決闘の仲間とは

「おい、リウィス!、また、決闘かお前!」

シンリーがリウィスにまたかという表情で言うと。

「うん、そうだけど…」

リウィスがシンリーの顔の近さで、びっくりした表情で言うと。

「しかも、よりによってレイク・エタリーノかよ、こないだのシリウス様より断然強いんだぞ!」

シンリーが困った表情でリウィスに言うと。

「大丈夫だよ…」

リウィスがシンリーに言うと。

「大丈夫じゃなーーい!」

シンリーとマルスが言うと。

「えっ、そうなの?」

リウィスがキョトンとした表情でシンリーとマルスに聞くと。

「あの貴族達は、この学園で無双してるんですよ」

セシルがリウィスに言うと。

「大丈夫、レクシアさんとロイドさんを仲間に入れるから」

リウィスが言うと皆は、呆然と立っていた。

「えっ………、今なんて言ったリウィス?」

皆がそう言うとリウィスは。

「えっ、レクシアさんとロイドさんを使う……と、言ったんだけど…」

リウィスが普通のように言うと。

「マジか、勝ったな、この決闘!」

シンリー達が言うと。

「なぜ?」

周りのクラスの生徒がシンリー達に聞くと

「だって、リウィス君と同じS班の人達だよね、しかも、特別班の!」

セシルがクラスの生徒達に言うと。

「そ……そうだけど、何か…問題?」

リウィスが言うと。

「いや、そうじゃない、もう勝った決闘だなーと、思いまして…」

マルスが呆れた表情で言うと。

「まあ、リウィス君だから」

ティナがマルスに言うと。

「そうですね、リウィス君なら普通ですもんね…」

マルス達は、勝手に解釈した。

「とりあえず、今日、軍の所に行ってくる」

リウィスが言うと。

「俺も、行く!」

「じゃあ、私も」

「わ……わ私も、行きます」

「私も!」

「じゃあ、僕も、行きます」

シンリーが言うとティナとセシルがいい、それに便乗したルリとマルスが言った。

「わ…わかった」

リウィスが皆の圧力に負けて言うと。

「よし、じゃあ、放課後だな!」

シンリーが言うと。

「席に着けー!」

マグナ先生が入ってきて授業が始まった。

そして、放課後

「よし、軍の所にいこーう!」

「おー!」

シンリー達はまるで、遠足に行くかのようなテンションで言った。

「遠足じゃ、ないんだぞ」

リウィスがシンリー達に言うと。

「わかってる、わかってる!」

シンリー達は、頷きながら言った。

「じゃあ、行くか!」

リウィス達は、軍の施設がある王城に向かった。

そして、20分後。

「着いたよ」

リウィスが王城の中の軍の訓練場のまえに立って言うと。

「ここが、軍の魔導剣士の訓練場、すげぇー、デカいし、設備がやばい!」

シンリー達が興奮していると。

「おー、リウィス!、どうした」

「あっ、リウィスじゃない、どうしたの」

ロイドとレクシアがリウィスに気づきこちらに来た。

「あっ、レクシアさん、ロイドさんお久しぶりです」

リウィスが軽くレクシアとロイドに挨拶するとロイドとレクシアが。

「その子達は?」

ロイドとレクシアがリウィスに聞くと。

「ああ、紹介するよ、同じクラスのシンリーとティナとマルスとセシルとルリだ」

リウィスがサラッと紹介すると。

「は、はじめましてシンリーと申します」

「こ……こんにちはティナと申します」

「セシルと申します、よろしくお願いします」

「マ…マルスと申します、よろしくお願いします」

「ルリです、よろしくお願いします」

シンリー達はカチカチになりながら自己紹介をした。

「そんな、固まんなくていいよ!」

「そうよ、リラックス、リラックス!」

ロイドとレクシアが言うと。

「は……はい!」

シンリー達は大きな声で返事をすると。

「それで、リウィス、今日はどんな用件だ」

ロイドがリウィスに聞くと。

「えーと、貴族と決闘になり、3対3の勝負で、レクシアさんとロイドさんに対戦仲間をお願いしようと来ました」

リウィスが言うと。

「わかった、日程は?」

「うんいいよ、リウィスにケンカ売るやつは、叩きのめさなきゃ」

ロイドとレクシアが言うと。

「ありがとうございます」

リウィスは深々とお辞儀をした。

「それで、日程は明日の学園の放課後、15時頃、学園に、来て下さい」

リウィスが言うと、ロイドとレクシアは。

「わかった、明日の15時頃ね」

「いっちょ、暴れますか」

レクシアとロイドが言うと。

「お願いします」

リウィスが言うと。

「あとは、無いね?」

レクシアがリウィスに聞くと。

「はい、以上です」

リウィスが言うと

「じゃあ、明日なリウィス!」

「では、明日!」

ロイドとレクシアは訓練場にまた、行ってしまった。

「じゃあ、帰ろう」

リウィスが言うと。

「そうだな、帰ろう」

シンリー達が言うとリウィス達は、王城の外に出て解散した。

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