伝説の魔剣技

「はあーー!」

リウィスが凄いスピードでバルガムートを切りつけた。

「グルルルルルルルル・・」

しかし、バルガムートはその硬い鱗のせいで全くダメージを受けていない。

それも、刃一つも通さないほどの鱗だった。

「どうすんだよ、こいつ」

シンリーが怯えながら言った。

「私達も行こう」

ティナが皆を元気づけた。

しかし、皆は怯えていた。

「しかし、自分達には、何が出来るのでしょう」

マルスがそのバルガムートの迫力に圧倒されながら言った。

「でも、リウィス君の攻撃も効いてないんだよ、だったら、私達の攻撃も効かないんじゃ」

セシルが言ってきた。

「でも・・・」

ティナが皆の言葉に困っていた。

その瞬間

「グアアアアアアアア・・・」

ティナ達がバルガムートの方を見ると。

「やっとか」

リウィスが切りつけるのをやめて地面に降りてきて突然地面に手をつき。

「吹き飛べ、炎のレッドソニック

リウィスが言葉を発した瞬間地面からとてつもなく速いスピードの炎の刃がバルガムートの鱗を吹き飛ばした。

「グアアアアア・・・」

バルガムートが弱ってきたのを見たリウィスが。

「ここだ」

リウィスが剣を出して手を剣につけた。

「ドライブ、オン!」

リウィスがそう言って剣から手を離すと。

「なんだあれ」

シンリーが皆に聞いた

「なにあれ、見た事ない」

ティナがリウィスとの次元の違いを感じた。

「これで、決める」

リウィスが剣を構えた。

そして、次の瞬間。

「はあーーー」

リウィスの剣がバルガムートの肌を斬ったその瞬間バルガムートが。

「こんな、小僧にやられるとはな」

やられた瞬間バルガムートが喋ったのだ。

「討伐完了!」

リウィスがそういうと。

「リウィス君、さっきの剣技はなに?」

ティナが動揺しながら聞いてきた。

「まぁ、なんだ、魔法を剣に付与して剣の特有のスキルを使っただけだ、いまんとこ、ラーゼル王国の学園では俺しか使えないが」

リウィスがいつもの目に戻って言った。

「俺達にも使えるようになるのか?」と、シンリーが聞いてきた。

「鍛錬すればな」

リウィスが戻ろうとしながら言った。

「戻るの?」

ルリが聞いてきた。

「まぁ、大体終わってきたしな、俺の出番はもう終わりだから帰るかな」

リウィスが歩きながら言ってきた。

「そうですね、だったら私達も帰りましょう!」

セシルが言った。

「じゃあ、帰ろう」

ティナ達が、帰ろうとした。

その瞬間、リウィスが

「はい、えっ・・・」

リウィスが通信機で話してたら。

「お前らは、もう帰れ」

リウィスがまた冷たい目に戻った。

「どうしたの」

リウィスの冷たい目をした瞬間にティナが聞いた。

「魔人がでた・・」

リウィスが冷たい目で言った。

「えっ、それって伝説上の者では」

マルスが動揺しながら言った。

「いや、いる過去に2匹ほど倒したから」

リウィスがそう言った。

「えっ・・・・」

マルスが絶句した

「それじゃあ、お前らは帰れよ、じゃなきゃ死ぬぞ」

リウィスが冷たい表情で言った。

「わかった」

ティナ達がリウィスの冷たい目に怯えながら言った。

「じゃあ」

そう言うとリウィスは、走って行ってしまった。

「早く、帰ろう」

ティナがそう言うと

「そう・・・だな」

シンリーが言った

「よし、帰ろう」

ルリが言うと走って皆で軍人の後ろを通って走った。





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