新しい仲間

「おはようリウィス君!」

リウィスが学園に着くと、ティナが挨拶をしてきた。

「おおぅ、おはよう」

リウィスが動揺しながら言った。

「知ってる、今日、転入生がくるらしいよ」

周りのクラスの皆がその話しをしていた。

「そうなのか?」

リウィスが興味がちょっとあった表情でティナに聞いた。

「そうだよ、それも2人!」

ティナがワクワクした表情で言った。

「まぁ、知ってるやつじゃない事を祈ろう」

リウィスが、寝ようとすると。

「みんな、席につけ!」

マグナ先生が入ってきた。

「先生、転入生は?」

クラスの子が聞いた。

「まぁ、待て、いま呼ぶから、入っていいよ!」

マグナ先生がそう言うと、教室の前扉が開いた。

「失礼します」

すると、女の子と男の子が入ってきた。

「おーー、かっこいいのと可愛いのが入ってきたーー」

周りの生徒は、とても大きな声で言った。

「今日から、このクラスで皆さんと一緒に過ごすことになった、シスナ・カナイラーです!」

「同じく、カイン・エルギニウスです!」

カインとシスナが挨拶をした。

その瞬間、周りの生徒は嬉しそうにしながら。

「よろしくーー」

「よろしくな!」

周りの生徒がはしゃいでいた。

「久しぶりだな、リウィス!」

眠そうなリウィスにカインが言った。

「お久しぶりです、リウィスさん」

そして、シスナが言った。

「マジか、なぜ、お前らがここにいる?」

驚いた表情でリウィスが言った。

「軍の方でリウィス1人じゃ可愛いそうだから、俺達がきたんだよ」

カインが言うと。

「いや、俺は、1人でも大丈夫だから」

リウィスが反論した。

「えっ、カイン君とシスナちゃんって、リウィス君と知り合い?」

ティナが聞いた。

「知り合いも何も、同じS班の仲間だよ…」

カインが不思議そうな表情で言った。

「えっ…………、えーーーー」

皆が驚いた。

「そうだよ、私もS班の軍人だよ」

シスナが言った。

「マジかよ、この国の最大戦力が3人もこのクラスにいるのかよ!」

シンリーが、とても驚いた表情で言った。

「あら、リウィスさんのことは、皆さんご存知なのですか?」

シスナが聞いた。

「学園長が言ったからな」

リウィスが答えた。

「そうですか、まぁ…、仲良くしてくださいね、皆さん」

シスナが言うと。

「よろしくね、シスナちゃん!」

ティナが、握手をシスナとしようとすると。

「よろしくね!」

言ってシスナがティナと握手をした。

「それじゃあ、1時限目は、初級の剣技を習得するための授業だ!、もうすでに何人かは使えるらしいが、まぁ、それでも、ちゃんとやれよ、以上」

そう言ってマグナ先生は、クラスを出ていった。

「よし、訓練場に行こうぜ」

シンリーが言うと

「行こう!」

カインがワクワクしながら言った。

そうして、カインとシスナを連れて訓練場に一同は行った。

その頃リウィスは、立ちあがって歩きだした。

「眠いよー!」

とても眠そうにしながら、訓練場に向かった。





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