。
►フェンリル
北欧の狼神の1柱。
生まれた時から強大な力を持っていたため他の神に力を封じる鎖に繋がれたことを恨んでおりそのときの1柱オーディンを殺そうとしている。
逆に恐れるでも媚びるでもなく純粋に頭を優しく撫でる那由多にとても懐いている。
►オーディン
元北欧最高神。
現在は年老いたためその座を他の神に譲り自由に暮らしている。
秩序の神のノーデンスとは古い友神。フェンリルには命を狙われているが今は彼女に幸せになって欲しいと願っており、故に那由多に期待を寄せている。
►ノーデンス
外宇宙の秩序の神の1柱。
世界は崩壊しないようにバランスを保つ秩序の神たちの1柱。
ムキムキマッチョの巨躯のお爺ちゃんゴッド。
悪いことをしない限り優しく接してくれるが逆に悪いことをしている者には鉄拳制裁をくらわす。
►ゼウス
元全能の神。
以前はオーディンに並ぶ神だったムキムキお爺ちゃんゴッド。
老いたので自重はしているが今でも力比べは好き。
時たまに古い神たちと人間界に繰り出している。
►ステンノ
ゴルゴン3姉妹長女の蛇神。
他者との交流はあまり持たないが善良な英雄や害のないものとなら交流を持ったりもする。次女にエウリュアレ、末妹にメデューサを持つ。
那由多のことは好ましくは思うがどちらかというと(妹達に)害ある者として若干距離を置いている。
►ウロボロス
終わりと始まりを象徴する蛇神。
基本自分の手をかじりながらボーっとしている。
何を考えているかわからない。
►ヒュドラ・ダゴン夫婦
2柱の海神夫婦。
主人不在のルルイエの管理を任されており行動が雑な夫ダゴンは、
いつも妻ヒュドラにどやされている。
仲が悪く見えなくもないがどちらかと言えばヒュドラがダゴンに惚れており、
ダゴンもそんな妻を愛してる。
最近は夏に主人とその家族をもてなすバカンス計画に余念がない。
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「…はい、こんな感じ」
「これが我らが今回ここに集まった理由だ」
「そう言うことなんだよね~」
「こうしてみると大分集まったものだな」
「だいぶって言っても世界の数だけいるんだからきりがないけどね」
「…おーい本題本題!」
「っとそうだったよね~。」
「これまでの人物一覧だよ」
「いやぁ実は観測者の一人から『登場人物一覧がそろそろ欲しいかも…』と言われちゃったんだよねぇ…」
「でも案外その一覧を乗せる場所ってないんだ」
「で、困った世界の創造主は『仕方ないからこの辺に適当に書いておこう!』
…って深淵の中に書いてあるんだよぉ」
「まぁ幅とるし、
意外と数が多くて1話作るくらいの苦労になっちゃったんだけどね」
「久しぶりに出たキャラをざっくり回収したい観測者はここに来ればいいさ。
ある程度は設定がわかるだろ」
「てなわけで用事終了解散解散~」
「皆さまこれからもこの世界…ではなく【ニャンアザ】の世界の観測をよろしくよろしく~」
「ではさらばだ、観測者たちよ」
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