魔人戦
「そこだー、いけーー」
魔人が現れて軍の兵士達は一斉に突っ込みに行った。
しかし魔人は、怯まないで攻撃の準備をした。
「愚かなラーゼル王国の人間どもめ、裁きの時だー!」
魔人が言葉を発した。
その瞬間、魔人が攻撃を放った。
「うわぁーーー」
何人もの兵士が魔人の魔法攻撃により吹き飛ばされた。
「ふぅ、ここまでこの国の兵士は、弱いのか!」
魔人が次の攻撃を打とうとした瞬間に。
「火炎剣技・カグヅチ」
その瞬間、魔人の右手が切り落とした。
「何者だ!」
魔人がとても怒りながら言った。
「こちらの兵士を散々いたぶってくれたな」
魔人の後ろから現れたのは。
「やっと、きたか」
騎士団長がホッとした顔で見た。
「後は、俺がやる」
魔人の後ろから現れたのは、リウィスだった。
「貴様、よくもやってくれたな!」
魔人が、リウィスの方を向いて言った。
「あー、そうですか」
リウィスは、冷たい目で魔人を睨んだ。
「貴様は、生きては帰さん、まぁ、どちみち誰も生きては帰さんがな」
魔人は怒りながらも、少しニヤついて言ってきた。
「その言葉、そっくりそのまま帰すよ、魔人さん、いや隣国の兵士さんと言った方がいいかな?」
リウィスが冷たい視線を送りながら言った。
「くっ・・・」
魔人は、言葉を無くした。
「さて、行くぞ」
リウィスが剣を構えた。
「ふっ、貴様がどれほどだとしても俺はお前らを滅ぼすことが使命、私は王の駒だ!、お前らを絶対に滅ぼして見せる!」
魔人がそう言って魔法を打とうとした。
その瞬間
「滅人剣技・奥義・
リウィスが剣技を放った。
「くっ、エターナル・バリア」
魔人がバリアをはって、爆発が起きて煙が出た。
その瞬間、魔人が目をつぶった。
「どこた、あいつは!」
魔人が、目の前にいたリウィスを見失った。
「終わりだ、滅人剣技、
リウィスが魔人の頭上から魔人の胴体を斬りつけた。
「うわぁーーー」
そして、魔人が倒れた。
「こんな、小僧にやられるとはな、俺も落ちたもんだ」
魔人が、最後に言葉を発すと。
「討伐完了!」
リウィスがそう言うと。
兵士達がリウィスの方を見た。
「うおーーー」
兵士達は、生き延びたことに喜び叫んだ。
「勝ったぞーー」
騎士団長がそう言うと。
「我らの勝ちだーー」
兵士の皆は、ラーゼル王国の旗を掲げた。
「よくやった、リウィス」
騎士団長がリウィスに言葉をかけた。
「当たり前のことをしたまでです」
リウィスが疲れた表情で言った。
「もう、帰るのか?」
騎士団長がリウィスに聞いた。
「えぇ、俺の任務は、これで終わりです、では、また…」
リウィスが歩いて戻っていった。
「まだ、あの目は変わんないんだな」
騎士団長は、心配そうにリウィスの後ろ姿を見送った。
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