第4話枕投げ…。
朝になって今日はゆっくり寝てから起きると孝夫の手が私の胸の上にあってそのまま寝てしまったと知った私は少しの間、止まっていた。
「………。」
「おはよう神風さん…。俺は何をやってるんだ。」
目が覚めた孝夫が自分がした事をすぐに理解して私の胸から手をどかして謝る。
「ごめん神風さん俺はそんなつもりは…。」
「大丈夫ですよ。孝夫さんまだ朝の六時なので寝ててください。」
私は孝夫を見て今の時間を教える。私はベッドから降りてドアまで歩いて行く。ドアを開けて階段を下りて朝ご飯の支度をする。私はお父さんとお母さんと妹の春風と同じクラスの男子達を起こしに行く。時間は八時半で私は自分の部屋で寝ている同じクラスの男子を起こす。
「皆さん朝ですよ起きてください。」
同じクラスの男子が起きて階段を下りて行く。そのあとお母さんとお父さんと妹の春風を起こしに行く。私は階段を下りて朝ご飯を机に置いて席に座る。みんなが来て私は手を合わせる。
「いただきます。」
「いただきます。」
みんなが大きな声でいただきますと言って私はご飯を食べる。私は一番最初に食べ終わって食器を洗う。みんながご飯を食べ終わってから私は同じクラスの男子と自分の部屋に行く。部屋に入って私は布団を片づける今日は学校で、私達は支度をして家を出て学校に向かう。学校に着いた私と同じクラスの男子が教室の中に入ると同じクラスの男子が女子達に昨日の事を話していた。私は席に座ってバッグから本を出すと女子達が私の方に歩いて来る。
「いいな〜。私達も今日、神風さんの家に行こうかな?」
「今日ですねいいですよ。今日はお母さんがいないので…。」
私はにこやかに女子達を見る。女子達は喜んでいて私は授業の準備をする。授業が終わって帰る準備をしていると女の子達が支度を終わらして私の事を待っていた。
「皆さんごめんなさい。待ちましたか?」
「全然待ってませんよ。」
私は笑顔で女子達を見る。私は女子達と歩いて私の家に入る。
「ただいま…。」
お母さんが今いない事を忘れていて私は自分の部屋に行く。部屋に入って私は同じクラスの女子と話し出す。
「真夏さんの部屋綺麗で羨ましいですね。」
「そうでもありませんよ。」
同じクラスの女子の言葉に私は笑顔で言うと同じクラスの女子はみんな首を振る。
(みんな同じ事思うんですね。)
私は心の中で思ってからお風呂掃除をする。その間同じクラスの女子はスマホで遊んでいる。私はお風呂掃除を終わらせて自分の部屋に戻る。
「お風呂掃除してきたので少ししたら沸きますよ。」
私は同じクラスの女子ににこやかに言うと同じクラスの女子はみんな私の方を見る。
「……。」
「……。」
何も言わずに二分間が経った時、同じクラスの女子が自分たちのバッグから何かを出している。
「神風さん、お誕生日おめでとう。」
「……。」
私は黙ったまま同じクラスの女子達を見る。
「今日誕生日じゃなかったですか?神風さん。」
「あってますよ。嬉しくて…。」
私の言葉のあとにみんなは笑ってクラッカーを鳴らす。私はお風呂に入る用意をする。
「お風呂広いね。」
「みんなで入れるくらい広いなんて羨ましい。」
私の家のお風呂は温泉と言ってもおかしくない大きさでみんなは私の家のお風呂にビックリする。私はいつも通りお風呂に入る。
「いつも広いお風呂に入ってるの?」
「入ってますけど…。」
私の言葉に同じクラスの女子はビックリした様子で私の方を見る。私はお風呂から出て頭と体を洗う。頭と体を洗った私はもう一度湯船に浸かる。
「……。」
「……。」
同じクラスの女子が固まったまま何も喋らない。私はクラスの女子全員の前で手を振る。
「あの〜大丈夫ですか?」
「…あ、ごめんなさいボーとしてて。」
私の言葉にボーとしていた同じクラスの女子。私はお風呂から出ようとすると澤波さんが私の右手を掴む。
「もう少し入ってようよ。」
「わかりました。」
私はニコッと笑ってもう少しだけお風呂に入る。お風呂から出た私達はドライヤーで乾かしていると妹の春風がドアを開けて覗く。
「あ、ごめんね。すぐ出るから。みんな悪いんだけどもう出て欲しいの。」
女子達は髪を乾かした後、私の部屋の方に歩いて行った。私は妹の春風の頭を撫でてから自分の部屋に戻る。春風は顔を赤くしていたがすぐにドアを閉めてお風呂に入った。
「神風さん。恋話しよう。」
「こ、恋話ですか⁉︎」
私は少し驚いて女子達の方を見るとみんな笑っていた。私は布団をひいてから自分のベッドで寝ようとすると女子友達の一人が私の方をじっと見ている。
「どうかされましたか?」
女子達の一人がもじもじしながら全然言わないので少し近づいてみると顔を赤くして口を開ける。
「ま、枕投げしないんですか。」
私は他の女子を見るとみんな準備完了したように枕を持っている。夜は騒がしく過ぎて行きました。
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