第13話

スキルのちょい解説


獄負ノ皇神に含まれる、災ノ皇神は天災、災害を起こす能力を持っている、

例えば、竜巻を起こすことができる

だが、嵐ノ皇神を使えば同じようなことができるが、

力の強さが違う、天災、災害級の大規模なものを起こすとなると

災ノ皇神の方が圧倒的に強いだが、大体の位置の指定ができても

細かい指定ができない、

嵐ノ皇神は風や空気のを細かい操作できる、

そのため、この二つを合わせつことで、

強いスキルの効果を、細かく操れる



ーー本編


公都に生き時に、俺は転移で行こうとしたが、

あいつらが、歩いていこうと言ったので

歩いて公都に行くことになった

あ〜、、まあ俺は小さくなって、

ロウキの上に乗って移動するから別いいが、、

あー、モフモフ楽ちん


そんなことを思っていると、近くの村についたようだ、

「すみません、村に入らせていただいてもよろしいですか?」

「すまんな、今はここらで騒ぎが起こっているため、入れんよ」

「騒ぎってどんなことですか?」

「ここの近くの平原で、ホブゴブリンの群れが見つかってな、」

「そのゴブリンたちをどうにかすれば、入れてくれますか?」

「ううん、、そうだな、ゴブリンさえいなくなってくれれば、入れれると思うが、、」

「じゃあ、退治してきます」

「お、おい、退治するって、危ないぞ!!」

「大丈夫です。」

そう言って、マリクは走り出した



平原にて


そこには平原を埋めるほど多いボブゴブリンの群れがいた

「ロウキ、マクヤ、グラ、バーク準備は良い?」

そう、マリクがきくと、4体が吠えて返事をした、

「よし、じゃあ行こう」

それと同時に全員が一斉に動き出し、

ホブゴブリンを倒し始めた

俺は後ろで見守ったいる

何もしないのか、だって?

俺が何かしちゃえば、すぐ終わっちまうだろ、、


俺は見守っていたが、相手が上位種な為

すぐに戦いは終わってしまった、、

ホブゴブリンを倒し終わって気を抜いている

あいつらに声をかけた

『おーい、お前ら次オーガくるぞ、、』

そう俺が言うと、気配に気づいた様で、

平原近くの森の方を見た、、

少しすると、オーガの姿が見えてきた

それもさっきよりも多い様だ、、

オーガは最上位種、その軍がさっきよりも多い、、

通常の人間であれば諦めるが、、

あいにく、こいつは通常の人とは違う高人だ

この世界の人が70まで生きる

が高人になれば、150ほどまで生きることができ、

100までは30代と同じ動きができる、

さらに容姿もあまり老いない、そのぐらいすごい

そんな人間と、宇宙種が4体もいるわけだ、早々にはやられない

20ほどと言う長い時間をかけ、しっかりと数を減らして行き、

全滅させた、そのことでまた喜んでいた、、

普通こんな魔物が集団で攻めるなどあり得ない、

森の方には、召喚陣と隷属陣を展開して指揮をする

人間がいた、、、

魔族などではなく人間だ、、

まあ、公国の反乱系の集団か邪教団あたりだろう、、

どちらにせよ、俺が同行する様な問題ではない、

人間の問題は人間がかたずけろ、、


マリクにそういうことしている奴がいると伝えると

今にも森へ走り出そうとしていたので、

もうどこかへ転移してしまったと言った

実際、転移していても俺は後を追えるが、

面倒いからやーめた、


オーガも倒し再び村に入れてくれと言うと、

証拠を見せてくれと言ったので、

俺の空間ノ神の中に入れといた

ホブゴブリンやオーガたちを出して証拠にした

そうすると、快く入れてくれて、

泊まるとこまで手配してくれた


たった9年、戦闘の仕方を教えただけで

こんな、寄生虫みたいな、

楽な生活が送れるとわな、、

村の日は、店で美味しい飯を食った後、

手配された宿で眠りについた、、


夜、ふと目が覚めた、、

部屋を見ると、マリクがいない、、

ドアが開いていて、外に出た、、

そのまま、宿屋から出ると、

玄関の外に座っているマリクがいた

『どうしたんだ?こんな夜中にこんなところで、、』

「いや、昼間の魔物の軍団、、あれ邪教団がやったんでしょう、、」

『ああ、そうだなそれは間違いないが、、されがどうした?』

「小さな頃、親から勇者伝説って言う、

実際にいた勇者の冒険の記録を書いた本があるんだ、、

小さい頃、親に読んでもらった記憶があるんだ、、」

『それで、なんで飲ん何考え込んでるんだ?』

「実はさ、、俺侯爵家の人間じゃないんだ、

あそこを出発するときに両親から聞かされたんだけどさ、、

俺、あの家から離れたところにある村の出身らしいんだ、、

でさ、俺の本当の両親がそこに住んでたんだ

だけど、ある時魔物集団に襲われたらしいんだ

その時襲ってきた、集団を操っていたのが

邪教団なんだってさ、

小さな頃から夢で、あの両親以外の人が本を読んだり

遊んだり、楽しく話している夢を、、

本当の両親の話を聞かされた時分かったよ、、

あれは夢じゃなくて、記憶なんだってことを

最近では、両親が襲われて、そんな中で父が戦い、

母が魔法で俺を逃がしてくれた記憶まで、、

勇者伝説を読んでもらった頃は

魔族は悪い奴、魔物も悪い奴って単純だったのに

今じゃ、同種の人間でさえ、

邪教団なんてする悪い奴もいる、、、

はぁ、、どうすればいいのか、、」

『そう、悔やむないろんなものを知るために冒険するんだろ

そんな悔やんだりするのは、歳をとってからでいいさ、

何が悪か、それはこれからの経験の中で決めればいいことだ

どんな者でも、知性があり、生きていれば悩む事はあるし、

悪しき心を持つ者もいるさ、』

「そうだね、世界を見たりするための冒険だもんね、、」

そう言うと、宿屋の中に入っていった、

正直言って俺にそんな関係ないし、

どうでもいい事かもしれんが、

あいつ、もしかしたらどこかで道を外すかもな、、

ま、そうなりそうな時に、誰か正してくれる人が

現れることを祈るしかないな、

そう思いながら俺も中に入り、寝た、、、



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