第15話
宿屋に泊まって、
マリクが起きたのは、6:00ぐらいだった
俺は寝なくてもいいから、
一晩中、強い武器、強い防具の作成をした
いくつか作成して、それをさらに合成
それによって前作った覇龍装備が、強化され
極装龍(LR)になった
腕と足の部分が戦闘時、攻撃として利用すると
与ダメージが心配なので、さらにゴツくした
これ、そのうちマリクにでもやろうかね
マリクが起きてからギルドに向かう時、
アーリエに会った
その後、しばらく話して一緒にギルドへ向かった
ギルドで、Cランクのクエストをたくさん受け
また、ギルドを出てクエストクリアしに行った
Dランクの時と同様、量は多いのだが
マリクや従魔たちより弱い為簡単に片付いてしまった
その後、ギルドに報告に行くと、
試験を受ければ、Bランクに上がれるとのことだった
ギルド 訓練場
「これより、Bランクへの昇級審査を行う」
そう審判がいうと、審査官が武器を構えた
「始め!!」
そういう、審判の声と共に
審査官がマリクに向かって走って来た
マリクは審査官が武器で攻撃するのを見計らい
躱してから、審査官を吹き飛ばした
審判は唖然としていたが、マリクが
「あの、まだ続けるんですか?」
「あっ、そ、そこまで、、勝者マリク、、」
マリクの試験を担当したのはAランクだった為
審判も負けると思わなかったようだ
そんなこんなでゴタゴタがあり、
終いには、ギルマスに呼ばれた
ギルマス部屋にて
コンコン、、「長、マリクさんを連れて来ました」
「分かった、入れ」
ガチャ、「失礼します」
そう言って、マリクは部屋に入った
部屋まで案内した女性はすぐに下がっていった
「マリク君だったかな、君はBランクの昇級審査を受けたのだが、
審査官を担当したAランク冒険者を倒してしまった
しかも、ギリギリなどではなく簡単に、だ、、」
「ええ、そうです」
「つまり、君はAランク、、、
いやSランクの実力がある、
D、Cランクのクエストを
全て、それもミスなしでだ、
その為、成績も良い、、、
だから、君をSランクにあげる事にした
これが、Sランクのカードだ」
そう言って引き出しから、カードを出し、
マリクに渡して来た
それをマリクは受け取り、
「用事というのはこれで、全てですか?」
「ああ、もう帰ってもらっても良い」
ギルマス部屋から出て廊下を通り、
ロビーに着くと、そこにアーリエが居た
「聞いたよ、Sランクになったってね
これで一緒にクエストいけるね」
そう言ったアーリエを見て、
マリクは顔を赤くしていた
その後、試しにAランクのクエストを二人で受けていたが、
すぐに片付いてしまった、
マリクやアーリエはじゃあ、明日ね
などと明るく喋っていたが、念ノ皇神で心を見ると
もう離れるなんて寂しいなどと言った事を思っていた
あま〜い青春なこった、、
ーー翌日
起きると、マリクはもう朝食を取っていた
なぜ早いのか来ても答えなかったが、
心を読んだら、アーリエとクエストに行けるからだそう、、
あま〜いな〜、、今日行く予定はずらせば良いのに
それを言ったところで聞く耳は持たないだろうが、、
まあ、経験も成長の一つか、、、
おっと、マリクが行くみたいだ、、
俺は肩に乗り、共に宿を出た
待ち合わせた門の前に行き途中で、アーリエに会った
「お、おうアーリエ、、」
「あ、おおはようマリクくん、、」
なーんて、緊張したような会話を続けていた
クエストを受け、森に入っていった
マリクたちが受けたクエストは
森に出た王種の竜を討伐してくれっというものだった
二人は簡単な、クエストだと思っているようだが、
今、森には魔物暴走直前まで来ており、世界種が一体うろちょろしている
まあ、別に狩れるから良いか、、
森にて
ああ〜、、、
早く、王種の竜みっけて、
帰ったほうがいいのに、、
こいつら、いちゃつきおって
「アーリエ、王種の竜見つけたよ」
そうマリクが言うと、
アーリエは先手必勝とでも言わんばかりに、
魔法を竜に向けて打った、
ある程度打ったところで、やめると
そこには魔法で打たれて死んだ竜がいた
クエストが終わって帰ろうとしていると、
後ろから世界種の気配が出た
マリクも危険察知で気付いた様だが、
これだけ近付かれれば戦闘は避けられないだろう
気を倒し出て来たのは、蛇の魔物だった
Gaaaaaa
そんな、魔物の叫び声と共に戦闘が始まった
すぐに、アーリエが魔法も顔の付近に放ち、
視界を妨害しながらダメージを与えた
その後、後ろに回ったマリクが攻撃をした、、
見事に攻撃が決まり、蛇は倒れた、、、
そして二人が帰ろうとした時、
「ふふふ、、世界種に魔物を倒してしまうとはな
だがまだ終わりでは無い!!」
そういうと、黒い水晶の中に
何か赤色の何かが入っている物体を取り出し
「死して深まる憎悪を解放せよ
、、バーサーク」
そういうと、その物体の赤色のものが光を放ち
それを魔物の死体に刺した
すると、黒い水晶が割れ、中の赤いものが出てきて、
蛇の魔物を囲み、体の中に入っていった
死んだはずの魔物が立ち上がり、
青色だった鱗が赤黒く変わり、
更に巨大化した、
Vaaaaaaaa
と大きな声をあげ、第2ラウンドが開始した
「はははは、苦しめぇ人間どもぉ」
そう言って男は転移アイテムを使い消えた、
マリクは後を追おうとしたが
蛇の魔物が攻撃してきた為、追う事は出来なかった
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