おまけ

番外編お知らせ

 本作の姉妹作というか、本編ともいえる『妖しいクラスメイト』ですが、ありがたいことに、昨年11月に、ご縁があって書籍化、発売されました。

 なぜ今になってこんなことを言うのかといいますと、今月で発売から半年が経つのです。ちょうど、今プレイしているソシャゲも、昨年11月からサービスが開始されていたのですが、少し前からハーフアニバーサリーイベントなるものをやっていました。それを見て、そういえば『妖しいクラスメイト』も発売してから半年経ったよなと気づいた。


 というわけで、こちらもハーフアニバーサリー企画として、姉妹作である本作の番外編ストーリーを書くことにしました。本編じゃなくてこっちかよというツッコミもあるかと思いますが、それにはこんな理由があるのです。


 ハーフアニバーサリー企画をやるとしても、いったいどんな内容にしようか。そう思っていると、偶然にもこんなご意見をいただきました。


『妖しいクラスメイトの二人とか両親の(具体的な)イチャラブを読みたい…』


 よし、それだ! その意見を見た瞬間、話の方針が、そして、両親こと本作のメインキャラ二人を主役とした話にすることが決まりました。

 具体的なイチャラブをするなら、妖しいクラスメイトの二人より、こっちの二人の方が圧倒的に動かしやすいのです。なにしろ向こうはつきあってもいませんが、こちらは最終的にこどもまで作った二人。カップル力の差は歴然です。


 そうと決まれば、早速志保と木葉の具体的なイチャラブを……と、思って色々書いたのですが、ここでひとつ問題発生。具体的なイチャラブを書いた結果、これは、『性描写有り』のセルフレイディングをつけた方がいいなという内容になったのです。

 というわけで、小説管理画面の基本設定にある『性描写有り』をポチッと押したのですが、これは自分の作品で初のことでした。今まで残酷描写や暴力描写なら書いてきたのに。


 ですから、もし性描写が苦手という方がいましたら、今すぐUターンしてください。忠告はしましたからね。あとで文句を言っても知りませんよ。


 全然OK。むしろどんどん来いという方がいましたら……どうか、思いきりハードルを下げて読んでください。変に期待されても、ガッカリこと請け合いです。性描写有りといっても、そんな濃厚なやつでも直接具体的な描写があるわけでもないですから。

 そもそも、児童書として出版された本の記念企画として性描写有りのものを書くってどうなのでしょう。


 しかし、一度書いてしまったからには、あとはもう公開するしかありません。それではどうぞ……と言いたいところですが、あまりにも前置きが長くなってしまったので、肝心の本文は次回へと続きます。

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