強さとは
10分がたちリウィスが本命の剣を持ち訓練場に来た。
「ティナー、頑張れ」
「勝てば、将来安定だぞー」
周りの声援がティナに集中した。
「はぁー」
リウィスは、予想通りの結果にため息をついた。
「リウィス君、何割の力でやりますか?」
ティナが聞いてきた。
「まぁ、最初は3割で危なくなったら8割ぐらいかなー」
リウィスが答えると。
「本気でお願いします!」
ティナが自信満々に言ってきた。
「だがなー、俺は軍人だから本気はー」
リウィスがそう言うと。
「いえ、これだけの声援に答えたいので、本気でお願いします、リウィス君!」
ティナは覚悟を決めた表情で言ってきた。
「わかった、じゃあ」
リウィスは答えると剣を二本出し構えた。
「・・・」
そして、クラスの皆は沈黙した。
「どうした?」
リウィスは、不思議そうに皆に聞いた。
「えっ、二刀流・・・」
クラスの皆が黙ろうとした瞬間マルスとシンリーが。
「リウィス!、二刀流はあかんと思う」
シンリーが言った。
「リウィス君、本気でも片手剣のほうが良いと思います」
マルスに言われた。
「わかった、じゃあ片手剣で」
リウィスはあっさりと、片手剣にした。
「じゃあ、準備はいい?」
リウィスがティナに聞いた。
「いいですよ!」
ティナがに即答してきた。
「それでは、始め!」
カイル教官が言った。
「一気にしとめる」
リウィスは剣に魔力を込めた。
「こちらも」
ティナも魔力を込めた。
そして剣がぶつかった瞬間に。
「あれ?」
リウィスとティナの剣が当たってすぐティナの剣が飛んでいった。
「勝負あり、勝者リウィス」
カイル教官が言った。
「マジか」
「なんだ今の」
クラスの皆は悔しそうに言った。
「リウィス君、何個の種類の技の魔力を込めたたの?私は、鋭利化と斬剣なのに」
ティナが聞いてきた。
「えっ、俺も普通に鋭利化と斬剣、それと強靭化と強靭破壊と狂化だけだよ」
リウィスが、サラッと言うと。
「それは普通じゃない!」、クラスの皆から言われた 。
その瞬間
「リウィス君ーー」
学園長が来た。
「どうしたのですか?」
リウィスが何事かと思い聞いた。
「はぁ、はぁ、大変よラーゼル王国の国境付近で魔物がいるのよ、軍がリウィス君がいないと太刀打ちできないと判断して、いまさっき、連絡がきたの!」
学園長が言ってきた。
「分かりました、すぐ準備していきます」
リウィスが走って訓練場を出た。
「学園長!、私達にも戦わせて下さい!」
クラスの皆が言った。
「ダメよ、今回はレートがCからAのレートの魔物だから学生達には危険だから行かせられないのよ」
学園長が言った。
「でも、リウィス君が…」
クラスの皆が懸命に頼んだ。
「これは、危険なことだからダメよ」
学園長は良しとは言わなかった。
「お願いします!」
クラスの皆が頭を下げた。
「わかった、ただし5人だけよ」
学園長は言った。
「分かりました」
クラスの皆は納得した。
「それでは、いまから言う人はすぐに準備をして向かうように1人目ティナ・ウォルス、2人目マルス・ライリー、3人目シンリー・レウス、4人目ルリ・エミリオン、5人目セシル・アーバンの5人でいきなさい、あなた達はリウィス君の指導を受けているから大丈夫よ、信じてるわ!」
学園長が心配そうに言った。
「大丈夫です、生きて帰ってきます」
ティナ達が言った。
「行くよ」
ティナが言った瞬間。
「おう!」
5人で掛け声をして準備し校舎をでた。
そのころ、リウィスは戦場にいた。
「リウィス、そっちいったぞ」
騎士団長がリウィスと共に最前線で戦っていた。
後ろには騎士団が戦っていた。
「いくぞーー、突っ込めーー」
騎士団長が大きな声を上げ戦っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます