カルテニア王国

「まずは、情報収集からだな」

テオが、リウィスに言うと。

「そうですね、でも俺達だけでやるんですか?」

リウィスが心配した声で言った。

「大丈夫だ、今日は、助っ人を呼んである、こいつらだぞ!」

「リウィスさん、お久しぶりです!」

リウィスに挨拶したのは。

「お前達は、レクシアさん、ロイドさん、シスナ、カイン、ライド、エルナ、カルマ、ヒルデさん、アルド!」

リウィスは、驚いた、かつてこのラーゼル王国のS班の特別班の皆が、再び揃った事に。

「なぜ、お前達がここにいる…」

リウィスは、驚きのあまり言葉を失った。

「1人で抱え込むなよ、たまには俺達を頼れ!」

ロイドがそう言うと。

「ありがとう、本当にありがとう」

リウィスは、目がうるうるしていたが、すぐに顔を拭い言った。

「よし、カルテニア王国の民を救うぞ!」

リウィスが指揮をして言った。

「おう!」

皆は各地域に行き情報収集始めた。


───その3時間後───


「どうだった」

ロイドがレクシアに聞くと。

「だめ、情報どころかカルテニア王国のことすら知らない」

レクシアが、困った表情でロイドに言った

「レクシア先輩、大変です、カルテニア王国の元住民を見つけました」

カインとシスナがそう言うと。

「その人の所に案内して貰える?」

レクシアがカインに言うと。

「わかりました、こぅちです」

レクシア達が向かった。

「この人です!」

カインが言うと。

「あなたが、カルテニア王国の元住民さんですか?」

レクシアがその元住民に聞いた。

「はい、いかにも、私、ドラール・バイゼルオンは、カルテニア王国の元兵士です!」

その言葉にレクシア達は希望が見えた。

「ドラールさん、では、カルテニア王国のことを聞いてもいいですか?」

レクシアが、ドラールに聞くと。

「なんでも、聞いてくれ!」

ドラールは得意気に言った。

「では、カルテニア王国は死んだ人間を生き返らせる魔法を本当に使うんですか?」

レクシアが聞くと、思いもよらなない言葉が

「あぁ、使う、古代魔法とか何とかいってたなー」

ドラールの古代魔法という言葉にレクシア達は驚いた。

「本当に使うんだ…」

一瞬、言葉をレクシア達は失った。

「それじゃあ、その人はどういう扱いになるんですか?」

次の質問に行くと。

「あぁ、それなら、魔人の血を使ったウイルスを生き返らせた人間に摂取するんだ、あれはグロいぞー!」

ドラールが言うと 。

「マジか、そんな扱いにすんのかよ!」

「そんなのひどい!」

カインとシスナが言った。

「まぁ、あの国はイカれてるんだよ」

ドラールが言うと。

「では、それと、カルテニア王国の国は、いまどんな状況ですか?」

レクシアが次の質問に移った。

「いまは、そんなんでもないけど、1年くらい前までは、飢饉にあってたね」

ドラールが言うとレクシアが次の質問を聞いた。

「カルテニア王国は、周りの隣国と仲がいいんですか?」

レクシアがドラールに聞くと。

「いや、仲はよくない、魔人の研究で隣国も呆れて物資も渡してくれないから、飢饉が起こったんだよ」

ドラールがレクシアに言うと。

「わかりました、ありがとうございますドラールさん」

そう言うと、レクシア達はドラールの家を出た。

「また、聞きたいことがあったら言ってくれ」

ドラールは言うとは家に入って行った。

「現状は、カルテニア王国はひどいな」

ロイドが言うと。

「これは、本部に至急知らせなければ」

レクシアが言うと4人は、他S班の仲間と合流して、王城に向かった。


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