最強の剣士とは

授業が始まり剣士の極意を勉強することになった。

「こんなこと、意味あるか?」

リウィスは座学が特に嫌いだったのでやる気が全く起きなかった。

「それでは、ここリウィス君わかるかな?」

マグナ先生が第一の極意を聞いきた。

「剣士は戦場にでたら一番最初に敵と戦い命を落としやすく魔獣などの外適から町を守ることが義務付けられしかもいまラーゼル王国は周りの国から目をつけられているので最近では少数の人員で派遣や任務を任されることが多いでいいですか?」

リウィスは当たり前のことを言ったつもりだった。

「正解だけど」

マグナ先生はびっくりしクラスの生徒は驚いた。

「どうして、そこまで分かるの、しかも、それ本当に?」

ティナが聞いきた。

「そうだけど」

リウィスは当然のように答えた。

「えっ、それじゃあ剣士はみんな最前線で戦うの?」

ティナやクラスの生徒は、戸惑った。

「いや、最前線はS班の人と騎士団の人達だよ」

リウィスは当然のことを言った。

「リウィス、もういいだろ?」

マグナ先生は困りながら言ってきた。

「本当のことじゃないですか」

リウィスは不思議に思いながら言った。

「リウィス、お前教科書読んだか?」

マグナ先生は聞いてきた。

「いや、ちらっと見たら省略されていて、あまりにも当然のことしか書いてないから机の中にあります」

リウィスは軍の人間だから教科書より詳しい情報を知っているので見る価値が無いと判断したのだ。

「そうか、まぁ、お前なら仕方ない」

マグナ先生はため息をついて言った。

「なんで」

「えっ、リウィス君って何者?」

クラスの生徒達は動揺した。

「ちょっと、トイレに行ってきます」

リウィスは逃げようとした。

「リウィス、お前の実態を明かすいい機会じゃないか?」

マグナ先生はにこにこしながら聞いてきた。

「なぜ?、言ったら、うるさくなるし面倒だからイヤです」

リウィスは即答した。

「いや、友達を作るなら、まずはお前のことを知ってもらうことが重要だ!」

マグナ先生は楽しそうに話した。

「今日は、帰ります」

リウィスはめんどくさくなってきたので帰ろうとした。

「いいわ、このクラスにだけ話しましょう」

突然クラスに誰かが入ってきた。

「えっ、シャルル学園長!」

マグナ先生と生徒達は驚いた。

「この話しは口外禁止よ、言ったら処分を出さないといけないのよ」

シャルル学園長は言った。

「わかりました」

クラスの生徒達は同意した。

「それでは話すわ」

シャルル学園長は座って話しをしようとした。

「ちょっと待った」

リウィスは困った表情で言った。

「なんでよ〜」

学園長とマグナ先生とクラスの生徒達は言った。

「俺は同意してませんよ」

リウィスは困りながら言った。

「これも、軍の命令よ」

シャルル学園長は言った。

「それでも・・・」

リウィスがその先のことを言おうとしたらシャルル学園長は。

「軍の命令よ」

とてつもなく冷徹な目でシャルル学園長に見られ。

「わかりました」

リウィスは怖くなり承諾した。

「それでは話すわ、リウィス君は現在ラーゼル王国最強の剣士でラーゼル王国にも四人しかいない剣聖の一人でS班の副団長よ、そしてこれは、口外禁止よ」

シャルル学園長はうれしそうに話した。

「えぇーーー」

クラスの生徒達は驚いた。

「これでリウィス君も友達が出来るでしょ」

シャルル学園長は言った。

「いや、逆に緊張されて友達どころじゃなくなりますよ」

リウィスは正論を言った。

「いいじゃない、君を知ってもらうことが大事よ」

シャルル学園長は負けじと言ってきた。

「まぁ、言ってしまったからもうしょうがないですけど」

リウィスは、もう疲れて言葉を出すこともめんどくさくなってきてしまった。

「すげぇ、最強の魔導剣士だぜ」

「このクラスにいるとかやばすぎだろ」

「リウィスの指導を受ければ俺達も最強のあのS班に入れるかもしれねぇぞ」

クラスの生徒達は驚きつつ喜んでいた

「リウィス君ってやっぱり凄かったんだね」

ティナはそう言ってきた。

「まぁ、そうなのかな」

リウィスは困りながらも答えた。

「それではリウィス君とみんな友達になってあげてね」

シャルル学園長はそう言って行ってしまった。

「リウィス君、俺に剣の指導をしてくれ」

「おれも」

「私も」

クラスの生徒達は言い寄ってきた。

「それは、嫌だ」

リウィスは即答した。

「なんでー」

「いいじゃん別に」

クラスの生徒達はどんどん言い寄ってきた。

「まぁ、友達になって仲良くなったらな」

リウィスは答えた。

「わかった」

「そうだよな」

クラスの生徒達は納得した。

「じゃあ、友達になってる俺はいいよな」

「自分も」

シンリーとマルスは言ってきた。

「わかった、シンリーとマルスはまず見てやるからもう授業しようぜ」

リウィスは、また困りながら言った。

「ありがとう」

「ありがとうございます」

シンリーとマルスは言った。

「じゃあ俺達も友達になったらよろしく」

ほかの生徒も言ってきた。

「わかった」

リウィスは、もう言葉を話すことが疲れてたので、もうこの会話を終わらせようとした。

「じゃあ席につけ」

マグナ先生が言うと。

「はーい」

席に生徒達はついた。

「それでは授業が潰れてしまったか、まぁ次は実技だ頑張れよ」

マグナ先生はそう言うと教室を出た。

「いこうぜリウィス!」

シンリーに言われ訓練場にいった。




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