いいかげん四角號碼を説明せよ

好き勝手吐き出したおかげでちょっとすっきりしました、たかぱしです。

よし、いい感じに四角號碼のことを頭から追い出せそ注1だぞ!


で、とうとう四角號碼とはどんなロストテクノロジーなのか……という話だが。


その前にお断りしなければなりません。


えー。執筆しております現在、手許に辞書も四角號碼の資注2もございません。こう、かなり適当な説明にならざるを得ないという、つまりなにを言いたいかというと。悪いことは言わんからググっとけ。



では気を取り直して。


漢字を調べたい。でも読みも部首も総画数もいまいちピンとこない。そんなとき。貴方を助ける四角號碼!(いや、ほんとに助けられたことあるんだ、これが)

簡単に言えば、漢字の形を4桁+1の計5個の数字コードに変注3してしまう、そういう技術。


なんじゃそりゃぁ!(中文1年心の叫注4


どうやって形を数字コードにするの?ってことで、適当に説明してみましょう!



なぜ4桁の数字になるのかと言えば。なぁに単純なこと。漢字の四隅の形をそれぞれ数字に置き換えるから。

+1ってのは、4桁だけだと被るコードが多すぎるので、補足的につけたりましょう。というそれだけの話。


はい、ここで四角號碼の基本ルールその1です。

漢字の四隅を 左上 → 右上 → 左下 → 右下 の順に数字に置き換えましょう。


例外ルール適用漢字以外はこの順番で四隅の形を見ていけばおっけー。簡単だね。


なお、+1は、最後の右下からちょこっと左上ら注5を見るんだけど。「ちょこっと左上ら辺」ってよく分かんないね。まぁあんまり厳密に考えなくて大丈夫。おおよそ皆だいたい勘でやってるから。たぶん。しらんけど。



で、「漢字によくある形」10個にそれぞれ0から9の数字が割り振られているわけだ。

注6に言っちゃえば。


0注7 → 見るべき形はないよっていうとき。あと、なべぶた。なべぶたってのは「亢」の上にのってるやつな。


1 → 横棒 横向きの一本線っぽい形。右はねも含む。右はねってのは、「光」の右下の形。


2 → 縦棒 縦向きの一本線っぽい形。はらいと左はねを含む。「丁」の下の縦棒みたいなはね。


3 → 点 長いと横棒や縦棒になってしまうので、あくまで点。


4 → 交差。二本の棒が交注8している形。「十」とか「叉」の下半分とか。


5 → 串刺し。三本以上の棒が交差している形。「羊」の下の方とかてへんとか。


6 → 四角。□。ばっちり閉じているもの。「口」とか。はみ出し禁止で「尸」は違注9よ。


7 → 角。かぎ。四角に閉じてないかど。「∟」いやもう例が漢字じゃないじゃーん。


8 → 八。八としかいいようがない。ひっくり返った八も8。「益」の一番てっぺんみたいなやつ。


9 → 小。八に一個足すと九だからなんだって。意味が分からん。「尚」の上についてるやつ。



以上、0から9ですね。

まじか、これで漢字の形がほんとに網羅できるか!? って思ってるな?


できます。します。強引に当てはめます。



慣れないと「え、これ覚えんといかんの?」ってなるけど、半分は覚えるまでもないだじゃれなんで、案外大丈夫。てか、覚えなくていいっすよ。へぇ、ふうんと思っててくれれば。


まぁよく「あれ?あれ?」ってなるのは、「1が縦だっけ?2が縦だっけ?」とかかな。



さて。残りの基本ルールと例外ルールは実際に見た方が早い!


というわけで。次回、とうとう四角號碼しちゃうぞ。

ついて来注10


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注1 追い出せそう:と言いつつ四角號碼をこんなに語って。居座られるんとちがうかな。

注2 手許にない:二階に行って昔のファイルをひっくり返せばある。めんどい。

注3 変換:で、変換してどうするかというと、四角號碼索引で該当コードの中から望みの漢字を延々探すのである。結局面倒くさいんじゃん!とお思いの貴方。そう、どっちにしろ面倒なのだ!もし四角號碼が面倒じゃない方法なんだったらロストしねーよ、という話。

注4 中文1年:習うよね?四角號碼。習うよね? ね?

注5 右下隅のちょこっと左上ら辺:それ以外に説明する言葉がない。誰か助けて。

注6 簡単に言っちゃう:正式名称とかちゃんとあるらしいよ。覚えてないけど。ウィキ見て。

注7 0:なぜか0だけ「無し」と「なべぶた」二つの形が割り振られている。つまり漢字の形が11個あったんだね。

注8 交差:刺さってないとだめ。くっついてるだけはだめ。5も同じ。

注9 はみ出し禁止:「由」はどうだったか記憶にない。情報求む。

注10 ついて来い:無理しなくていいよ。ほぼ自己満なんで。

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