はじめて四角號碼する漢字はなにがいい?
百聞は一見に如かず。習うより慣れろ。聞くより見る方が早い。つまり、そういうことだ。
というわけで本日もこんばんはー。たかぱしです。
今日は二
かつてピチピチの中文1年生だったおりにもらった資料をひっぱり出してみた。
おーう、懐かしいなぁ。「古文購読Ⅰ」って授業だったらしい。プリントやら漢籍のコピーやら授業のノートやらざくざく出てきたなぁ。埃くっつけて。
その中にあった、大漢和辞
で。確認がてら読んでみたら……いかに前回の説明が適当だったかが露わになったわー。
まぁ、過ぎたことだ(直さないつもりか!)
じゃあさっそく四角號碼してみようか。
たとえば「翔」とかどうでしょう??
数字対応一覧は、はいこれ。
0:なしorなべぶた
1:よこぼう
2:たてぼ
3:てん
4:交差十字
5:複数交差
6:しかく
7:かど
8:八
9:小
で、見る順番は、左上→右上→左下→右下→補足なんで。
まずは左上。「翔」の左上はひっくり返った「八」っぽくない?
え?点じゃだめなの?と、いちゃもんつけたくなった君!
ここで基本ルールその
形は筆数の多い方を取れ!
「亢」のなべぶた、「翔」の左上、「尚」の上、「情」のりっしんべん。全部点だからって3にしちゃうと3だらけになってややこしくなる。なるたけ1,2,3,4は使わないようにしとこ……ということだ。
というわけで、「翔」の左上は8。
次。右上に注目。おや、かくっと角になってるね。7だね。
左下。羊の下の部分。二本の横棒に縦棒が刺さってる。串刺しということは、5。
右下は、と見ると。一番右下端には縦の棒があるね。なにも刺さってないんで、これは2のたてぼうでいいだろ。
補足としてちょっと右下から上らへんを見ると。うん、羽の中の
まとめると。「翔」の四角號碼は8752-3。四角號碼索引の8752ー3の欄を探せば「翔」が見つかるはず。
と、こんなもんなんだけど、どう? どう? 分かった?
ちなみに、「翔」の四角號碼が本当に8752-3かどうかは、知らん。分からん。違うかもしれん。
特に一番怪しいのは補足番号。3じゃなくて2の可能性が否めない。
まぁ別に今は索引を引くわけじゃないから良しとするけど。
もし身近に大漢和辞典がある
はじめての四角號碼が(たぶん)うまくいったところで、今日はここまで!
次も基本ルールや例外ルールを紹介するけど、嫌いにならないでください。
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注1 二階:辞書とか大学時代の資料とかが手許にあるってこと。
注2 大漢和辞典:当然知ってるという前提で話が進んでるけど、大丈夫かな? 大修館書店のすっごい漢和辞典だよ。これも話すと長いから、またいつか機会があったら。
注3 よこぼう、たてぼう:これ執筆してるときに素で1と2間違えてた。1たてぼう、2よこぼうで書いてた。あっぶなー!
注4 基本ルールその3:説明するのが難しかった。ごめん。
注5 羽の中に点:手書き文字だと書き癖ではらいにする人いるよねー。活字やフォントだと微妙に違っちゃったりするし。基本ルールその4として、使う字は手書体楷書ってのもあるよ。
注6 身近に:大きな図書館なら案外あるもの。
補記:「翔」の四角號碼は8752-0らしいっす。
補足は右下からちょっと左上らへんってずっと説明してたけど。実は右下からみてすぐ上っていうのが正解らしい。ふーん。
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