特訓
「難しいなぁ!」
周りの、クラスの生徒が言っていると。
「こんなのも、出来ないのか、いまの生徒は!」
カインが、呆れた表情で言った。
「まぁ、元々魔法の訓練をしてない子達もいますからね」
シンリーが言うと、それに反応したシスナが。
「私達とは、やっぱり育った環境が違いますからね!」
シスナがシンリーに言った。
「やっぱり、軍人ってすげぇなぁ!」
シンリーが言うと。
「いや、俺達は、ただ昔からそういう環境で育ったから、出来るだけで、練習すれば誰でもできる」
カインが言うとそれに反応したティナが。
「じゃあ、私達にもS班に入れるだけの可能性は、あるという事ですか?」
ティナがカインに聞いた。
「まぁ、そうなるな…」
カインが言った。
「俺達にも、チャンスはあるんだな、よし、頑張ってS班に入るぞーー」
シンリーが、1人で燃えていた。
「まぁ、それには、ソード・フラッシュの応用も、出来るようにならなきゃな!」
カインがシンリーに言った。
「わかったぜ!」
シンリーが嬉しそうにカインと会話していた
一方その頃、リウィスは。
「先生、甘いですよー」
なんと、リウィスはカイル先生と模擬戦をしていたのだ。
「さすがに、やるな!」
さすがに、リウィス相手にカイル先生も手こずっていた。
「これなら、どうだ、片手剣技・冥刀・壱ノ
カイル先生が、片手剣技を放ってきた。
「それなら、秘剣・魔剣技・
負けじと、リウィスも、魔剣技を繰り出した。
「うおーー」
カイル先生の剣に、リウィスの魔剣技が、炸裂した。
その瞬間、カイル先生が吹き飛ばされた。
「さすがにやるな、参った、降参だ!」
カイル先生が両手を上げて降参した。
「お手合わせ、ありがとうございます」リウィスはそう言うと、カイル先生に深く礼をした。
「本当に、お前は強いな!、敵ながらアッパレだ!」
カイル先生が、リウィスの方に来て言うと。
「いえ、さすがに、元騎士団A班、班長の実力、とても凄かったです」
リウィスが言うと。
「そうか、ありがたいな、剣聖にそう言われると」
カイル先生は、ニコニコしながら言った。
「では、自分は、カイン達の所に行きます」
リウィスがカイル先生に言うと。
「おうよ、また、手合わせしてくれよ!
カイル先生はそう言うとは違う生徒の所に行った。
「さて、カイン達は何してるかなぁー」
リウィスが言いながら行くと。
「もっと、魔力を込めて!」
シスナがティナとセシルとルリに教えていた。
「もっと、魔力を込めつつも安定に!」
その横で、カインがシンリーとマルスに教えていた。
「おぅ、ちゃんと教えているな」
リウィスが、関心した。
「あっ、リウィス!」
カインが、リウィスに気づいた。
「ちゃんと、やってるなぁ」
リウィスがカインに言った。
「なかなか、筋は良いですよ、ここの5人は!」
カインが言うと。
「そうか、まぁ、頑張れ」
リウィスが言うと。
「よし、この後、特訓するぞー」
カインがそう言うと。
「おーーー!」
シンリーとマルスが、手を空に挙げて、返事をした。
「校内放送、至急リウィス君は、学園長室まで来てください」
学園長に呼ばれたリウィスが。
「またか、今度はなんだ」
リウィスが面倒くさそうに言いつつも行くことにした。
「行ってくるわ」
リウィスは、カイン達に言うと。
「おぅ、また後でな!」
カインがニコニコしながらリウィスに言った。
「はぁー、今度は何なんだろう」
リウィスは、ため息をついて歩いて学園長室に向かった。
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