第3話秘密
次の日私が学校に着くと同じクラスの男子と女子が私の周りに集まって来る。
「昨日のデートどうだった?成功したの失敗したの?」
私はにこやかに同じクラスの男子と女子を見る。
「それはヒ・ミ・ツ」
私の言葉を聞いた同じクラスの男子と女子はどうなったのか気になりつつもなにも言わなかった。私は教室の席に座って本をバッグから出して読む。すると健志が私の方に歩いて来る。
「神風さん、今日僕と一緒に帰りませんか?」
「良いですよ。」
健志の言葉に私はすぐに答えると健志はすごく喜んでいた。その後に私のところに同じクラスの男子達が歩いて来る。
「俺達も今日、一緒に帰って良いかな?」
「私は良いですよ。」
私の言葉に男子達は喜ぶ中女子達が私の方に歩いて来る。
「神風さんの迷惑になっちゃうじゃない。」
「私は大丈夫ですよ咲良さん。」
私は咲良に言うと咲良はため息をついて私の方を見る。
「神風さんが言うなら良いんだけど。じゃぁ、明日は女子と一緒に帰ろうね。」
「良いですよ。明日は女子と一緒に帰りますね。」
私は男子全員と一緒に帰る。帰り道他校の生徒が一人立っていて私に声をかける。
「君と勝負したい。」
「何でですか?」
他校の生徒の言葉に私は慌てずに聞いてみると他校の生徒が私の方を見る。
「音楽ゲームで勝負だ。」
「私ですか?」
他校の生徒は頷いて私と同じクラスの男子と他校の生徒でゲームセンターに向かう。ゲームセンターに着いた私達は、音楽ゲームのところに行く。私と他校の生徒は用意をして曲を選んで始める。曲が始まって私と他校の生徒は鍵盤に手をおいてやる。曲が終わってポイントが画面に出る。私はフルコンボをして100.000で他校の生徒もフルコンボをして100.000で同点。次の曲を選んで少し速さを上げる。曲が終わってポイントを見る私と他校の生徒。私のポイントは97.853で他校の生徒が89.986で私の勝ち。他校の生徒は私の方を見る。
「強いね君、名前を教えてよ。」
「神風真夏と言います。」
私は笑顔で言うと他校の生徒は私は笑顔で他校の生徒の方を見る。
「名前はなんで言うんですか?」
「高橋建です。また会ったらよろしくな。」
私は頷いてゲームセンターから出ると同じクラスの男子が私の後ろを歩きながら私を見る。
「神風さんの下の名前は真夏って言うんですね。」
「ごめんなさい、まだ言ってませんでしたね。」
私は同じクラスの男子に謝ると同じクラスの男子は笑って私の方を見る。
「いつも神風さんに助けてもらってるから気にしないでいいよ。」
私が家に帰ろうとした時、孝夫が提案する。「この後神風さんの家に行かねえか?」
「…。」
突然の事に何も言えなくなった私を同じクラスの男子が見て来る。
「神風さん?」
「あ、大丈夫ですよ。ぜひ来てください。」
同じクラスの男子が心の中で思う。
(神風さんの家、綺麗なんだろうな〜。)
私は同じクラスの男子達を見るとまるで天国にいるような顔をしている。私は自分の家の方に歩いて行くと道の端の方に捨てられた子猫がダンボールの中に入っている。私は子猫の方に歩いて行ってダンボールに書かれている文字を読む。
「誰かもらってください。」
私は子猫を抱いて家に帰ろうとすると同じクラスの男子達が私を見る。
「神風さん、もしかして子猫を持って帰るんですか?」
私は頷いて同じクラスの男子達を見る。同じクラスの男子はそれ以上言わなかった。だって私に懐いている子猫が幸せそうだったから…。私の家に着いて私はお母さんを呼ぶ。
「お母さん、同じクラスの友達とさっき拾った子猫」
「よく来てくれました。さぁ上がってください。」
私は靴を脱いでみんなを待つ。同じクラスの男子が靴を脱いだのを確認してから私は階段を上って自分の部屋に入る。同じクラスの男子が私の部屋に入る。
「綺麗だな〜。神風さんは部屋も綺麗で羨ましいな。」
「ありがとうございます。私、飲み物持ってくるので子猫をお願いしますね。」
私は子猫を孝夫の膝において下に飲み物を取りに行く。少しして階段を上って自分の部屋に戻ると子猫が鳴きながら私の方に歩いて来る。
「ニャー、ニャー、ニャー。」
私はお茶の入った16個のコップが乗ったお盆を床に置いて子猫を抱っこする。子猫にミルクを飲ませて私はさっき置いたお茶の入ったコップを一つとって少し飲む。
「あ、お風呂掃除と夜ご飯を作らなきゃ。」
「神風さん俺たちがやるからゆっくりしててな。」
私が言う言葉が正夫に言われてしまい私は子猫の頭を撫でる。私は残った同じクラスの男子と話をしながら待つ。少ししてお風呂掃除をした孝夫が戻ってくる。みんなで夜ご飯を作りに行った正夫と健志を見に行くと二人はまだ野菜の皮むきをしていた。私は正夫と健志のところに歩いて行く。
「私がやりますから待っててください。」
私は正夫と健志に言って野菜の皮をむき始める。がっかりした様子で私の方を見る正夫と健志。私は料理を早く作ってみんなを呼ぶ。全員が席に座った時、私は手を合わせて
「いただきます。」
「いただきます。」
全員がいただきますと言ってご飯を食べ始める。
「真夏の料理美味しいな。」
みんなが話しながら夜ご飯を食べる。私は一番早く食べ終わって食器を洗う。次々と食べ終わって私はゆっくりとお皿を洗う。私は同じクラスの友達と自分の部屋に行く。私は子猫の頭を撫でながら同じクラスの男子を見る。
「先にお風呂に入っても良いですか?」
「俺たちは今日はお風呂入らないから大丈夫だよ。」
私が聞くと勇人が反応して答えてくれる。私は階段を下りてお風呂場に歩いて行く。服を脱いでからお風呂に入る。
「……。」
今日は伸びをしたり気持ちいいとは言わない。ただ黙って入って私は頭と体を洗ってもう一度湯船に浸かる。私は静かに出てタオルで頭と体を拭いてからタオルを体に巻いてドライヤーで長い髪を乾かす。髪を乾かしてから服を着て階段を上がり自分の部屋に戻る。
「お待たせしました。」
「……。」
同じクラスの男子が私の方を見て固まっていた。私は首を傾げながら同じクラスの男子を見る。
「どうかしましたか?」
「また、可愛くなったなって思っただけだよ。」
私の言葉に答える孝夫。私は孝夫の言葉に顔を赤くしてこの猫の方に歩いて行く。夜の九時になって私はいつも通り布団を敷いて私は全員分の布団を敷いてから自分のベッドの上で布団をかけて寝る。
「おやすみなさい。また明日ね。」
「神風さんおやすみなさい。」
私の言葉の後に同じクラスの男子が言うと電気を消してから私は目をつぶって寝る。時刻は夜の十一時になって男子達は起き上がって私のベッドの方に歩いてくる。私は熟睡している。同じクラスの男子は私の顔を見てから呟く。
「寝顔も可愛いな神風さん。俺達も寝るか。」
みんなが布団に入って寝る。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます