第18話
side 邪教団の男
まただ、、また殺された、
世界種を延命進化させたんだぞ、、
2回もやられるなんて、、
どうなっているんだ、、くそ〜、、
こうなれば、帰還して強化を要請しなければ、、
[帰還]
sideout
side ガリス
俺は、黒い亀をやった本人の方を見ていた
それは、王都の時にもいた勇者たちだった
あの時は帝王種が討伐限界だったが、
今の勇者は伝説種までなら狩れるようだ
他の自体を把握していない奴らも、
勇者が討伐したということに気づいたようだ
全員が勇者をたたえ、御礼を言っている
装備をマリクが返そうとした時に、
俺の考えが変わり、マリクに装備をあげた
その日の夜は
祭りが開かれ、勇者たちや一番活躍した冒険者として、
マリクとアーリエが呼ばれ、屋敷に呼ばれた
ちなみに、公国なので公爵家が一番だ
3つ公爵家があり、役割分担をしている
今回は、外交などを主にしている公爵家に呼ばれた
公爵家にてーー
「今回の魔物暴走の件について、感謝致します」
そう言った後、扉が開き夕食が運ばれてきた
その後夕食を食べ、話をしていった
しばらく話をしていくと、勇者が
「君たち、16、7歳とは思えないほど強いね、
どうやって強くなったの?」
「自分は、6歳の時に魔物に襲われて、
その時に師匠に助けてもらい、鍛えてもらいました」
「私は母が魔女帝で、私も魔法の適正があったため、
鍛えてもらいました」
「えー、魔女帝の娘さん!?、」そう、聖女が驚いていた
そんな感じで話をして、食事が終わり帰っていった
ーー翌日
ギルドに行く時に男が話しかけてきた
勇者のようだ、、
「あ、昨日はどうも」
「昨日聞こうと思っていたんだけど、
君の師匠ってどんな人?」
「強くて、よく僕と一緒に行動してくれて
たまにアドバイスとかしてくれます」
「それで今どこにいるか分かる?」
「ここに居ますよ」
「え、、どこ?」
「ここです」そう言って俺を指差した
「タコ?」
「こう見えても強いんですから、」
「え〜、、」
疑いを持つような目で俺を見てきた
そこで、『よう、久しぶり振り』
と念話を使った
勇者は少し驚いたが、
知能のある魔物だと分かったようで警戒した
『まあまあ、そう警戒しなさんな、
それにどんなに警戒しても
何年もかけて修行や準備をしても瞬殺だ』
「久しぶりとは、、どうゆう?」
『あ〜、、正確にはそっちは俺の事知らないか、、
それに間接的にとはいえ、命の恩人にその態度はないでしょう』
「恩人、、?」
『そう、10年前の魔物暴走で気になる事あるんじゃない?』
「っ、、そうか世界種が突然消えたのは、、」
『俺がね』
そこまでいうと力の差が分かったのか、警戒を解いた
『それでね、少々、頼み事なんだけど、
マリクとアーリエをパーティーに入れてくれないか?』
その後も説得を試み
承諾してもらった、アーリエとマリクは驚いた
アーリエと聖女には俺のことは言っていない
実はこれから、邪教団を倒す為の旅に出ているのだとか
邪教団は前魔王たちが作ったもので、
それが他種族にも広まり、
人間や魔族で構成されているそうだが、
邪教団に者は儀式が行われ種族関係なく、
邪人族というものになるのだと、
ま、そんなこんなで今俺たちは公都を旅立った、
母親は体調も安定して、生活が普通にできるようになっている為、
アーリエも反対はせず、母親も賛成していた
次の向かう予定は帝都、
ここはまだ、魔物暴走などの被害が起こっていないので
次はここで起きるのではないかと予想されている、
俺はここで起きるというのはスキルで知っているんだけど、
ーー旅の途中
side勇者
はぁ、、
確かに強いメンバーが2人もきてくれるのはありがたい
それに正直この二人は聖女、
勇者に匹敵する職業だと思う
アーリエさんは魔女
これは魔法職を強くしていくと、
男は賢者、女は魔女と別れる
マリクくんは拳聖
拳聖は上位の強い職業であり、
剣聖というものもある
どちらの職業も更に最上位職があるから更に強くなる
これはとても心強い、のだが、、
一番気にしているのは、
ガリスというとんでもなく強い魔物
強いということしからからなく、
それがどのぐらい強いのか分からない、
だが、この世界を滅ぼすこと簡単に出来るだろう
はぁ〜、、世界を救うことが役目だがこれはどうしようもない
マリクくんたちが生活を共にしていて大丈夫だから
許容範囲が狭いわけではないと思うが
神様の化身か何かと言われたら信じるレベルだ、、
まあ、見方を変えれば、
敵側にこの最強生物が回っていないという事だから
喜んでもいいのか、、、
どうにしろ、考えてたところで仕方がない
あいつ自身が気にせず普通に生活しとけと言ったのだから
普通に、いつもどうりにしとこう
邪教団よりこっちの方が断然やばいよなぁ
sideガリス
あ〜、は〜やく帝都つかないかな〜、、
まだ、半分までの距離しか、到達できてないぞ、
遅いな〜、、
まあ気長に待とう、この調子で帝都に着けば、
ついた4〜6日後ぐらいに魔物暴走が始まるな、
帝都の連中も、予兆に気付いて、
兵を並べてるな
今回も、邪教団がいるし、またアイテムを使ってくるのは間違いない、
それに二度アイテムを使って失敗しているため、
更に強くアイテムを使ってくる可能性がないわけではない
加えて、今回の一番強い魔物は宇宙種だから、
アイテムを使えば、伝説種もしかしたら、神話種になる可能性がある
さて、こいつらが、そうなった時どう対処するのか、、
楽しみだなぁ〜、、、
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