応援コメント

18_内在過去/実像」への応援コメント

  • コメント失礼します。

    物語の難解さについてはいただいた返信コメントを含めて、一部の種明かしの際から理解はしていたつもりでしたが、いざ目にしてみるとその広がりには圧倒されます。空想世界を通して実在を問うのかと思いきや量子力学のような側面も表れたりと、様々な要素が複合的に絡み合っていますね。

    良い意味で予想を裏切られました。正直、「仮想箱のときよりも雰囲気や展開をソフトにされたのかな」と最初は思っていたのですが、そんなことはまったくありませんでした。ノートにメモを取りながら読ませていただいていますが、早くも考察の走り書きが目立ってきました。観測器に関しても、続く内容でどう言及されるのか楽しみです。

    最後にお節介かもしれませんが、拝読した範囲で誤植と思われる箇所をピックアップしておきます。

    12₋名探偵ツナセ・ラタワより:探偵はそう言うと、私の後ろを辺りを指差した。→私の後ろ辺りを?

    14₋現象と意志を分かつ仮の彼方への轍より:ナツは得意先な表情でそう答えるとママチャリの横に回ってハンドルを握った。→得意気?

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます。
    いわゆる風呂敷を広げただけ、になっていなければと思うのですが、お手柔らかに……。
    ソフトなところは、今思うと“回復”を起点に書き始めたため、特に物語の序盤はおっしゃる通りそうなっている気がしますね。
    私の本領が発揮されて(?)そんなことはまったくなくなってしまうかどうかは、お楽しみに……。少々歯切れの悪いコメントとなってしまいました。

    また、誤字のご指摘もありがとうございます。先ほど修正しました。失礼いたしました。

    編集済