後編への応援コメント
次はどれを読もうか。
悩んでいたところ、やはりあの先生が気になって探してこれにしました(笑)。
先生の語りで入っている!
何か、一気に学生時代の授業風景・雑談を思い出してしまいました(笑)。
いや、卒業なんですね。感慨深い……。
って、クルド人!?
てっきり日本人だと思っていたのですが、春子さんはハーフだったのですか!ビックリです。
外見の描写が気合入っているなあ、と。思わず想像して私も一目惚れしそうでした(笑)。
そして、先生強い(笑)。
生徒の喧嘩を止めた時の「やんちゃ」っぷりを是非とも拝見したかったです。
春子さんの「最初から無理と決めつける」という言葉は、時と場合によりますな……と正直思ってしまいました(苦笑)。
それが必要な時もありますが、ちんぴら相手じゃ無理だな、と。
おかげで復讐?しに来たちんぴら15人から袋叩きに遭い、自身も危ない目に遭いましたが、それでも守る力(暴力)は駄目、と言ったのかが気になります。
しかし、先生はとても素直な人ですね。根がとても優しい。
春子さんの言葉は、大体の人には一蹴されそうな言葉なのに、彼はちゃんと受け入れたんですね。なかなか出来ないことだと思います。とても強くて惚れますね!
ところで、この二人は環境がかなりヘビーですね……。
先生も家庭環境が酷かったようですが、春子さんはまさかの戦災孤児で、目の前で両親を……。
で、結局喧嘩をして春子さんを守っていたんですね(笑)。
春子さんに内緒ってことは、あれだけの目に遭っても暴力は駄目ということか……。
でも、戦争に巻き込まれ、それで両親を亡くしたのならば仕方がないことかな。
と思っていた矢先の。
告白の結果が、かなり辛い……。
春子さんの叫びは、その地獄を体験した人にしか分からないものがあるのでしょうね……。
私はどう足掻いても、どうしても想像は出来ません。
私だったら、助けに戻るのではなく、やはり日本で暮らしたいと思ってしまうかもしれません。
それでも戻る春子さんは、どうしようもなく優しい人なんですね……。
また、自分が死ぬかもしれないのに、それでもやり返すのではなく、暴力は決して振るわない。
ガンジーを思い出してしまう……。
こういう春子さんみたいな人がたくさん増えれば、戦争は無くなると思いますが。
――現実は、無情だな。
そんな風に思ってしまう自分は、純粋さを失ったなと思ってしまいましたよ!
それでも、春子さんの様な思いは、失ってはいけないピースでもあると感じ入ります。
最後に黒板の文字で会話をする二人がとても印象的で、好きです。
生徒達が次第に静かになって、最後泣いてしまう人達まで出ていく変遷もかなり好き。
この生徒達、良い子だ……。
この先生に習ったから、なのでしょうね。
日本は……平和じゃないけど戦争をしていない、という意味では現代は平和で。
それでも、一歩外に出れば、毎日戦争が続いているんですよね。
特に中東あたりはひっきりなしで、戦争が日常化している、というのが信じられません。
この話はじわり、じわりと来るものがあって、春子さんの言い分はとても素敵だし無くしてはならない思いだと思うのですけど。
それでも、やはりどうしても拳を握らなければならないこともあるという考えが消えない私は、純粋さを失ったなと思いました!(二回目)
でも、出来ることなら、殴るのではなく、殴らずに終わらせられる方法を。
そして、「手を開け」というその言葉を実行出来る人間になりたいものです。
この先生、本当に素敵だ。
……で。
……があああああああああん……。
春子さん、……。
現実は本当に無情過ぎる……。
容赦ないな、本当に。この物語は!
まさかの「帰れなかった」だとは。
先生……よくぞ、……よくぞ、そこから立ち上がって教師を目指しましたね……。尊敬します。
先生は、春子さんから受け継いだ意思や思いを胸に、彼女の故郷に旅立つんですね。
確かに「学び」は、絶対に必要なものだと思います。
しかし……。
うわああああ……。葉桜読んだ時は、まさか死んでいるとは思ってもみませんでした。
他の友人は、そのことを知らないのでしょうか?
この物語は、葉桜よりも後ってことですよね?
かなり苦しくて、辛い。
最後に、生徒二人が「ありがとうございました!」って挨拶するの、不覚にも感動してしまいました。
先生、思う存分泣いて下さい。
そして、何気に春夏秋冬(笑)。良いですね!
先生のその後がどんな風になるのか、ちょっと怖くて想像が出来ませんが。
それでも、「Love&Peace」を伝えていっているのだと信じたいです。
他の企画を読んで、こちらも明るい話だと思っていたら、まさかの重いテーマでビックリしました!
かなり心が重くなりましたが、改めて生き方を振り返るキッカケにもなりました。
これは凄い。
素敵な物語をありがとうございました!
心に重く残る、素敵なお話でした。
作者からの返信
コメントが、一作品なみだ(笑
沢山のコメントありがとうございます!
そして、読みながら和泉様の感情の動きが手に取るようで、とても興味深かったです。
私はただ綺麗な作品を書くつもりはありません。
そこには何らかの意図が込められています。
そして、この物語はヒロインの死で涙を誘おうと思ったわけでもありません。
戦争という最も理不尽な事に、真正面から向き合っていく希望の物語として書きました。
私の中では、夏男は世界中の黒板に「Love&Peace」と書いてまわっている姿が思い浮かびます。
最後まで読んでくださって、また本当に素敵なコメントやレビューをありがとうございました。
嬉しいです!
後編への応援コメント
ゆあん様の指摘通り、本作は1話目だけ読んでも、その素晴らしさは伝わりませんね。
前回、『ここでやめておいた方が良いんじゃないの?』と思ったのですが、さらに一歩踏み込みましたね。
春子さんが亡くなってから、敢えて行く。漢だぜ、夏男!
好き嫌いで言うなら、『海が太陽のきらり』の1作目の方が好き。なんてったってハッピーエンドだからね?
でも本作の方がすごいよね。テーマが壮大。春子さんは亡くなってしまったけれど、その想いは生きている。
『海が太陽のきらり』の2作目。戦争が終結し、無事再会できた2人のif物語なのかもしれませんね☆
作者からの返信
最後まで読んでくださってありがとうございます。
まったくタイプのわかれる話ですからね。
私はあまりストレートに終わらせる話を書かないんですよ。
その辺は読み手様は楽しめると思うのですが……
だから、『海が太陽のきらり』の2作目とこの物語を結び付けちゃ駄目ですって(笑
前編への応援コメント
企画の方からきました。
違います。『明日の黒板』ではありません。『海が太陽のきらり』の方です。
『明日の黒板』のプロットは存じ上げません。作品を読むのも、これが初めてです。最初、奈月様のところに行こうかと思ったのですが、奈月様は4つも書いてらっしゃるからな。
まあ、芸人の『押すな押すな!』は『押せ!』ってことだと思い直して、こちらにやってきました。前置きが長い★
思った以上に話が重い。この時点では、仲良く映画見る雰囲気ではなさそうですね。
ですが、来た以上は最後まで拝読して参りますよ〜。
作者からの返信
フリじゃなーい!
『明日の黒板』の中でストーリー的には最も異質な本作品を読んではいけませんって事だったのに……や、読んでもらって嬉しいですけど(笑
後編への応援コメント
そして夏男はPeace(煙草)を吸うのですね。
ちくしょう。目から汁が出て来やがるいい話だったぜ。
黒板に書かれた言葉と、黒板に意味を持たせた事がとても大きいと思います。彼女には来なかった明日かも知れませんが、彼女が守りたかった人達の明日は、来るのかも知れません。それを、夏男が作りに行くのかも知れません。
重箱の隅をつつくを突くような指摘で申し訳ありません。
ずばり、これは冒頭が全てなのかなと思います。
教壇にたつ先生の自分語りで始まるのは大いに有り。先生の性格を考えれば、あんな話し方も大いに有り。
だけれどそれを知らずに読んだ私はちょっとオラついているラノベの主人公なのかと誤解したのです(勿論独語は読後はそんな風に思いませんよ)。
もしこの作品が企画に参加されていなかったら、最初の数行で辞めていた可能性があります。そうなれば、こんなにアツイストーリーに辿り着けなかった。
仮にもし、私と同じような感性をお持ちの人がいれば、彼らも私と同じように、作品の良さに出会う前にブラウザバックしてしまうかも知れません。
卒業式後のガヤガヤとした雰囲気。先生のキャラクター。それを考えればあの描写になるのは納得なのですが、上記のようなリスクを回避する工夫があると、より広くの方に知ってもらえるのでは無いでしょうか。その雰囲気を出しながらも、夏男先生の昔話の核心にたどり着くまで、読者の好奇心を煽りつつ。
これは大変に難しい内容ですが、挑戦される価値はあるのではないかと思います。
黒板とメッセージにアツい想いが詰まった素敵な作品でした。
最後に、ご参加頂きまして、ありがとうございました。
作者からの返信
読んで下さってありがとうございます。
企画、楽しませてもらっております。
Peaceかぁ……やられた(笑
冒頭の件、目から鱗です。
長い話になると思い、先の情景描写など頭からすっ飛んでいました。
頭で考えただけで、全然違った入り方になります。
とても身になるご意見、ありがたく頂戴致します。
ありがとうございました。
これはどうでもいい話ですが、私自身プロットを立てて話を書いたことがありません。
今回もゆあん様のプロットのみで、書き出しました。
大体の内容は頭の中にあったのですが、黒板に字を書く寸前まで、何が書いてあるのか私には分りませんでした。
話を進めると、私の頭の中で、夏男は勝手に「Love &Peace」と書きました。
それが、以外にもみなさまに気に入っていただけたようで何よりです。
皆様が平和でありますように。
世界が平和でありますように。
中編への応援コメント
とても心に残る話で、涙腺がうるうるしました。
この話、好き!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
神辺様の心に残る作品になれたことを、とても嬉しく思います。